近鉄バッファローズ復刻ディ

  • Mr.black
    2011年08月18日 12:41 visibility1224

書くのが遅くなりましたが、お盆の13日(土曜日)に大阪ドームでオリックスー西武戦を観戦してきました。

この日は「近鉄バッファローズ復刻ディ」。1974年~1977年の間に着用された近鉄の二色帽と赤ユニが復活しました。


この後に採用された三色帽の方が使用期間が長く、世間一般での認知度も高いのですが、私にとっては思い入れのある二色帽の復活は嬉しかったです。

それまで弱小でバカにされていたチームが初めて後期優勝を遂げ、ようやく世間から認められた時のデザインだったからです。(当時パ・リーグは前後期2シーズン制。)

 

 

 


ところで、この左袖のマーク、ちょっと変ですね。故・岡本太郎氏の有名な猛牛マークをこの時期だけ変形させてあったのです。これはユニフォーム全体のデザインと関係しています。


この近鉄の赤ユニ、実は当時のMLBアトランタ・ブレーブスのビジターユニフォームをモチーフにしてあるのです。アトランタは青基調だったのですが、同じデザインで赤にしたのです。

そしてアトランタの左袖にはインディアンの羽根飾りをイメージしたマークが付けてあり、猛牛マークをそれと同じ形に無理やりはめ込んだデザインなのです。


岡本太郎氏がよく了承したもんだ、と思います。芸術家のプライドに関わる問題ですからね。でもやはりこの変形マークは短期間の使用ですぐに元の猛牛マークに戻されました。


アトランタ・ブレーブスの当時のデザインは王選手とホームラン競争するために来日した時のハンク・アーロン氏のユニフォーム姿でチェックできますのでご興味のある方は探してみてください。(丸投げ。苦笑)

 


独特なストッキング。坂口選手のように見える履き方をしてほしいものです。

なお、今回は赤のベルトを着用していますが、当時はベルトレスでした。この当時ベルトレスが流行っていたのです。


試合は残念ながら1-2で敗れてしまいましたが、懐かしい赤ユニが見られただけでも満足です。

 


当時の西本監督の背番号は68番。なのでこの番号には思わず反応してしまいました。

ちなみにこの選手は深江選手。独立リーグ明石レッドソルジャーズに居た選手です。頑張ってほしいものです。

(二色帽の時期は背中にネーム無し。)

 


大阪ドームに移転する前、日生と藤井寺時代のマスコットです。さて、何という名前でしょうか?


・・・・・知らない人が多いでしょうね。「バッファくん」というマンマな名前です。

こういうチープな部分が近鉄らしい。(苦笑)

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