
水戸vs湘南@Ksスタ☆レポ・最終編
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sweet
2014年05月05日 14:54 visibility608
地震に雨と
生憎な1日でしたが
今日は立夏!!そしてこどもの日~☆
ということで、仕事前に
父上&母上&妹&甥っ子&姪っ子とランチに出掛けてきました。
あまり時間がないですが明日はもう栃木戦なので仕事前に水戸戦のレポを書き上げておきたいと思います。
☆☆☆
水戸戦、キックオフ時の写真の次にデジカメに入っていたのは
前半が終了してハーフタイムに入ったときのこの写真でした。
写真1枚すら撮る余裕を与えてくれ無かった前半
☆☆☆
クリアボールが全部マイボールに繋がる、
気持ち良いほどに縦に縦にボールが進んでいく
秋元選手のゴールキックから10秒とかからず相手のゴールに襲いかかることも出来る
雨の開幕山形戦を除けば
今季これまでのほぼ全ての試合で
圧倒的な攻撃スタイルで魅了させてくれていた湘南の選手たちのサッカーが
横浜FC戦そして京都戦あたりから、
なりをひそめていました。
・・・
「湘南が勝ってるのはたまたまなんじゃ?」
「うちが対戦して勝って見せる」
対戦相手の試合前の選手コメントを見ると
そのコメントの隙間から
そうしたニュアンスが伝わってきたこともありました。
とにかく
特に湘南対策を意識せずに自分たちのスタイルを貫いて向かってきてくれたチームとの対戦はあまり苦戦を強いられていませんでした。
しかし
連勝を重ねていく湘南に
ほんとに湘南強いんじゃないか・・・?
と警戒心を持たれ始めたのが
この数試合ではないかなと思います。
「対湘南」
自分たちのスタイルを変えてでも湘南対策を練りに練って向かってくるチームも出てくるように。
湘南はそれによる相手のプレッシャーから
クリアボールがタッチラインを割ってしまう回数も増えたし
良さを消してくる相手の徹底した守備に
パスミスもここ数試合増えていました。
今回対戦した水戸さんのサッカーは
特別に湘南を意識したものでなく、
いつもの水戸さんスタイルを貫いていたと思います。
しかし
GW連戦、中3日の試合、暑さ
それらの条件は同じでも
湘南には
さらにアウェーという苦しい状況が重なりました。
この日は本当に何もしなくて立っているだけでも汗ばむほどの暑さで
屋外での暑さなら
わりと得意なつもりな自分でも
試合前に自販機でレッドブルを飲み干してから応援に挑んだほどでした。
(そうしないと試合中の体力が持たない不安がしたほど、暑さで体力を奪われていました)
とにかく
ここ数試合、内容を反省するゲームが続いていたのですが
そうした状況も重なってそれが濃縮されたような試合運びとなったのが今回の試合でした。
前半は写真1枚すら記録に残せておけなかったほど本当に
苦しめられました。
それでも秋元選手の片手1本でのビッグセーブを中心に
相手ボールになってしまおうとなんであろうと
全員でクリアすべきところをクリアし
綱渡り状態であろうとなんであろうと
相手のショータイムだったといってもいい前半を
結果としてはゼロで
つまり
結果だけみれば何もさせていない状態で終わらせたことも大きかったように思います。
いつも1点や2点ゴールの歓喜を味わって
ワイワイとハーフタイムを過ごしていた湘南サポーターもほとんどが無言状態でした(笑)
阪神球場さながら
水戸サポーターさんたちが後半キックオフに向けて、スティック風船を膨らませているその音だけが響いていた静かなハーフタイムの湘南ゴール裏。
控え選手たちのアップを見ながら
「今日も島村選手だけもう上下ユニ姿だね(笑)♪」ってYOUさんと笑ってしまいました。
その島村選手ら控えメンバーのアップがまだ始まった早々
作戦ボードを持ったコーチさんが島村選手を呼び
島村選手がシンガードを持ってロッカールームに。
☆☆☆
やはり
島村選手、後半頭からの出場となりました。
いつもは長袖を腕の途中あたりまで捲っている島村選手でも半袖だったほどのこの日の暑さ(笑)
菊池大介選手との交代で
三竿選手が1列前に行き、三竿選手のポジションに島村選手
水戸さんも
小澤司くんから小谷野顕治選手に交代して後半へ
☆☆☆
この日の主審は窪田さん。
☆☆☆
後半22分
今回も前線から猛チェイスして奮闘してくれた1人、岡田選手がベンチに下がり
湘南で
また新たな選手が1歩を踏み出しました。
大卒ルーキー石川選手、
Jリーグデビュー!!
難しい状況でのデビューとなりましたが
石川選手に何かアドバイスを与えてくれていたのが永木キャプテン
4年前は自分もまだ大卒ルーキーだったその永木キャプテンが
もうこうしてチームを引っ張る立場になり
ルーキーにアドバイスを与えている光景は別の意味でも感慨深いものがあります♪
☆☆☆
永木キャプテンが岡田選手のポジションに上がって
石川選手は本職のボランチでのデビュー。
石川選手がんばれっ
p(^-^)q
☆☆☆
後半27分
水戸さんは鈴木隆行選手を下げて鈴木雄斗選手を投入
前半で小澤司くんがベンチに下がり、ここで鈴木隆行選手も下がって
すこし守備の負担が減ったのもあったかもしれませんが
スタミナもありサイド攻撃が
活きるようになってきた湘南は
後半34分
石川選手→チャミと繋いでチャミのクロスから武富選手
ボレーシュートが
ついについに水戸の開かずの扉を撃ち破りました
(σ≧▽≦)σ
あのときの感動を
なんとか文字で表現したいのですが
出来ません(笑)
回りにいた全員とハイタッチ!!(爆)
コバショー選手に捧げる武富選手の「5(ご)~る」パフォーマンス見逃しちゃった・・・と思ったら禁止されて出来なかったみたい
(^^;
苦しい展開が続いた内容だったから
もう嬉しくてたまらなくて。
何回勝っても何回決まっても
ゴールの瞬間の感動は毎回たまりませんが
このときのゴールの興奮は1日経っても、2晩寝た今日になってもまだ冷めません(笑)
最後まで引き締めて行くぞ!!
そう誓った湘南サポーターは
今季いちばんの「いつでも~どこでも~ともにたたかうっ!!」をスタジアムに響き渡る大声で。
☆☆☆
武富選手のゴールから2分後の後半36分
武富選手のゴールをアシストしたチャミから藤田選手に交代
その1分前に水戸さんも
船谷くんから島田祐輝選手に交代していたので
これで両チーム共に交代枠を使いきりました。
あと10分
誰も怪我しませんように、勝てますように!!
祈りながらの応援でした。
☆☆☆
アディショナルタイムは何分が示されたのか気づけませんでした。
でも水戸さんのGK本間さんがセットプレーで向こうに上がっていったのをみて
残り時間がもう殆どないことがわかりました。
セットプレー参加から戻ってくる本間さん
☆☆☆
そして
試合終了!!
終わった瞬間にこんなに拳を握りしめた試合は今季初めてだったでしょう。
戦い抜いた選手たち。
質などはともかく
お互いに観客の胸をうつ戦いぶり!
☆☆☆
ここ数試合はチョウさんや選手たちと同じように
「勝ったけど内容が…」
と勝利をシビアに受け止めていた湘南サポーターも
この日は
ただただ心の底から純粋に喜びを噛み締めるだけ。
あれだけ走ってなお
試合終盤にもダッシュをかけて攻撃に向かってきた選手の姿
1点差のプレッシャーにも乱すことなく確実なプレーを心掛けて
安全な場所に球を動かしてくれた守備陣の精神力
こうしたチームの応援をさせてもらっていることを誇りに思いました。
スタミナも
目の前の勝利に対するハングリーさも
水戸さんとほとんど変わらなかったと思います。
綱の上でどっちに転ぶかほんとにユラユラユラユラしていた状態のなかで
勝利できた要因は
相手の一瞬の隙を突けたことにつきると私は思います。
つまり湘南の選手たちが一瞬も緩まず戦ってくれたから。
勝利に対するこだわりが相手より勝っていたのだと思います。
ぐったりした選手たち
戦い抜いた選手たちに
「ありがとー!!」の声だけが飛びました(笑)
出来るなら1週間くらいのオフをあげてほしいくらいの戦いでした。
こんな試合のあとで
中2日で試合があるという無情さ・・・
なのに
可哀想だなと思いつつも
極限状態のなかでどんな戦いを見せてくれるんだろう♪と逆にこの状況を楽しみに思ってしまっているのも事実
もちろん
選手たちだけを戦わせるつもりはありません。
☆☆☆
相変わらず
負け試合のあとにしか見えない湘南選手たちの表情(笑)
笑顔が見られるのはダンスの最中
もしくはダンスを躍り終えた一瞬だけです(笑)
躍り終わったあと顔をくしゃくしゃにして笑顔を見せてくれたチャミ。うれしかったです♪
武富チャントを歌われた武富選手も
ユニをぺろっと捲ってアンダーシャツに描いた背番号「5」をサポーターに向かって見せてくれました。
チョウさんはこの勝利を
一致団結して最後まで「愚直に戦った」結果だと話されていましたが
本当にそう思います。
厳しかったけど
不格好でも相手をゼロに抑えた前半
少ないチャンスのなかでもバーに弾かれてもめげずに狙ったシュート
勝利に向けた「布石」を打ってくれたのは
キックオフから
愚直にやるべきことをやりつづけた選手たちみんなだったと思います。
☆☆☆
その姿勢を貫けるのは昨年J1で
悔しい思いを味わってきたメンバーや
もう一度あのステージに立ちたいと思って湘南にきたメンバーばかりだからかもしれません。
選手みんなが大きな志を抱いて集まったチーム
そんな気がします。
私も
クラブの運営だとか
サポーターのマナーだとか
そんなものに振り回されるのではなく
もっと志の高い場所で
心からサッカーと向き合いたい!と思っていたときに出会えたのがこのチームでした。
☆☆☆
他のチームの選手たちが言ってくれているように
湘南がいま勝てているのは決めきる力があるから。
内容はよかったが点だけが決められなかった
そして降格してしまった昨年の苦い体験が、経験となっていまのチームを支えてくれているように思います。
スタイルの継続は出来ているし
決めきって勝つことも出来てきた。
その結果として首位にはいても
来季に向けて残された31試合のなかで
いまのサッカーの質をより深化させることが出来なければ
もし今のままで来季J1に戻っても
あそこでは勝たせてもらうことが出来ないというのをみんな身をもって知っています。
そして
それに対して
チーム任せでなく他人任せでなく
自分たち自身もいっしょに戦いにいくサポーター(水戸にも1000人駆けつけたそうです)がいっぱいいることも
湘南を応援していて本当に心強い部分でもあります。
あと31回あるチャンスのなかでどれだけ深化がはかれるか
湘南が目指さなければいけない目的地を忘れることなく全員で戦い抜きたい
そう思わせてくれた水戸さんとの対戦でした。
☆☆☆
勝利のダンスが終わったあとも大にぎわいだった湘南の応援席
今回のやり残し事項があったとすると
それは
試合前に練習した三竿選手のチャントを歌う隙がなくて歌えなかったこと(笑)!!!
試合後コアサポーターさん10人くらいで固まって
そのチャントを歌いまくっていて笑ってしまいました。
次こそは全員で歌えるかな!?
今夜は0時までお仕事なのでバタバタした感じで平塚に向かうことになりそうですが
楽しみに&気を引き締めて明日スタジアムに向かいたいと思います。
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