国立競技場の遺産(ほばら大泉球場)
-
Mr.black
2018年03月21日 09:58 visibility2202
今回、BCLのオープン戦を観戦したのは福島県伊達(だて)市にある「ほばら大泉球場」。
球場名では平仮名表記の「ほばら」は漢字だと「保原」です。
交通アクセスは福島駅からだと「阿武隈(あぶくま)急行線」という2両編成のローカル線に乗車。20分少々で「大泉駅」に着きます。ここから球場へは徒歩で7~8分くらい。
この大泉駅は無人駅なので、出発時に往復キップを買っておいた方が便利です。(福島駅から往復900円)
駅から見た球場遠望。
周囲は田園地帯で球場と公園以外は何もありません。そして周辺はまだ重機を使って工事が行われていたので、今後公園の設備が増えていくのかもしれません。
このような状態なので飲食物は持参が必須です。BCLの公式戦になると飲食の露店が出るとは思いますが、当てにして何も持って行かないと痛い目に遭うかも。
グランドは内野クレー、外野天然芝。まだ春先なので芝生は茶色ですね。
両翼100m、センター122m。広いグランドです。
看板によると、ここの座席は東京の国立競技場の座席を2,680席分移設したということです。2020年の東京五輪の為に解体されてしまった国立競技場の遺産が遠く離れた福島県に残されるわけですね。
なので地方球場にしては座席にカップホルダーがあるという豪華さ。
以前はコンクリートの段差席と芝生席だけで地元の方々いわく「草野球場レベルだった」球場が見違えるほどになっているそうです。
外野は芝生席ですが、最後列だけ長イスがあります。
全体の収容数は公示されていませんが、4,000人程度になるでしょうか?
スコアボードはパネル式。
あいにくこの日は得点もメンバーも一切表示がなされず。場内アナウンスも無かったので選手名すら把握出来ませんでした。
後方の山々に雪が残っているのを見て「遠く雪国に来ているんだな~」と実感しました。
照明はありません。
ブルペンはダッグアウトの横に区切られて設置されています。
フェンスが低くて見やすいはずなのですが・・・実はダッグアウトの屋根(緑の部分)が突き出ているので前の方に行ったらグランドが見えなくなります。
この周辺ではほとんどの人が最後列に陣取っていました。
バックネット裏も支柱が邪魔をする座席があり、視界良好の場所を探す必要があります。
あと、トイレが場外の、しかも球場から少し離れた場所にあるのも大きな欠点。
花粉症で目がかゆくてつらく頻繁に洗顔に行きましたが、この時間ロスがもったいなかったです。
しかしながらBCLと福島ホープスあればこそ実現した遠征。そうでなければおそらく野球観戦では一生やって来なかったであろう福島県。
花粉症で体力が普段より落ちている状態での弾丸遠征は正直つらかったのですが、それを押してでも来た価値はありました。
スタンドを徘徊していて拾ったファールボール。「BCL」のロゴ入り。
着服せず、ちゃんと返却しましたよ。独立リーグ球団にとってボール1個がどれほど貴重か分かっていますからね。(笑)
福島ホープスの今後の健闘を祈っています。
サヨナラ東北。
おまけ。
福島駅の新幹線構内で食べた「めかぶそば」。「めかぶ」が入った立ち食いそばって初めてでした。
- favorite17 chat6 visibility2202
-
navigate_before 前の記事
福島ホープスの試合初観戦 (BCL 福島ー武蔵戦)
2018年3月20日 -
次の記事 navigate_next
選手が9~10人の野球部
2018年3月29日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件