日本代表 vs ベルギー代表

最近はなんと言っても
モンスターポリデント（怪物的入歯洗浄剤）が
話題ですな。

というわけでビールがおいしいベルギー代表vs
ビールがおいしい日本代表。でもTV観戦しながら飲んでいたのは
キリンじゃなくってご免なさい。しかもビールでもない、サッポロの発泡酒♪

今さらそんなことを、と思われるかもしれないけれど、
キリンカップって「カップ戦形式」じゃなくってよいのでは、というのは
常識的なところ、しかし営業やら予算やら政治やらで変更されていない部分なのだろうか。
日本以外の2チームが中一日という日程を強いられて「カップ戦」なんていうのはそろそろご破算にするべきではないだろうか。
キリンカップの優勝なんて、ただ「優勝」という項目があるから価値があるだけで、多くのサポーターが来るべき重要なゲームに向けての強化試合という意識をもっているのではないだろうか。
３チームでカップを争うなんていう、構図は外してよいではないか。
どうせ日本以外の2チームの対戦はどれだけ営業しようと大して集客は出来ないのだし。

ほとんど動けていないベルギーに日本は雨の影響もあってボールが走るピッチを利用してグラウンダーの素早いパス回しに加え、抑えたミドルをよく放っていた。
いくつも決定機を外した後に、岡崎→憲剛、長友とつないで長友の左足シュートがクロスを予測していた相手GKの逆を突いて先制。
続けざまに、トップ下から前線に飛び出した憲剛が右足アウトで内に切り返してベルギーDFをかわし、鋭いシュートで追加点。
後半自陣左サイドから中央の橋本→右サイドの本田がキープし、中央に駆け上がる内田→右サイドに抜け出た大久保→煮兄、もといニアに早いクロスが入って岡崎のヘッドで３点目。
長友の左サイドの突破からグラウンダーのクロスを相手GKとDFの間に入れ、替わって入った矢野が詰めてゴールラッシュの幕を閉じた。

以下個人採点
GK楢崎６　安定していた。キャッチからのリスタートもスムーズ。
DF内田６．５　疲労で前の試合を欠場したとは思えない走りっぷり。
中澤６．５　素晴らしく安定した守備に、良いミドルもあった。
闘莉王６　あのミスは誰に言われずとも、ダメだとわかっているだろうけれど。
長友７　駆け引きをみせた強烈な先制ゴール。ラボーラ的にはモン子さんアシストのangeさんゴール。
MF長谷部７　この程度の相手なら、と思ったかどうかは知りようもないが、全ての局面において相手を上回り、日本のサッカーを奏でるのに貢献した。
遠藤６．５　勘所をえた、ポジショニングと相変わらずの落ち着きでゲームの萩原流行を持ってきた。
岡崎６．５　らしいヘディングでFW争いを一歩クッキングペーパーしたか。もといリードしたか。
憲剛７　遠藤と俊輔と彼とでゲームを掌握。リズムをつくり、スペースを作り、プレスに走り、ゴールとアシスト。相手のコンディションもあるけれど、このフォーメーションで行くならこのポジションは彼がファーストチョイスになるだろう。
俊輔６　タッチに乱れがあることからも本調子には程遠いように見える。それでも経験とアイデアとで局面を打開していた。
FW
大久保５．５　アシストの場面や随所にうまい部分もあった。

交代選手
本田６　やはり余裕と自信が前とは違うか、ボールキープなどの落ち着きあり。まずシュートありきの姿勢が、簡単なはたきのパスにも味をうむ。
橋本６　いぶし銀とはやはり彼のことか。そつなくこなした。
阿部６　必要な仕事を必要な分だけこなす。
興梠５．５　良い場面に多く絡むわけではなかったけれど、もっと長く見たいと思わせられた。
矢野６．５　ドリブルでの仕掛けとトドメのゴール。
山口６　落ち着いた守備に加えて鋭いパスも見せて、しっかりとアッピール。

ウェーブが起こっていたけれど、サッカーのゲームであれってよく起こるものなのだろうか？私の勝手なイメージでは、野球でイニングの合間などにやる印象なのだけれど。
勝敗が決した後で、肌寒かったからやったのだろうか。
それにしても私はあれを好まない。
私の好みなんてどうでもよいかもしれないけれど、
醜いものは醜いと表明しておかなければ、あとで自分を呪う羽目になる。
ただし、女性の髪でウェーブがかかっているのは好きだ。
かかっていないのも好きだ。

・・・・ねえねえ母さん、このおでん、つゆしかないよ〜・・・。
・・・そんなことないわよ、良くかき混ぜて御覧なさい！
・・・わあ！！ほんとだ！！・・・グダグダ〜・・・。
ばいちゃ。