わかさスタジアム京都改修工事

わかさスタジアム京都・・・・・かつての西京極球場ですね。ネーミングライツにより昨年からこの名称になっています。（５年契約とのこと。）
このわかさスタジアム、昨年１２月から大規模な改修工事が行われています。

１９３２年（なんと昭和７年！）に建設されたという古い歴史のある野球場。
その後１９８７年（昭和６２年）に最初の大規模な改修工事が行われ、スタンドが大きくなりました。

西京極球場では京都府の高校野球をはじめ、大学野球や社会人野球そしてかつてはプロ野球も開催されていました。
以前は阪神が夏の甲子園期間中のいわゆる「死のロード」の移動を緩和するためにここを利用していたことがありました。（これ以外の時期に使用したこともあり。）
そして阪急が準本拠地として年に数回ゲームを主催。さらには藤井寺に照明塔が無くてナイター開催が出来なかった時期に近鉄がこっそりと（？）試合を開催していたこともあります。
長年関西の野球界を支えてきてくれた貴重なスタジアムです。個人的には関西の中でも大好きな野球場のひとつです。

しかし前回の改修工事が行われてからでも既に２０年以上の時が流れ、水はけの悪さや芝生の傷みが目立ってきました。また座席が全て長イスであるなどプロ野球を開催する場所としては設備面の不備も不満として挙がってきました。

そこで今回の第二回目の大改修工事となったわけです。
今回の改修はグランドの土の入れ替え・排水設備の入れ替え・芝生の張替え・室内練習場や更衣室の改善・そしてバックネット裏の座席の改良を行うらしいです。（スタンドの規模やグランドの広さは変更なしと発表されています。）

そしてこれを機にしばらくご無沙汰していたプロ野球公式戦が開催されます。
４月２１日（水）１８時開始の巨人ー横浜戦です。
これをきっかけとして西京極球場（わかさスタジアム）にプロ野球が戻ってくるのかどうか？注目してみたいものです。できれば阪神やオリックスなど関西の球団も利用して欲しいものです。

またここでは今年から女子プロ野球リーグも開催されます。こちらもはたして軌道に乗るのかそれとも・・・・・？
こちらも見守っていきたいと思っています。