制球難が痛かった(大学野球・近畿リーグ2部の続き)
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Mr.black
2022年04月13日 13:40 visibility1013
前回の続きです。
近畿リーグ2部の第三試合は「大阪大谷大学ー大阪大学戦」。
この試合も第二試合と同様、離れた状態での挨拶で始まりました。
守備側はこの位置から各ポジションに就きます。
なお、時間節約の為か試合前のノックはフィールド内では行われず。
そして5回終了後のグランド整備も無く、すぐに6回表の攻撃になります。
1塁側:大阪大谷大学(以下、「大谷」)
真宗大谷派の大学です。
京都にも「大谷大学」があり、宗派的には同じ学校ですが、経営母体は異なっています。
(京都の大谷大学野球部は「京滋リーグ」に加盟)
赤と白のツートンユニ。
左胸に「OU」の組み合わせマーク。その下に小さく「OHTANI」。
日本生命のセカンドユニに似たデザインです。
↑ ちなみに上の写真が京都の大谷大学。(現在、京滋リーグの1部)
3塁側:大阪大学(以下、「阪大(はんだい)」)
前回見た時は1部に居ましたが、2部に陥落しました。
大学野球で下部があるリーグでは、1部はほとんど私大で国公立大は2部や3部に居るというケースが多いのですが、この近畿リーグでは複数の国公立大が1部で頑張っています。なので阪大にも早く1部に復帰して欲しいと思っています。(これは後述)
白無地ユニに青基調。
胸マークは「OSAKA」。シンプルなデザインです。
以前は白帽でしたが、現在は青帽。
大学野球で白帽は珍しいので、そのままの方が目立って良かったかもしれません。↓
試合は阪大が2回表に集中打で一気に4点取り、優位に立つかと思えました。
しかし、先発投手の制球難が大きな誤算。
2回裏から急にコントロールが定まらず、4連続四死球とヒットで2点失います。その後のイニングでも更に制球が酷くなって何人もの打者にぶつけたり、ワンバウンドやキャッチャーが捕れないような暴投が続き、無駄な失点をしていきます。
阪大は4失点したところでようやく投手交代しましたが、継投のタイミングが遅かったです。これで流れは大谷側へ行きました。
結局阪大は打線が7点奪ったものの投手が7点取られて引き分けに終わってしまいました。これは痛い引き分けです。逆に大谷にとっては棚ぼた的なドロー。
大学野球は高校とは異なり「負けたら明日は無い」ということはありませんが、2部リーグ戦は10試合固定の勝率制と数が多くないので、後々「あそこでの引き分けが痛かった」となるかもしれません。
勝てる試合は確実に取る、取りこぼしはしない、これが鉄則ですね。
阪大の健闘を祈っています。
最後に近畿リーグの現時点での構成を。(順不同)
1部:奈良学園大・阪南大・大阪観光大・神戸大・和歌山大・大阪公立大(←注1)
2部:太成学院大・大阪工大・神戸医療未来大・大阪大谷大・奈良教育大・大阪大
3部:奈良大・東大阪大・羽衣国際大・大阪教育大・兵庫県大・大阪歯科大(←注2)
上記の内、神戸大・和歌山大・大阪公立大・奈良教育大・大阪大・大阪教育大・兵庫県大の7校が国公立大です。
(注1)大阪市立大と大阪府立大が今春統合して「大阪公立大」に替わりました。旧:大阪市立大が1部だったので、大阪公立大はそのまま1部に残留。
(注2)大阪歯科大は今季のリーグ戦は不参加。休部なのかリーグ脱退なのかは不明。このリーグは情報が少ないもので。(汗)
参考までに下の写真が私が最後に見た時の大阪市大。(2017年9月の1部リーグ戦)
なお、府大は未観戦で終わってしまいました。残念。
↑ 近畿リーグの監督の背番号は「50」。
次回がラスト。恒例の球場レポートです。
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