オリックスによって紆余曲折(神戸サブ球場)
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Mr.black
2022年04月28日 08:56 visibility1817
今回、大学野球・阪神リーグ2部西地区を観戦したのは「神戸サブ球場」。
オリックスが西宮から神戸に本拠地を移転する際に「練習場及び二軍本拠地」として作られた球場です。
しかしながらオリックス(特に二軍)の球団運営によって紆余曲折を味わっている「ちょっと気の毒な球場」だと思います。
↑ まず最初の転機は「二軍のあじさいスタジアムへの移転」。
2000年頃よりオリックスのウェスタンリーグ公式戦の大部分が神戸市北区の「あじさいスタジアム北神戸」での開催に切り替わり、サブ球場は主に練習場となってしまいました。
2010年頃より再び二軍の公式戦がサブ球場に戻されて復権したのですが、2017年に大阪の舞洲へファーム施設の全てが移転してしまい、またも置き去りにされました。
現状プロ野球ではGS神戸での試合開催時に練習場として利用される程度。
それ以外は主にアマチュア用になっています。
観客席が少ない・すぐそばが道路・場所が微妙に遠い、などいろいろネックもありますがね。
「球団の都合で毎回割りを食わされている」感が強い球場です。
↑ 新しい二軍本拠地・舞洲サブ球場。
写真ではネーミングライツが「オセアン」ですが、現在は「杉本商事バファローズスタジアム舞洲」。
神戸サブ球場の方は現在「G7ホールディングス」によるネーミングライツで「G7スタジアム神戸」という名称になっています。
ネーミングライツの際、メイン球場のGS神戸とは毎回切り離されて考えられているのですね。
これは西武も同様。(「ベルーナドーム」と「CAR3219(カーミニイク)フィールド」)
内野クレー、外野とファールゾーンが人工芝。両翼99.1m、センター122m。
かつてはバックネット裏のみ長イスがあり、1・3塁側は芝生席でしたが、現在は内野全て長イスになっています。ただし、フェンスが高くて1・3塁側の視界は悪いです。
(特に1塁側はスタンドが低いので悪くなります。)
外野はスタンド無し。全体の収容数は1,000人。
照明・屋根共に無し。
スコアボードは右中間寄り。オレンジのLED表示です。
交通アクセスは神戸市営地下鉄「総合運動公園駅」から北西に徒歩10分程度。
駅周辺にはコンビニが2店あります。
かつてこの球場ではNPB・アマチュア以外に「関西独立リーグ(初代)」の公式戦が開催されていたことがあります。
また、女子プロ野球の兵庫スイングスマイリーズ(後、ディオーネ)が初年度にホームゲーム開催を計画していたこともあります。ただ、設立当初女子プロの観客動員数は割合多かったので、収容数の問題から兵庫SSの試合は別会場に変更され、ここでは開催されませんでした。
個人的にこの球場にはそんな思い出も残っています。
「アマチュア専用になってもいいから存続して欲しい。残っていたらまたいつかここへ戻ってきます。」そう思います。
今回の観戦記はこれで終了です。
眼を休める為、少しの間ブログの更新をストップします。
復活した際にはまたよろしくお願いいたします。
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