大学野球 関西六大学観戦

  • Mr.black
    2010年05月10日 16:41 visibility1919

 

昨晩、西京極球場(わかさスタジアム京都)にて関西六大学リーグ戦を観戦してきました。
この日は関六伝統の一戦、「龍谷大ー京都産大戦」でした。
(写真の左が京産大。右が龍谷大です。)


これは「龍産戦」、または「産龍戦」とも言われるリーグ屈指のカードです。「早慶戦」や「関関戦」、「同立戦」と同じ意味合いを持つ試合です。


一昨日は0−7の劣勢から驚異的な逆転で京産が勝利。(8ー7で逆転勝ち。)
そして昨日の第二戦は1回表の1点を守りきっていわゆる「スミ1」で京産の連勝でした。
これでリーグ優勝の行方は混沌としてきました。
龍谷、神戸学院、京産がほぼ横一列に並んでいます。鍵を握るのは大阪学院です。こことの対戦で勝つか負けるかで明暗が出ます。

ところでこの関西六大学、以前にも少し触れましたが、かつてあった六大学とはほぼ別物です。
かつては関大・関学・同志社・立命・京大・神戸大で六大学でした。最初は6校固定制でしたが、後年入れ替え戦の導入で京大・神戸大が陥落。さらには関学が下部に落ちたり、最後には立命まで降格しました。
この事態を憂いた関大や関学が六大学を脱退して新しいリーグ「関西学生野球連盟」を創設。これに同志社・立命・近畿大・京大が呼応して現在の通称「BIG6」を構成しています。

取り残された京産・大阪商大が新たにメンバーを募って現在の関西六大学を構成しています。
残りの4校は龍谷・神戸学院・大阪学院・大阪経済大です。(入れ替え戦なしの固定制。)

私自身がよく見ていたのは解体前の旧六大学。当時の構成メンバーは関大・同志社・立命・近大・大阪商大・神戸学院でした。(入替による多少の変化はあり。)
それぞれの大学の思惑やエゴが渦巻いて二つに分かれたBIG6と関六。個人的にはちょっと納得できないところもあります。

日生球場が消滅するとともに遠ざかってしまった大学野球。
しかし2年ほど前から観戦を復活させました。

またこれからも機会があれば観戦したいと思います。

参考までに関西六大学と関西学生リーグ(BIG6)は入場料が要ります。どちらも1,200円です。
なお、近畿リーグ・阪神リーグ・京滋リーグは入場無料。

(↑このデータは当時のもの。)



連勝して優勝争いに踏みとどまった京都産大。
ユニフォームはグレー。
胸には「SANDAI」の文字。
ストッキングは慶応に似ています。(似せてある?)



思わぬ連敗で苦しくなった龍谷大。特に第一戦で大逆転負けしたので今後それをどう切り替えるか?
最後の対戦相手、大阪学院が全ての鍵を握るでしょう。

ユニフォームは濃紺の縦じま。
胸のマークは「Ryukoku」です。



大学野球で初めてナイター観戦しました。
この日、日中はこの球場で高校野球春季京都大会が行われていたからです。

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