坊ちゃん決戦　その1　（四国リーグ1部）

しばらく休養しておりました。この間、皆さんの日記がほとんど読めておらず失礼しました。

そして時間にまだ余裕が無いので当分の間書く方ばかりの一方通行になってしまうかもしれません。あしからずご了承ください。（汗）

多少時間が経過してしまいましたがGW期間中の遠征報告をさせていただきます。GW前半は仕事で、後半にようやく休みが取れたので四国の松山へ出かけました。

 

今回は夜行バスにて松山へ到着。その後「坊ちゃんスタジアム」へ移動しました。

この日は四国六大学春季リーグ戦の最終節の最終日でした。

 

各地の大学リーグ戦は一部のリーグを除き通常は加盟6校で運営されています。しかしリーグ戦は概ね一日2試合。なので普通は一日の観戦では6校全てを見ることは出来ません。

 

ただ、この最終節は優勝とリーグ戦の順位が決まる大事な場面。それもあってか最終節のみ「坊ちゃん決戦」と銘打って一日3試合、6校勢揃いの日としてありました。

はるばる遠くからやって来た者にとってはありがたい措置でした。高松や徳島とは異なり、大阪から松山へは滅多に行けませんからね。

 

第一試合は「香川大ー高知大戦」。写真の攻撃側が香川大です。

白地にブルー基調のシンプルなユニフォーム。

胸のマークはローマ字の早稲田調で「KAGAWA」です。

 

香川大はほぼ毎年下位に低迷しています。直近である昨年の成績を調べると春に1部で6位。その後の入れ替え戦で2部優勝の徳島大に敗れて陥落。秋に2部で優勝し、今度は1部6位の徳島大と逆の立場で対決。見事リベンジして1部に昇格し、この春を迎えました。

このリーグの歴史を調べたところ、このパターンが多いようです。

つまり香川大と徳島大は1部昇格・残留を巡るライバル関係と言っていいでしょう。

 

（↑　守備：香川大。　攻撃：高知大。）

この日の試合でも香川大は高知大に苦戦。球場入りした時は既に高知大がリードしていました。その後も高知大が着実に加点。結果的に7－0で高知の7回コールド勝ち。

 

こちらは高知大。ユニフォームのデザインは昨年までの中日のものに似ていますね。

中日の前ユニフォームは大学界で人気があるのかもしれません。似たようなデザインを時々見かけます。

胸マークは左側に大きく「K」。その下に小さく「UNIV.」と入っています。番号は右わき腹にあります。

かつてはこの高知大がリーグの王者だった時期があったようです。最近は3～5位の間を行ったり来たりの様子で優勝争いに加わるところまではあまり行けていないようです。

ただ、今季は最終ギリギリで2位に浮上しました。復活の狼煙を上げることが出来るでしょうか？

 

第二試合は「鳴門教育大ー愛媛大戦」。奥のツートンユニが鳴門、手前のグレーユニが愛媛です。

 

鳴門のユニは結構派手で凝ったデザインでした。

濃紺のツートンで袖や脇、襟元からボタンラインなどを色違いにしてあります。（白か薄いグレー？）

胸マークは赤の筆記体で「Narukyo」。

なお、私のデジカメは小さくてズームのピントが甘いです。しっかりした写真はマイヤキューの「tsurubon」さんの日記をご覧ください。

 

こちらは愛媛大。

グレー地に濃紺基調のデザイン。胸マークは筆記体で「Ehime」。さらにその下にブロック体で小さく「UNIV.」と入っています。

面白いのは帽子です。本来は濃紺なのですが、レギュラーはほぼ全員色あせてグレーっぽくなっています。

控え選手・または下級生ほど紺の色がはっきりしていました。

たまたまだったのかもしれませんが、これはもしかしたらこの学校の伝統なのかも。（あるいはレギュラーのこだわりとか？）

なお、帽子のマークは胸マークと同じでした。

 

 

試合は接戦でしたが、終盤鳴門が突き放して4－1で勝利。

愛媛にはやや不運な面もありました。愛媛のいい当たりは野手の正面に飛び、逆に鳴門の打ち上げたフライは野手の間に落ちたりという場面もありましたので。

これで1勝1敗のタイになり、後日第3戦が行われることになりました。四国六大学の1部は勝ち点制です。

（2部はポイント制？　不明なので調べておきます。）

＜追記＞

その後の残った試合消化の中で鳴門教育大は香川大に敗れて1部最下位に転落。

2部優勝の徳島大との入れ替え戦を戦うことになりました。奇しくも今回は徳島勢同士の入れ替え戦。どちらもプライドが懸かった負けられない試合になることでしょう。

 

長くなりましたので第3試合は後日にさせていただきます。ひと休みひと休み。

というわけで昼食のご紹介。これは松山名物の駅弁、「醤油めし」です。

醤油の炊き込みご飯に野菜・卵・鶏肉入り。薄味で穏やかな風味でした。昨今のコンビニ弁当は味付けが濃くて油っぽく少々苦手です。こんな穏やかな味の方が個人的には好きです。

 

（↑　JR松山駅ホームの駅弁売り場。）

長いレポートになりそうですが、よろしければお付き合いください。