
一足早いクリスマスプレゼント
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atletico_tokyo
2008年12月24日 09:19 visibility105

天皇杯準々決勝。この日の対戦相手は清水。今年はとにかく清水に勝てなかった。なので、正直、知り合いの清水のサポーターからは「わざわざ負け試合を見にいくの?」とまで言 われていたけど、内心、カチンと来ていたのは事実。緑も最後の最後にウチに勝ってJ2に行ったので、ウチもここは意地を見せて勝ちたいところ。

クリスマス前の天皇杯の試合ではお約束となったサンタ帽での参戦。去年は熊本だったので、それほど人数も多くなかったけど、今年はけっこうたくさんのサンタがスタジアムに。

いよいよ試合開始。この日の東京はカボレ、赤嶺の2トップに鈴木達也、羽生、梶山、今野の中盤、徳永、佐原、茂庭、長友の最終ラインというほぼベストメンバーです。

立 ち上がりこそ一進一退のプレーが続きますが、徐々に清水にペースを握られてしまいます。特に主審の高山が流し気味の判定が多く、段々と当たりが激しくなっ てきたところで、佐原が痛恨のイエロー。この日の高山は流して後からロールバックのイエローが多く、イライラも募ります。そんな中、セットプレーから佐原 が痛恨のハンド。いや、こちら側から見ていたら、「あ!」って言う感じで。PKにはなりましたが、あれは黄色がもう1枚出てもおかしくない(つまり退場) シーンだっただけに、PKだけで助かったなぁ、というのが個人的な印象。
PKを決めたのは高木ですが、決めた後、なんか東京のゴール裏に向かって 手を挙げてなんか言っていました。「なんだこいつ!」って言う感じでマジギレモード。その後は、高木がボールを持つ度にブーイング。挙げ句の果てには後半 開始早々に、「高木は移籍!」コールで挑発しました。それにしても頭に来る奴の態度でした。
前半終了時の内容では・・・正直、またしてもクリスマス前に終戦か、と思ってしまう感じでした。

後 半にはいると監督の檄が飛んだのか、開始早々から東京がガンガンと攻めてきます。けっこう鋭い攻撃などもあり、得点の予感のする時間帯が続きます。そし て、達也がペナルティエリアで倒され・・・なんとPK。いや、ぶっちゃけ、このPKはプレゼントに近い感じの判定。もっとも、前半終了直前に羽生が倒され たシーンも微妙(判定はノーファール)だったので、ここで帳尻あわせしたかな。そこを赤嶺がしっかり決めて同点に。試合は振り出しに。それにしても、この PKは正直、心臓バクバクでした・・・なにしろ、東京ってPKの成功率がなんか低い印象が(苦笑)。

さらにその後、今度は長友から鈴木達也が落としたところを赤嶺が決めて2-1と逆転!この瞬間は押せ押せだったこともあり、興奮して涙が出そうでした。あたりかわまず、ハイタッチでゴールを喜びます。赤嶺らしい体を張ったゴールでした。
そ の直後にカボレが足を痛めて急遽、祐介に交代。この頃からちょっとバランスが崩れてきた感じもまだまだ東京ペース。中盤でボールを拾えるようになったのが 大きいですね。その後、今度は達也が足を痛めて引きずるような仕草。エメルソンを準備しますが、そのあと、達也はプレーを続けてエメルソンの出場はお預 け。そして達也に変わって出てきたのが藤山。そのまま達也の位置に。前からボールを拾うという意識が交代に表れていた感じでした。さすがの清水もかなりの 猛攻を仕掛けますが、東京の体を張ったプレーでなんとか凌いで、最後は時間稼ぎ要員で平山を入れて逃げ切りを図ります。そしてロスタイム4分も凌い で・・・

清水相手に2-1で勝利・・・なんと東京ガス時代以来の準決勝進出を決めました。
ゴール裏はお祭り騒ぎというか嬉しさにあふれているそんな感じでした。
今日の試合はレフリーの高山はすごく微妙な判定も多く、特に東京には厳しめの判定が多かったように思います。カードの基準も清水は反則が少ないという先入観があったのか、東京には厳しい感じのも多かったです。

選手達にはサポーターが勝利を祈念して折った折り鶴が手渡されていました。

さらにゴール裏に集まったサポーターから投げ込まれたサンタ帽をかぶって、みんなでクリスマス!なんだかこういうサポーターと選手との一体感がこの日の勝利を生んだような気がします。城福監督もすごく嬉しそうでした。
なにより、サポーターのカズで清水を圧倒・・・サポーターの気持ちの勝利でもありますね。

この日のヒーローはやっぱりこの人。赤嶺ですね。神戸への移籍の噂も取りざたされていますが、やっぱり東京には必要な選手。ぜひ、赤嶺東京!コールに応えて来年も一緒に、そして来年、ACL戦いたいです。
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