池があるので拡張不可能？　（的場池球場）

ハシゴ観戦2箇所目は的場池球場。北九州市八幡西区にあります。（桃園は東区。）

距離的に近いのは筑豊電鉄の「今池駅」ですが、結構歩かないといけないのと道が分かりにくいので実際のルートはJR「黒崎駅」のバスターミナル7番乗り場から75系統のバスに乗って「養福寺裏」停留所下車になります。

バス停からこの公園入口へ。ここから球場へは5～7分程度。

球場外壁は薄いピンクで塗装されていました。そして球場内部はブルー基調。明るい雰囲気です。

写真中央がチケット売り場。

両翼91ｍ、センター115ｍ、とかなり狭いグランドです。ただ、レフト後方は池があるので拡張は出来ないのでは？と思います。

ここも桃園と同じくグランドに芝生が無く、黒土と白土で内外野が区分されているだけです。他県ではあまり見かけないスタイルですが、福岡はこういうのが多いのでしょうか？

スタンドは内野が全てコンクリート階段席。クッションやシートが必需品です。

そしてフェンスが高く、最上段に行かないと視界が悪いです。これはファールゾーンが狭いための安全対策なのでしょう。そしてここには高い防球ネットがあります。スタンドが小さいのでこれも安全対策の一環だと思います。

なお、ベンチ横～外野は芝生席。

収容は資料によって5，000～6，000人とバラつきがあります。

照明塔は4基あり。やや小ぶりですが、一応ナイターが出来ます。

スコアボードは電光式。しかし得点表示しか出来ません。メンバー表示は一切なし。

カウントランプはBSO。

ブルペンは内野と外野の切れ目にありました。最近はこういうスタイルは少ないでしょうか？

コンビニが少し遠いので行く前に飲食物持参が必要です。（場外に飲料の自販機のみあり。）

不便だったのはトイレ。場外にしかないのでチケットの半券を持っていちいち外に出ないといけませんでした。

立地条件・球場の設備ともにマイナス面が多かったです。おそらく予選では1～2回戦程度の利用になると思われます。

ここもせめてバックネット裏だけでも長イスにしてほしいものです。コンクリート階段席はお尻が痛いですし、夏は暑く春先や晩秋は冷たいですからね。

いろいろ欠点も上げましたが、この球場があったお蔭でハシゴ観戦が出来たのは事実。そして小倉高校の試合も見られました。帰り際には感謝の気持ちでいっぱいでした。

なお、遠征記はまだ続きます。