赤いウグイスの記憶 (小郡球場)

  • Mr.black
    2014年03月29日 11:10 visibility921

今回福岡大会を観戦した場所は「小郡(おごおり)市野球場」。

天神から西鉄大牟田線に乗車。30~40分ほどで「大保(おおぼ)駅」へ到着。駅から東に徒歩15分程度のところにあります。

 

 

 

 

両翼98m、センター122m、内野クレー、外野天然芝の立派なグランド。

収容は13,000人。(でも収容数は眉唾な感じ。苦笑)

 

 

座席はバックネット裏が背もたれ付き、それ以外は背もたれ無しで内野は全て個別席でした。外野は芝生席。写真のように小さいながら屋根があります。夏の炎天下や雨天時この場所は争奪戦でしょうね。

 

 

バックネットはワイヤー吊りなので視界良好ですが、内野の格子フェンスはやや高め。中段より上に行かないと見づらかったです。

照明は6基あり、照度は普通レベルではないかと思います。

 

 

今回は高校野球観戦でしたが、実は以前からここへは行きたかった理由がありました。

2008~9年の2年間、四国九州アイランドリーグ(当時の名称)に加盟していた福岡レッドワーブラーズがこの球場でよくホームゲームを開催していたのです。

ホークスという大きな競合球団があり、同じ県内で大変だろうと思い応援に行きたかったのです。まあ私一人が行ったところで大勢が変わるはずもないのですが、独立リーグファンとしては駆けつけたかったわけです。

 

しかしそれは実行出来ず、僅か2年で球団は活動休止。この地に根付くことはかないませんでした。NPB球団との競合がいかに厳しいか痛感したしだいです。

赤いウグイス軍団(レッドワーブラーズ)がほんの一時駆け抜けた小郡球場。今は学生野球を静かに見守っています。いつも思うのですが球場にとってプレーヤーや訪れる観客は「一瞬の通りすがり」なんですね。私のような徘徊者は特に「ただ一度の通りすがりの異邦人」です。

 

 

↑ ベンチ上には球場名が表示されています。西京極(わかさスタジアム)もこういう表示がありますが、それ以外ではあまり見かけないスタイル。

 

 

スコアボードは以前行かれた方々のレポートを読むと得点部が電光式で選手名はパネル式だったようです。しかし今は最新のLED方式に変わっていました。表示は非常に見やすかったです。

 

 

そして以前は球場周辺には何も無かったようですが、今は隣にイオンが出来ていました。

地方球場で周辺に飲食店が無い場合はコンビニでおにぎりを買って食べる程度というケースも多いのですが、久しぶりにしっかり取れました。これは鹿児島のトンカツ屋さん。ありがたやありがたや。

 

 

初めて乗った西鉄。西鉄というと私的には「西鉄ライオンズ」です。

(写真は大保駅。)

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