内野スタンドの防護ネット
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Mr.black
2015年12月20日 13:54 visibility2324
日本の野球場の内野スタンドにはバックネット以外にも防護ネットや格子状の防護フェンスなどが設置されていることが多いです。
一方、アメリカMLBのスタジアムの内野スタンドはバックネット裏以外の場所には何も設置されていないということがほとんどです。アメリカの方が視界良好で臨場感もあるでしょうね。
それに倣って日本の野球場も内野の防護ネット・フェンスなどを撤去したり、ファールゾーンにせり出したフィールド・シートを新設したりして臨場感を上げる工夫をするケースが増えました。野球場新設の場合には最初から防護ネットなどを設置しないケースも。
防護ネットやフェンスが無いと視界が良好になりますが、反面ライナー性のファールボールや折れたバットがスタンドに飛び込んで観客が負傷するリスクが高まります。
日本でもアメリカでも観客が負傷して訴訟沙汰になることが増えてきました。
そしてこれまでアメリカでは「自己責任」という考え方で訴訟が却下されることが多かったのですが、段々「観客の保護の為に防護ネットなどを設置した方がいいのではないか?」という風潮も出てきているようです。
今現在向こうでどのような話になっているのかは分かりませんが、もしかしたら将来的にMLBのスタジアムの1・3塁側内野スタンドに防護ネットや防護フェンスが設置されるようになるかもしれませんね。
そうなったら日本でも今現在撤去されている防護ネット・フェンスが再設置されるかも。
「良好な視界と観客の安全性、どちらを優先するのか?」、はこれから先も論議されていくことでしょう。
以下はNPBの球場ではなくアマ用の球場ですが、ほんの数例を。
↑ 無茶苦茶視界の悪い大阪・花園セントラル球場。これはいくら何でも酷い。
以前は低くて見やすかったのに今は高い防球ネットが設置されています。
↑ フェンスが非常に低くて視界良好の富山・城光寺球場。
フェンスが成人男性のお腹の辺りまでしかありませんね。
↑ ちょっと違いますがこれは究極の一例。外野スタンドにネットの全く無い長野・県営伊那球場。足を踏み外したらグランドに落下します。(汗)
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