高校野球春季関東大会
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Mr.black
2016年05月25日 14:24 visibility970
先日、群馬まで弾丸遠征。目的は高校野球春季関東大会の観戦でした。こういう地区大会観戦は地元の近畿大会を除けば中国地区大会(秋季)以来三回目です。
( ↑ 中国地区大会には二回行きました。)
これがチケット。600円でした。おそらくは普段の群馬県大会もこの料金なのでしょうね?
試合会場は高崎・城南と前橋・敷島の二か所でしたが、城南は以前に行ったことがあるので今回は敷島を選択。現在ネーミングライツで「上毛新聞敷島球場」という名称になっています。
パンフレットは300円。なぜか野球場でない施設が表紙を飾っています。
この日の第一試合は「横浜ー千葉黎明戦」。準々決勝です。
1塁側: 横浜高校。神奈川1位校。
もはや説明する必要のない強豪校中の強豪ですね。
3塁側: 千葉黎明(れいめい)高校。千葉2位校。
近年急速に台頭してきた私学の新興勢力です。見るのは勿論初めて。
白ユニに濃紺基調。胸には「REIMEI」。
「あの場所に立てると信じ日々努力」、と横断幕に書かれています。あの場所、もちろん甲子園のことですね。
横浜の先発は背番号10番の藤平投手。
オーソドックスな投法。もの凄く速いという印象ではなかったのですが、スコアボードの球速表示では140km台がバンバン出ていました。MAXは私がチェックした限りでは149km。横浜でなかったらエースでしょうね。
黎明の先発はエースの川口投手。こちらは概ね130km台でした。
試合は初回(1回裏)いきなり横浜が2点先制。相手投手の出鼻を挫く集中打でした。このあたりは「さすがに試合の流れを掴むのが上手いな」、と感心するばかり。
しかしその後は黎明の投手が立ち直り再三のピンチをしのいで追加点を許しません。
黎明は2回表に1点取って食い下がります。ただ、その後はチャンスを掴みながらあと一本のタイムリーが出ず。2-1のまま終盤にもつれ込みます。
試合が大きく動いたのは8回裏。ずっと粘っていた黎明のエースがついに力尽き横浜に追加点を奪われます。
ここで黎明は投手交代したのですが・・・・・。
結果的にリリーフした2人の投手が滅多打ちを食らい、2-1の接戦が一気に6点失ってまさかの8-1コールドゲームになってしまいました。
打たれたからというわけではありませんが、投球練習を見た段階でも黎明はエースと控え投手との力の差が大きいと感じました。夏に勝ち上がる為にはこの点を早急に改善する必要があります。
そして打線は1回戦で常総学院を打ち崩したので期待していましたが、横浜の投手に力負けしていた感じ。打力アップも夏に向けての課題でしょう。
「あの場所に立つ」為には厳しいかもしれませんが、今よりももう1段階あるいは2段階レベルアップが必要だと感じました。
しかしこの学校が甲子園に出るのは決して夢物語ではないのも事実。レベルアップしてその時チームに勢いと勝ち運がつけば遠からず甲子園にやって来れると思いました。
多少もたついたものの、最後は実力を発揮した横浜。
「10番の控え投手があれだけ投げるのならばエースはどんなレベルなのだろう?そしてここぞで見せる長打力。投打ともに充実している。やはり横浜恐るべし」と思いました。
第二試合は次回で。
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