兵庫県春季支部大会観戦
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Mr.black
2012年04月03日 13:23 visibility1316
昨日はお隣兵庫県の高校野球春季支部大会を観戦してきました。お隣とは言え兵庫県は大きな県。その一番北側、「但馬(たじま)支部大会」でしたので遠征と同じくらいの時間がかかりました。
試合会場は豊岡市の「こうのとりスタジアム」。ここまでたどり着くのに自宅から4時間以上かかりました。(汗)
なお、説明しますと兵庫県は大変広い県なので春や秋の大会はこんなふうに地区ごとに「支部大会」を行い、勝ち上がった学校で「県大会」を行うようです。
この日の対戦カード。
第一試合「和田山ー村岡戦」
第二試合「浜坂ー出石(いずし)戦」
第三試合「香住(かすみ)ー八鹿(ようか)戦」
まあこれらの学校を知っている方は地元の人以外はほとんどいらっしゃらないでしょう。
6校とも本当に普通の学校の野球部でした。
朝早起きしたもののなにぶん遠い場所なので到着した時は第一試合は既に終盤でした。
こちらは和田山高校。
黒(濃紺かも?)基調のシンプルなユニフォーム。胸には「WADAYAMA」とマークが入っています。
着いた時には5-0で和田山リード。さらに9回にダメ押しの1点が入り、6-0で勝利。こちらは喜ぶ和田山ベンチ。
敗れた村岡高校。
こちらもシンプルなユニ。胸には「MURAKO」と入っています。
シーズン始めということと、本職の審判が二人しかいなかったこと、そのせいもあってか判定や試合運営がどの試合でもやや「もたつき」が見られました。(本職は主審と2塁塁審だけ。後は手伝い係りの学校が提供した選手またはコーチが務めていました。)
この写真はボールカウントの確認。スリーボールかファーボールかで少々もめました。
守備側は村岡高校。
第二試合がこの日唯一最初から最後までちゃんと観戦出来た試合。「浜坂ー出石戦」。
こちらは浜坂高校。部員は僅か11人?
色は濃紺基調ですが、ユニフォームは報徳を意識したデザインですね。東洋大姫路にも似ていますが。
胸マークは「HAMAKO」。ユニは白っぽく写っていますが、実際には報徳のようなやや濃いめのアイボリーでした。
こちらは出石(いずし)高校。
出石は観光地として有名ですね。(出石そばでも有名。)
試合は中盤に得点を重ねた浜坂(守備側)が5-1で勝ち。
出石(攻撃側)は何度かあったチャンスを拙攻で逃して敗退しました。
出石高校のキャッチフレーズなのでしょうか?同じ言葉が入ったジャンパーを着ている人がスタンドにいました。
守備を終えてベンチに戻る出石高校。胸マークは「IZUSHI」。
第三試合は「香住ー八鹿戦」。
奥が香住(かすみ)。胸マークは「KASUMI」。この香住の沿線には有名な余部(あまるべ)鉄橋がありますね。カニでも有名。(←食べることばかり。苦笑)
こちらは八鹿(ようか)高校。胸には漢字で「県立八鹿」と入っています。
市立の場合は「市立〇〇」とか「〇〇市立」、という胸マークは時々ありますが、県立の場合こういう表示は珍しい気がします。
しかしながらこうやって見ると今回の学校はほとんど地味なユニフォームですね。兵庫大会ではあまり派手なユニフォームは見ません。大阪みたいに規制が厳しいのでしょうか?
↑ 八鹿の試合前のノックの様子。
この第三試合の途中でタイムオーバー。帰途につきました。
私が帰る時点で5-0でしたが、その後11-1の6回コールドで八鹿が勝ったようです。香住はピンチでワイルドピッチが3~4回くらいあり、それが全て失点に絡みました。無用の失点をしたのが致命傷。バッテリーに夏への大きな宿題が残りました。
↑ 試合前の挨拶にダッシュする出石高校。
全然縁もゆかりも無いこんな遠くまでやって来たのは「こうのとりスタジアム」を訪れてみたかったからですが、兵庫の北側「但馬地区」の野球がどんな様子かチェックしてみたかったこともあります。
見ていると出石以外の学校は野球部員が概ね10~18人程度。やはり生徒が少ないのでしょうね。過疎とは言えないまでも・・・・。
恵まれない環境の野球部。こういったものにも目を向けてみたいという野球馬鹿のプチ遠征記でした。
(なお、この支部大会は入場無料でした。)
球場その他についてはまた別途に。
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- 事務局に通報しました。
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