縦じまの仰星

  • Mr.black
    2013年09月25日 12:09 visibility6787

高校野球の秋季大阪大会は前回の日記で書いたように「学校のグランド」で行われます。

この場合、概ねその日の試合に出る学校のグランドが使われます。いわば「ホームグランドで試合出来るという地の利がある」わけですね。

 

今回の第二試合は正にそれ。「高石ー東海大仰星戦」でした。

 

 

 

 

1塁側: 高石高校。府立校。

大阪南部の高石市から北東部の交野市(かたのし)までやって来ました。大阪は狭いとはいえ縦には長いのでこの移動距離と相手のホームで戦うというアウェー感たっぷりのハンディがあります。

 

アイボリーユニに濃紺基調。

左胸に漢字縦書きで「高石」。帽子は飾り文字の「T」。東海大と似たマークです。

 

前回の同志社香里、摂津、そしてこの高石のような地味なユニが大阪には多いです。

これは以前大阪に「華美なデザインはダメ」という規制があった名残です。現在は緩和されていますが。

 

 

3塁側: 東海大仰星(ぎょうせい)。

東海大系列校お馴染みの縦じまユニですが、大阪には上述のような規制があったのでかつては縦じまが着用出来ませんでした。

その当時は縦じま無しの白無地ユニを着用。以前私が観戦した時も白無地でした。

このデザインに縦じまが無いだけでかなり違和感のあるユニフォームだったので「縦じまくらい許可してあげればいいものを。堅物の大阪府高野連・・・・・」と思っていました。

 

 

先攻:高石  後攻:仰星

 

 

仰星は背番号10の控え投手が先発。サイドスローでした。

ヒットは打たれるものの連打を許さず、高石をゼロに抑えていきます。

 

 

高石のエースもサイド。ただしこちらは変則的なフォームでした。

 

 

やはり甲子園に出たことのある強豪・仰星。

初回から高石を攻めて得点を重ねていきます。

1回1点、2回1点、3回4点、とみるみるうちに得点が入って行きます。

 

 

仰星は途中で背番号11の左腕投手に交代。この投手がやや乱調。そこにつけ込んで高石が2点返します。

 

 

しかし結局9-2で7回コールド。仰星の勝ちでした。これで3回戦進出です。

大阪は近年は桐蔭と履正社の2強時代が続いています。

これを覆して他校が甲子園に進めるか?健闘を祈ります。

 

 

ホームグランドで戦えるメリットがある反面、控え選手は色々と働かないといけません。

グランド整備・ファールボール拾い・そして校門~駐車場~校内で来場者の誘導など。ご苦労様。

そして仰星の父母会もあれこれ働いていました。試合途中で2回お茶やスポーツドリンクをいただきました。ありがとうございました。

 

 

最後に。

これは仰星の選手にお願いして写させてもらった袖章。(左袖)

東海大OBのマイヤキュー様いわくこれは「チャンピオンマーク」ということです。そして学校ごとに微妙に違いがあるとのこと。

 

 

こちらは右袖。

二段で「OSAKA GYOSEI」と入っています。これは学校ごとに完全に違いますね。

「O」のところには赤い星が入っています。ちなみに父母会着用のポロシャツの背中にもこの文字は入っていました。

 

なお東海大系列校のユニフォームは縦じまですが、地色は学校によってまちまちです。

白・グレー・水色など。仰星はかつて白無地ユニだったのでそれを踏襲して地色は白です。

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