野球場の変化(7) 高知市営球場

  • Mr.black
    2014年12月25日 10:16 visibility1103

高知市の中心部からさほど離れていない高知市営球場。

球場の規格としては春野球場(西武が春季キャンプで利用する球場)の方が立派ですが、利便性では圧倒的に市営の方が勝ります。



実際、四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスも公式戦の多くを市営球場で開催しています。


ただ、長年の懸案事項がありました。それは照明が無かったこと。

これは何も市営球場に限らず、高知県内の硬式野球場にはどこにも照明がなかったのです。「野球王国」のひとつである高知県の球場に照明が全くないというのは初めて聞いた時には驚きの事実でした。


四国アイランドが創設されたのはちょうど近鉄が球団合併で消滅した時期。なので「近鉄に代わる情熱を注ぐべきもの」と考えました。そして「特定の球団を応援するのではなく、4球団を均一に応援したい」と当初は考えていました。

しかし「高知の球場に照明が無く、真夏でもデーゲームしか開催出来ない。それが夏場の観客動員の悪さに繋がり、球団が一時は消滅の危機を招いた」という報道を見て、「ならば高知を他球団よりも応援したい」と思うようになり、初のアイランド観戦は高知にしました。


そして「照明設置の嘆願書」にも署名。スタッフの方々に「ナイターが出来るようになればいいですね」と声掛けしました。


その悲願だった照明は2012年市営球場に設置されました。

(私の訪問は2008年2月と5月の2回)


その後再訪は出来ていませんが、ネットの動画などで見ることが叶いました。

ナイターの中でプレーする選手の姿を見ると、照明設置に奔走した方々のご苦労がしのばれました。


いつの日か現地でナイター観戦したい。これは個人的な宿題でもあります。




↑ これらはまだ照明が無かった訪問時の写真。2008年2月撮影。

現在は1本ポール式の照明塔が6基建てられています。

(照明の形は逆台形)

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