穴場的な球場 (長生の森球場)

  • Mr.black
    2017年06月21日 11:05 visibility2812

 

今回、イースタン・リーグを観戦した場所は千葉県茂原(もばら)市の「長生(ちょうせい)の森公園野球場」。

「チーバくん」の首から背中辺りに位置します。(笑)

東京駅からは結構な距離で、写真の「特急わかしお号」に1時間ほど乗車しないといけません。

 

特急停車駅の「茂原駅」から球場はかなり離れています。

路線バスでは途中までしか行けず、下車後更に10分ほど歩くことになります。

この日は球場直行の臨時バスが出されているようでしたが、その乗り場がそもそも駅から離れているのと雨だったのでやむなくタクシー利用にしました。

球場へ行く道は選択肢があまりなく、片側一車線なので空いていれば片道2,000円ちょいくらいですが、渋滞に引っかかったら3,000円くらいかかります。これは痛いです。

 

 

そういう不便さがあるからでしょうね。高校野球千葉大会や千葉県大学リーグ戦でもほんの少し使われている程度の球場です。

言わば「穴場的な球場」ですね。なので今回は雨の心配がありながら遠征を強行した次第です。今後滅多に行くチャンスがないでしょうから。

 

上の写真は球場正面口。名称の掲示は見当たりませんでした。

 

 

内野クレー、外野天然芝。この芝は西洋芝で、一年を通じて緑鮮やかなのが自慢だそうです。

両翼98m、センター122m。グランドは広いです。照明はありません。

 

 

収容数は9,000人。

座席はバックネット裏が長イス。1・3塁側はコンクリート階段席です。

雨でクッションが使えなかった為、コンクリート席は回避しました。お尻や腰が痛くなりますからね。長時間移動するので少しでも楽に座りたいです。

バックネットはワイヤー吊りなので視界はまずまずでした。

ダッグアウト横から外野まではずっと芝生席。

 

 

ブルペンはファールゾーンにあります。この方式は危ないのですが、今回はネットが立ててありましたのでまだマシでした。たまにこの状況でネットが立てられていないケースがありますが、ライナーが直撃するリスクを回避する為にも防護対策は必要と思っています。まあ、このネットは本来暴投の球が転がっていかないようにというのがメインでしょうがね。(苦笑)

 

 

スコアボードは得点部が磁気反転式。メンバー部分はパネル式でした。まだスタメン発表前だったので中が見えていますね。

 

 

得点表示は緑、メンバー表示は白でした。

 

 

 

球場のある長生の森公園は既述のようにかなり辺鄙な場所。なので臨時の売店が結構出されていました。

でも雨だったので閑散としていました。更に途中で試合中止になったのであまり売上がいかなかったでしょうね。気の毒でした。

 

 

 

雨天中止で全く見られないことも覚悟で強行しましたが、お陰様で少しだけでも観戦出来ました。

以前から千葉の大学リーグ戦観戦でこの球場を狙っていましたが、利用頻度が低く「行けない可能性の方が遥かに高い穴場」だった長生の森球場。

今回思いがけずロッテファームの公式戦開催で巡って来たチャンスでした。

イースタン・リーグの初体験にもなり、ノーゲームながらも「いい旅」でした。

感謝感謝。

 

・・・と言いつつ前回のイースタン観戦予定(@:横須賀)が東日本大震災の影響でお流れになったので、この次こそは好天で最初から最後まで無事観戦したいと思っています。

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