生え抜き選手!

  • けんた
    2009年05月30日 03:15 visibility179

今回のCLバルセロナの優勝で幕を閉じたけど、
今のサッカー界に一石を投じることになった意味でも大きいと思う。

現在の欧州では金持ちオーナーが増え、金があれば世界中どこからでも
好きな選手を獲得出来るというのが当たり前の風潮。

ただ、その中でもバルセロナは異色中の異色。
カンテラ(バルセロナの下部組織、日本で言うJリーグユースチーム)出身者が
とにかく多い。


今回CLの決勝スタメンを見ても、
V・バルデス、プショル、ピケ、シャビ、イニエスタ、ブスケッツ、メッシ
なんと!スタメン11人中7人がカンテラ出身者!!
さらにベンチにいたボージャンやペドロもバルサカンテラ出身。

一時期マンチェスターもユース出身者が多くを占めていたけど、
今では、ベテランのギッグスやスコールズ、G・ネビルなどベテランのみの感じに
なっている。

高額の移籍金で選手を買いまくる。まあ、それもいいのかなとは思うけど、
それより自前で育てた選手でチームを作る。
正直自分はそっちのほうのチームに魅かれます。
今のバルサは世界中で最も魅力的なチームでもあると同時に
最も模範的なチーム。

そんなチームがCLで頂点を取り、リーガや国王杯も含め3冠。
他のチームに何が大事か、と言うのを見せつけたという意味でも大きいし
他のチームも見習ってほしいですね。


実際、シャビ、イニエスタ、メッシなんか今じゃ世界の超一流。5本の指にも入るぐらい
凄い選手に成長している。下部組織の重要さ、選手を育てるうまさというのを
まざまざと感じました。高額移籍金を払えば、全てOKと思っている
ビッククラブも、短期間は良くても長期を見ると・・・結果が見えてますよね。
レアルの凋落はいい例。いずれチェルシー、インテルも・・・。



日本を見てみると、日本でも同じような傾向が見えてきましたね。
いい例が今のアントラーズ。
ユース出身者は曽ケ端、野沢ぐらいと正直そんな多くはないです。
ただ鹿島は、高卒選手、大卒選手がしっかり育っている。
つまり、下部組織とは違うけど、自前で選手を育てているチーム。

選手で言うと、
高卒からが、内田、小笠原、中田、増田、本山、青木、興梠、佐々木、大迫など
大卒が、岩政、田代など。
他にも、柳沢、深井、鈴木、中後など他チームに移籍していった選手も大勢。
とにかく鹿島は自前で選手を育てるのがウマい!
外国人や移籍組も必要最低限で、そういった選手も
鹿島の若手にいい影響を与えている選手をそろえている感じ。

その結果がJリーグで連覇を果たし、今じゃ、
Jの中では頭一つ抜けた存在になっている。


たまたまかもしれないけど、
日本でも海外でもそんな自前で育てているチームがトップは張っている。

若手を育てるというのは、出来上がった一流選手他から取るより
難しいし、明らかに手間や時間もかかる。
ただ、それを地道に辛抱強く実行したチームが勝つ!

今のサッカー界には、いいお手本のチームじゃないかと思います☆
Jでは、ガンバや広島もそういう傾向強いし、浦和までもが
最近はそういう風向きになっている。
まあ、海外よりJのほうがお金ないから、早くにそのことに気づいた
というのもありそうですが(笑)

海外もバルサというチームが頂点を極めたことで
流れが変わっていくとを期待したいです♪





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