県のメイン級だがアクセスが悪い球場 (清水庵原球場)
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Mr.black
2016年09月22日 10:02 visibility5265
今回、高校野球秋季県大会を観戦したのは「清水庵原(いはら)球場」。
静岡県内では草薙・浜松・愛鷹(あしたか)と並ぶメイン級の立派な球場です。
完成したのは2005年夏。まだ丸11年で比較的新しい球場。内部はそこそこキレイです。
高校野球の他、大学野球のリーグ戦(静岡リーグ)でも利用されています。
両翼100m、センター122m、と今日の規格を満たしている広いグランド。
内野クレー、外野天然芝、ベンチ周辺は人工芝です。
照明は6基あり。
バックネット裏には大きな屋根があります。この日はカンカン照りになるかと思えば時々雨も降る不安定な天候だったので屋根の存在はありがたかったです。
座席は内野全てが一人掛け。バックネット裏は背もたれありで、それ以外は腰が安定する程度の折り返し部があり、座りやすかったです。
外野は芝生席。
全体の収容数は1万人。
内野フェンスがやや高めで、更に通路の鉄柵が視界を悪くする場所がありますが、全般的には見やすい構造でした。
バックネット裏最上部にはカウンターテーブルの付いた席があり、ここは開場した後すぐに占拠されていました。特等席ですね。(赤で囲んだ場所がそれ。)
スコアボードは磁気反転式。グリーンの表示が少し見づらかったです。
右上端には風向表示あり。山手にある球場なので日によっては風が強いのかもしれません。
ちなみに周辺はこんな感じ。
赤で囲んだ所には植木で「みかんの丘」と文字が作ってありました。この辺りはみかんの栽培地なのでしょう。
中央右辺りの蛍光灯のある場所に臨時の売店が出ていました。軽食や飲料の販売あり。
ただし、試合によっては何も店が出ない可能性があります。なので飲食物は持参がベスト。
球場の設備面ではほぼ不満はありませんでした。
問題は公共交通機関利用でのアクセスの悪さ。
街の中心部からはかなり離れており、バスかタクシーでないと行けません。
JR清水駅の西口から「しずてつバス」が出ており、20分ほど乗車し、「清水庵原球場入口」で下車。停留所から球場までは徒歩7~8分くらい。登り坂なので距離の割に時間がかかります。なおバス停周辺の道は狭く、その割に車の往来が多いので歩く際は注意が必要。
運賃は片道260円でした。(訪問時)
ただ、このバス便が少ないのが大きな欠点。平均1時間に1本しかなく、更に時間帯によっては2時間に1本くらいしかありません。なので試合時間によってはタクシー利用になってしまいます。幸い今回は往復とも上手くバス便と合いましたが。
草薙や浜松と比べてアクセスが悪いのがネックですね。ところでまだ行っていませんが、愛鷹も調べたらアクセスが悪そうです。(汗)
まあ、新しく球場を作る時に街中に広い土地が無ければこうなるのは当然でしょうが。
おまけ。
ちびまるこちゃんのラッピングバス。
作者のさくらももこさんが清水の出身なのですね。
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- 事務局に通報しました。
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