どこを応援? 公立校応援です。
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Mr.black
2017年07月05日 11:29 visibility915
本文の前にまずご報告を。
前回のブログを私のうっかりミスで消去してしまいました。書き直しが利かない内容なのでやむを得ず歯抜けの遠征記になります。前回のブログにコメントや「いいね」をいただいた方々にはお詫び申し上げます。(大汗)
というわけで読んでいない方々へまずは消えてしまった前回の簡単な説明を。
今年の高校野球夏の都道府県大会遠征は鹿児島県にしました。初の鹿児島大会で、過去最南端での観戦になりました。
まずは県のメイン球場「県営鴨池球場」で「神村学園ー沖永良部戦」を観戦。試合は神村が9-3で勝利。しかし沖永良部も健闘しました。
ちなみに沖永良部は「おきのえらぶ」と読むと思っていましたが、「の」が無い「おきえらぶ」が正しいそうです。
上の写真は県営鴨池球場です。
さて、ここからが今回の本文です。(苦笑)
この試合が非常に長引いた為、最後まで観戦出来ず5回終了時点で一旦球場を去りました。
何と1時間50分経過でまだ5回終了のプロ並みに長い試合でした。
あまりに暑かったのでクールダウンすべく冷房の効いたファミレスで昼食。落ち着いてから今度は近くにある「鴨池市民球場」へ移動しました。
県営と市営は徒歩で7~8分くらいの近さ。鹿児島大会はこの2会場で行われており、近いのでハシゴ観戦には便利です。
ただしハシゴ観戦するにはそれぞれでチケット購入が必要です。区別する為このようにチケットの色が変えてあります。上が県営、下が市営のチケット。(印の色も赤と青にしてありますね。)
料金は500円。おそらくこれが全国で最安値でしょう。
↑ 移動した市営球場での第二試合は「川辺ー曽於戦」。どちらも公立校です。
余談ですが、座席が近くになったご婦人に「どちらの応援ですか?」 と尋ねられたので「特にどこということはありません。公立校の応援者です」と答えました。たぶん「変わった人ね~」と思われたことでしょう。(笑)
1塁側:川辺高校。「かわべ」ではなく「かわなべ」と読みます。
調べたら1900年(明治33年)開校の古い歴史を持つ県立校です。当時の校名は「鹿児島県立第四中学校」だったそうです。
白無地ユニに濃紺基調。胸には漢字で「川辺」。シンプルなデザインです。
「四中」だったのでストッキングのラインも4本か?と思っていましたが、よく見ると3本でした。
由来は不明です。
3塁側:曽於(そお)高校。
こちらは財部・末吉・岩川の3校統合により再編された県立校だそうです。全国で段々こういう学校が増えてきていますね。
ユニはエンジの縦じまという珍しいデザイン。
左胸に校章。その下に「曽於高校」と小さく校名入り。
校章のデザインはおそらく3校統合を表しているのでしょうね。
試合はいきなり波乱含み。
初回、曽於のエース(↑)がストライクが入らず、四死球連発で押し出しで1失点。
ベンチはすぐに外野手をリリーフに。(↓)
序盤でいきなり劣勢になってしまいました。
川辺のエースは序盤無難に抑えますが、こちらも中盤以降制球が段々悪くなり失点していきます。
県営の第一試合と同じくこちらも点を取ったり取られたりで時間の長い試合になりました。
特に曽於は4投手継投で守備時間がかなり長かったです。
両校にとってもでしょうが、私にとってもこれは大きな誤算でした。
今回の遠征目的は県営と市営を交互に行き来し、単に公立校だけでなくなるべく離島校の試合を観たいというものでした。鹿児島は離島の学校が多い地域ですからね。
実は県営の第三試合で奄美高校の試合があり、序盤だけでも観戦するつもりでした。
ところが既述のように県営の第一試合が非常に長引き、その時点で第三試合は諦めざるをえませんでした。
そして市営でのこの第二試合もかなり長い試合。
帰宅の都合で結局こちらも最後まで観ることは出来ませんで、やや消化不良の遠征になってしまいました。
7回終了時点で無念の撤退。
この試合は結局10-3で8回コールド。川辺の勝ちでした。
ところで今回気になったのは全般的な試合時間の長さ。
その直接の要因は投手のインターバルの長さです。
ボールを受ける→キャッチャーのサインを見る→投球モーションに入って投げる、この間が他県に比べてやたらと長かったです。特にサイン交換がむやみに長いケースがあり、打者が待ち切れず打席を外すシーンもありました。
そして投手の制球の悪さ・キャッチャーのタイムの多さ・複数投手による継投なども重なってどの試合も高校野球とは思えないほどに長かったですね。暑い時期なのでこれには正直参りました。
実は市営の第一試合「鹿児島情報ー鹿児島実業戦」も長い試合で、私が休憩を兼ねて昼をゆっくり食べたのに移動開始時点ではまだ試合中でした。
市営球場に到着する時にようやく終わって選手や父母会が球場を出て来るタイミングだったのです。
これはたまたまだったのか、それとも常態化しているのか?
もし常態化しているのだったら改善の必要がありますね。夏の炎天下であまりにも長い試合は回避すべきでしょう。
この市営での第三試合はおそらく3時40分~4時の間に始まったと思います。その第三試合に出る学校の控え選手や父母会などは1時頃から球場周辺でずっと待っていました。
前の2試合が延長戦でない状況で第三試合がこんな遅い時間に開始はあまり聞いたことがありません。県高野連も試合のスピーディー化を図らないといけないと思います。
上は鹿実に敗れた鹿児島情報高校。(略称は「鹿情報」または「情報」。)
オレンジ基調ユニとは珍しいですね。更にアンダーシャツが白というのも珍しい配色です。
甲子園に出て来る鹿児島代表校が地味なデザインが多いので今回のようなオレンジやエンジ縦じまは意外な感じでした。
敗れた直後なのでやはりガックリしている選手が多かったです。
試合は途中までは1-1の接戦だったので尚更悔しかったでしょうね。(結果は6-1。)
新チームで秋に勝ち上がれるように祈っています。
次回は球場レポートを。
- 事務局に通報しました。
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