コウノトリの郷 (こうのとりスタジアム)
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Mr.black
2012年04月04日 11:58 visibility3140
先日訪れたのは兵庫県豊岡市の「こうのとりスタジアム」でした。
(↑ 正面のこの三角屋根が印象的。なお、ここは事務所でスタンドへは左右にある階段を上って入ります。)
何故こういうネーミングになっているかと言うと日本で野生のコウノトリが最後に生息していたのがこの豊岡市だったからということです。
現在では人間が手を貸して保護し、何とか絶滅を免れているコウノトリ。JR豊岡駅の東、4~5kmほどの所にはコウノトリセンター(保護施設)があるようです。
せっかくだったので訪れてみたかったのですが、この日は休館日で果たせず。最近結婚された方、あるいは結婚後まだ子供がいない家庭にコウノトリさんが来てあげて欲しいと願っています。
野球場に話を戻すと上のような感じです。
両翼は90m、センター120m、旧式の規格ですね。外野の状態からみてグランドの拡張はしにくいと思われます。内野はクレー、外野は天然芝。オーソドックスなスタイルです。
照明は6基ありますが、やや規模が小さめ。照度は多少弱いかもしれません。
スコアボードは遠目なので確信はありませんが、おそらくはLEDだと思います。ボールカウントは現在のBSO方式。このボードだけが他に比べて綺麗だったのでおそらくは最近改修工事があったのでしょう。
昨今は磁気反転式からLEDに変わっている球場も多くなってきました。
LEDが省エネなことと、表示が見やすいからだと思います。個人的には視力があまり良くないので見やすいLED方式は助かります。
なお、このボードはセンター正面ではなく、右中間寄りにあります。
スタンドはバックネット裏が長イス。ベンチ横から芝生席です。このバックネットの支柱がたくさんあるのと、内野フェンスが高いので視界は悪いです。
一番視界が良かったのはベンチ上の最上段。ここだけが何も視界を遮らず良好な観戦状況です。
面白かったのはこの3塁側芝生席。
1塁側はゆるい傾斜で一面でしたが、こちらだけは段々になっていました。
なお、外野も芝生席でしたが、実質土手みたいな感じでした。(苦笑)
ブルペンはファールゾーンにあります。
この球場の欠点は2つ。
一つ目は場内のトイレが3塁側の外野寄りに1箇所しかないこと。1塁側に座ると3塁側~レフト手前まで歩かないといけません。
場外にも1箇所ありますが、こちらはライトまで行く必要があります。(遠い。)
もう一つは写真の自販機が2台とも壊れていたこと。このため、飲み物も手に入りませんでした。
一番近いコンビニでも坂を下って結構歩かないといけません。ここで観戦するには飲食物持参が必須です。(汗)
かつてはウェスタンリーグや関西独立リーグでも使用されていた「こうのとりスタジアム」。現在はほとんどがアマの試合のようです。この地域で一番いい施設のようなので廃れることなく存続してほしいと思います。
交通アクセスはJR山陰本線「豊岡駅」から南へ徒歩20分前後。坂を上った豊岡総合スポーツセンター内にあります。
<追記>
2013年から「NOMOベースボールクラブ」がここを本拠地にするようになりました。堺浜球場が閉鎖されたためです。
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- 事務局に通報しました。
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