大学野球・阪神リーグ2部西地区を久しぶりに観戦

  • Mr.black
    2022年04月26日 16:17 visibility962

3週連続の大学野球観戦です。

今回は阪神リーグ(阪神大学野球連盟)の2部西地区。

1部・2部東地区・入替戦などはチョイチョイ観戦していたのですが、西地区の観戦は11年ぶりのことです。

 

以前にも書きましたが、阪神リーグは3部制から2部制に移行し、2部を二つに分けて運営しています。

学校の所在地によって東西に振り分け、試合時の移動の負担を軽減しているわけです。

(加盟校の所在地は大阪・奈良・兵庫です。)

 

 

西地区の試合は概ね兵庫県内の球場(時々は加盟校のグランド)が使用され、今回は神戸サブ球場でした。

「ほっともっとフィールド」の北側にあり、現在はネーミングライツで「G7スタジアム神戸」という名称になっています。

 

この日は2試合日。

第一試合は「姫路獨協大学ー追手門学院大学戦」。

 

 

1塁側:姫路獨協大(以下、「獨協」)

 

埼玉県の獨協大学の系列校になります。 

以前から2部西地区では優勝争いすることが多い強豪ですが、なかなか1部に上がれない状態が続いています。

その間に甲南大や神戸国際大が1部に昇格しており、もどかしい思いでいることでしょう。

(獨協は過去、1部に居たことはあり。)

 

 

グレーユニに濃紺基調。

帽子とユニの左胸に「HDU」。学校の略称でもあるようです。

 

 

3塁側:追手門学院大(以下、「追手門(おうてもん)」)

 

昨年秋、1部から2部に陥落してしまいました。当然ながら1部復帰が今季の目標です。

大阪の学校なので本来ならば東地区に居るべきですが、数の均衡の為に今季は西地区に入っています。(リーグの構成は後述)

 

 

水色ユニに濃紺基調。

左胸に学校のロゴマーク。その下に小さく「OTEMON GAKUIN」。

 

私の球場到着時点では3回裏まで進んでいたのですが、既に9-3と追手門が獨協を大量リード。

その後、4回表に追手門が連打で一気に4点奪い、13-3となりました。

やはり直近まで1部に居たチームと、2部で今一つ勝ち切れていないチームとの力の差を感じました。

 

10点差だと5回コールドになってしまうのですが、獨協は5回裏に1点返して何とか回避。しかしそれが精一杯でした。

結局14-4の7回コールド。追手門の圧勝です。

 

 

下部リーグの試合では、上に居たことがあるチームと下からなかなか上がれないチームとの差をハッキリ感じることが多いです。ワンサイドになることもしばしばあります。

 

実はこの日、お隣のほっともっとフィールドでは関西六大学のリーグ戦が行われていました。

レベルの高い試合を求めるのならば通常そちらに行くでしょうね。

でも私は「いろいろな野球シーンを見たい」と思っているので、あえてそちらへは背を向けました。こんな「天邪鬼」が一人くらい居てもいいでしょう。(苦笑)

 

 

試合後の挨拶をする姫路獨協大。

この日は大敗でしたが、いつか1部に昇格出来るように祈っています。

 

第二試合は次回で。

 

その前に阪神リーグの構成を。(順不同)

1部:大阪体大・関西国際大・大阪産大・天理大・甲南大・神戸国際大

2部東:帝塚山大・関西外大・摂南大・桃山学院大・大阪電通大・大阪経法大

2部西:追手門学院大・姫路獨協大・流通科学大・関西福祉大・兵庫大・宝塚医療大

 

(※)2部の地区優勝校同士で「入替戦代表決定戦」を実施。勝った方が1部6位校との入替戦に臨める方式。

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