萩谷球場
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Mr.black
2009年10月13日 11:34 visibility1417
昨日の報告です。
観戦したのは大学のリーグ戦が萩谷球場、メンバーさんの草野球は寝屋川公園第二球場でした。
この内の萩谷球場について。
(正式名称は「萩谷総合公園野球場」です。)
この球場は大阪の北部、高槻市の山奥にあります。公共交通機関でのアクセスは、JR京都線(東海道本線)の摂津富田駅から市営バスで萩谷行きに乗車。およそ20〜25分で「萩谷総合公園停」に着きます。
ここから公園の奥に進み、約10分で野球場到着です。行きは下り坂なので楽ですが、帰りはずっと登り坂になるのでいささかヘビーです。(苦笑)
上記のように交通アクセスはあまりよくないのですが、野球場そのものはなかなか立派でした。
両翼98m、センター122m、収容1,330人です。(もう少し入りそうな気がしましたが。)
内野はクレー、外野は天然芝です。
スタンドはバックネット裏が全席一人がけ(背もたれあり)、ベンチ横からは長イス、途中から外野までは芝生席です。内野のフェンスが格子で少々高いので上段に行かないと視界は劣ります。
2002年11月完成というまだ新しい野球場です。最近の野球場らしく、車椅子専用席などもちゃんとありました。
スコアボードは磁気反転式。珍しく左中間にあります。
照明塔が無いのは残念ですが、これはおそらく場所柄もあって夜間遅くまで開場出来ないのでは?と思われます。何しろかなり山奥でバスも一時間に一本程度しかありませんから。
この野球場、高校野球大阪大会では春と秋には使用されますが、夏には利用されません。
おそらくは交通アクセスの問題があるのでしょう。
この野球場の最大の特徴は・・・・・
何とグランド上空を高圧の送電線が通過していることですね。(大汗) 球場のすぐ近くには変電所もあります。
私もいろいろな野球場に行きましたが、こういう場所は初めてではなかったかと思います。
右中間からレフトまで外野の上空を高圧線が通っています。
おそらくこのためなのだと思うのですが、球場の方位があまり良くないですね。というのは日中、ライト・ファースト・セカンドにフライが上がったら太陽光が真正面にくるのです。
野手はフライが見づらそうでした。現に打球に追いつくのが遅れたりもしていました。
本来、守りやすいような方位(太陽が野手の背中にくるような方位)にすると内野の上空を高圧線が通ることになり、その場合、打球が高圧線に接触する可能性があるのでは?と思われます。(外野フライよりも実は内野フライの方が高く上がるため。)
立地上様々に制約がある野球場ですが、大阪にはそれほど広い土地が無いので仕方ないですね。
規模が立派なので少々残念な野球場ではあります。もう少しメジャーな使い方が出来ればいいのでしょうが。
通常はセンター正面か右中間にあることが多いスコアボード。
しかしここでは左中間にあります。
左中間にあるのを見たのは記憶では京都・宇治の「太陽が丘」、大阪・堺の「堺浜」くらいです。
全席一人がけ(背もたれあり)の立派なスタンド。
場内に飲み物の自販機がありました。
ただし売店はありません。公園内にも売店は見当たりませんでしたので食べ物は持参が必須です。
公園を出た周囲は山と変電所しかありませんでした。(大汗)
こちらはベンチ横からの長イス席。
スタンドが低くなっているのでグランドには近くなるのですが、フェンスが高いのが玉にキズ。
分りにくいかもしれませんが、上空を通過する高圧の送電線。
驚きました。
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