後半残り15分 1−1

  • ttagawa
    2006年03月27日 23:48 visibility76

あなたが監督で試合がタイトルのような状況だったならあなたはどんな采配を振るだろうか。

もちろん采配には試合展開・相手との力関係・ベンチの持ち駒など様々な要因が関わるが、攻撃的な采配が功を奏するケースが多いような気がする。その代表例は2002年のヒディングだろう。どんどんFW登録の選手を投入していく采配は印象的だった。その対極はフランスW杯予選の加茂周だ。山口の芸術ループで先制した後、DF秋田を投入して結果ご存知のように逆転負けを喰らった。守りに入るという消極的な姿勢ではなく、監督が攻めに行く積極的な意志を見せることで選手のモチベーションも高まりよい結果を生むのではないだろうか。特にサッカーという心理的なスポーツにおいては。。

この日の柱谷幸一監督が取った采配は後者であり、残念ながらやはり良い結果はもたらせなかった。ゴール前に釘付けだった前半に比べれば、後半は随分攻めることができていただけに。しかもベンチにはJ屈指のスーパーサブ(本人はそれを嫌がってるが)が居たにも拘らず。J1に復帰したばかりのサンガはどこが相手でもチャレンジャーであるべきだ。たとえ守りきって得た勝ち点1を3つ積み重ねることよりも、挑戦をし続けて3試合の内の一つで勝利という結果を得る方がよっぽど好影響を与えるはずだ。

ほとんど補強をせずに上位リーグに臨む今年は厳しい戦いが続くと思う。だが、だからこそ、常に勝利を目指して闘って欲しい。

 

 

 

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