残った「W」(関西学生リーグの続き)

  • Mr.black
    2015年10月14日 12:35 visibility513

関西学生リーグの第二試合は「近畿大ー関西学院戦」。

 

 

1塁側:近畿大(以下、「近大」)。

旧・関西六大学時代も含めて43回優勝を誇るリーグ屈指の強豪です。ただ、一時期に比べると圧倒的な強さは影をひそめています。

水色ユニに濃紺基調。胸にはエンジで「KINKI」。

ところでこの表記が英語圏だと不都合があるので2016年4月に学校全体が「KINDAI」表記になる予定です。

 

 

 

3塁側:関西学院(以下、「関学」)。

白ユニに濃紺縦じま。胸には「KWANSEI」。

関大は旧表記の「W」を消したのですが、関学は今でも残しています。出来れば関学にはこのままでいてほしいと思います。

ところで関学のユニは2種類あります。

もう一つはグレーユニ。マークは同じく「KWANSEI」。

二つを使い分ける基準があるのかどうかはあいにく知りません。ご存じの方がいらっしゃれば教えてください。

 

 

 

試合は4回表に関学が2点先制。しかしその裏すぐに近大が3点奪って逆転と、実力伯仲のシーソーゲームの様相を呈します。

 

 

 

 

近大は途中から投手を次々代えて何とか1点差で逃げ切ろうとしますが、8回表に関学が追いつき3-3のまま延長になります。

試合開始直後は日差しがあって暖かかったのですが、途中から曇りになり風も吹いて寒くなってきました。ジャンパーを羽織ってもまだ寒く感じました。この時期は急激な温度変化があるので要注意ですね。特に南港は湾岸地域なので海風が冷たかったです。

 

 

延長10回表関学が1点奪い、その裏近大は二死2塁。追い詰められたこの状況からタイムリーが出て再び振り出しに。実力校同士の熱戦です。

 

 

 

しかしついに近大投手陣が力尽きました。延長12回表関学が2点奪って6-4で勝利。

かなり寒くなり、試合終盤には挫折して帰りたくなりましたが粘った甲斐がありました。大学野球ではよくこういう熱戦に当たるので可能な限り最後まで見ようとは思っています。

(時間の都合で帰るケースもありますがね。汗)

 

 

現時点での順位は近大3位、関学4位です。首位は立命館。

 

 

関学で目についた選手はこのランナー。近本外野手です。(社高校出身)

塁に出ると近大の投手がしつこいくらい牽制していました。それでも走って盗塁成功させていたのでかなりの俊足ランナーのようです。打撃も上手く、相手にとってはいやらしい一番打者でした。まだ3回生とのこと。この先どんな成長を遂げるでしょうか?

 

 

今回気になったのはスタンド。これは関学サイドですが、控え選手・応援団員などでにぎわっていました。

その一方で近大側は控え選手もほとんどおらず、応援団員なども皆無。選手の親族らしき人たちがチラホラ居た程度でスタンドがガラガラでした。

 

「近大側はいつもこんなに少なかったかな?記憶にない。それとも何か理由があるの?」と不思議でした。秋季リーグの終盤ですから4回生は大学野球の最後が近づいてきています。なので普通ならばもっとスタンドに人が居てもいいはずですがね。このリーグにしては珍しいことでした。

不祥事による近大のリーグ戦辞退は2年前のことなのでその影響は無いとは思いますがね。

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