
体脂肪を効率よく消費するための物質
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もこふく
2015年07月22日 22:51 visibility445
走っているのにやせない、運動してるのにやせない、あまり食べてないのに太ってしまうのは、食べているものに原因があるのかもしれません。ただ運動をしているだけでは効率が悪かったという目からうろこになる話を少し。
前回は、体に脂肪を溜めこませないビタミンということでビタミンB1、B2、B6を紹介しましたが、てっとり早く摂取するには「マルチビタミン」とか「ビタミンB群」などのサプリメントが楽ちんですよね。安いし。
ただし、ビタミンB2を含むサプリメントを摂取した後は、オシッコがびっくりするほど黄色になるので、尿検査がある人や、人前でオシッコをしなきゃいけない状況にある人はご注意ください。
栄養ドリンクを飲んだ後のオシッコは驚くほど黄色いですよね。
では今回は体脂肪を効率よく消費するための物質を紹介します。
ドゥルルルルルルーーーー ダン!
ビタミンA、C、E
ビタミンB1、B2、B6、B12
ナイアシン
パントテン酸
葉酸
ビオチン
L-カルニチン
α-リポ酸
コエンサイムQ10
ガルシニア
カプサイシン
DHA、EPA
L-オルニチン
タウリン
緑茶カテキン
ハアハア・・・多すぎる。これでも一部なんです。
今回はこれらの説明をダラダラとしていくだけなのでゴメンなさい。
長くて見たくないって方は、次回「脂肪燃焼のメカニズム」でこれらの物質がどう絡んでくるのかを説明しますので、どうか次回また見に来てください。
ビタミンA:脂肪細胞が増えるのを抑制します。不足すると筋肉が霜降り状態になります。
ビタミンC:体内のあらゆる代謝に関わり、コラーゲンの合成、脂肪酸のエネルギー化、脂肪の消化・吸収のための胆汁酸作り、さらに数え切れないほど多くの体内の働きに必要です。
ビタミンE:食欲と体脂肪の蓄積を抑えるホルモン、レプチンを増やす働きがあります。
ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸はビタミンB群と呼ばれるもので、前回説明したように摂取した糖質や脂質を燃焼させる働きがあります。ビタミンB群はチームで働くため、どれかだけを飛びぬけてたくさん摂取しても、どれかが極端に欠けていてもうまく働きません。バランスよく摂取しなければならないのです。脂質をたくさん食べたからといってビタミンB2だけたくさん摂取するというのではなく、ビタミンB2が欠けないようバランスよく摂取していればいいのです。
L-カルニチン:L-カルニチンは羊肉や牛肉の赤味に含まれる成分です。脂肪酸がエネルギーとして燃焼されるには、クエン酸回路に運ばれる必要がありますが、L-カルニチンはこの運搬役を果たします。L-カルニチンは脂肪を筋肉に運搬できる唯一の成分です。直接的に脂肪燃焼に作用するわけではありませんが脂肪燃焼をサポートしてくれる効果的な成分です。体内のL-カルニチンは、年齢とともに減少していくので食材から摂取しておきたい栄養素です。
α-リポ酸:α-リポ酸は、酵素の働きを助ける補酵素の一種です。α-リポ酸はほうれん草やトマトなどにわずかながら含まれますが、食事からは補いにくい成分です。α-リポ酸はクエン酸回路で、脂肪酸やブドウ糖の代謝を促して、エネルギー産生を助けます。
コエンザイムQ10:コエンサイムQ10は体内のあらゆる箇所に存在する重要な補酵素ですが、加齢とともに減少します。コエンサイムQ10は食品では魚や肉、ブロッコリーなどにわずかながら含まれますが、食事からは補いにくい成分です。コエンサイムQ10はクエン酸回路の最終段階で、脂肪酸やブドウ糖がエネルギーへ変換されるのを助けます。
ガルシニア:ガルシニアは東南アジアで古くからスパイスや薬草として利用されてきた果実です。ガルシニアの果皮に含まれる有効成分HCA(ヒドロキシクエン酸)は、体内の余分なエネルギーを脂肪に合成する酵素の作用を阻害することから、結果的にクエン酸回路で余ったエネルギーが脂肪酸として再合成されるのを防ぎます。
カプサイシン:カプサイシンはトウガラシの辛み成分です。カプサイシンは交感神経を刺激することで、脂肪分解を促すホルモンであるノルアドレナリンやアドレナリンの分泌を促進します。分泌されたノルアドレナリンなどが、脂肪細胞に蓄積された脂肪を脂肪酸に分解するよう促して、エネルギーとして利用しやすくします。
DHA、EPA:青魚に含まれているってやつですね。DHA・EPAはカプサイシンと同じ作用で脂肪燃焼に効果があるといわれています。DHA・EPAはn-3系脂肪酸に分類される脂質で、ダイエット効果のほかに美容やアンチエイジング効果も高いので積極的に摂取していきたい油になります。
L-オルニチン:L-オルニチンはシジミなどに含まれるアミノ酸の一種です。L-オルニチンは脂肪分解を促す成長ホルモンの分泌を促進します。
タウリン:タウリンは脂肪細胞に働きかけて燃焼を促す効果があります。代謝の要でもある肝機能を高めるので、代謝をスムーズにするためにも大切な栄養素です。また、脂肪肝の予防にも効果的です。
イカ、エビ、牡蠣、タコなどの魚介類に豊富に含まれている成分です。
緑茶カテキン:緑茶カテキンは緑茶に含まれる渋みの主成分で、抗酸化力が高いことで知られるポリフェノールの一種です。緑茶カテキンは脂肪分解促進ホルモン(ノルアドレナリン、アドレナリン)の働きを持続させることで、白色脂肪細胞の分解をサポートする働きが期待できます。
なんか、テレショップでよく見る商品に含まれている聞いたことがある成分ばかりですね(笑)
では、また次回、「脂肪燃焼のメカニズム」でとても参考になる話をしますので是非見に来てください。
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- 事務局に通報しました。
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