J2第34節 栃木vs甲府 @グリスタ 遂に悲願のJ1昇格決定!! 前編


 


本当に長く険しい道のりだった。


こんな日がもう訪れないだろうとさえ思ったことも何度もあった・・・


 


J1から降格して3年。


 


夢にまでみたJ1が遂にこの日、訪れた[d150]


 


2010年、11月14日(日)


 


甲府に関わった全ての人達にとって、


この日の出来事は一生忘れることは出来ないであろう。


 


 


栃木SC 0-2 ヴァンフォーレ甲府   入場者数 5,625人


 


【得点者】 甲府=パウリーニョ、マラニョン


 


ホームで絶対に甲府の昇格を観たくはない栃木の堅い守備に甲府は


前半から攻め倦んだ。


 


後半になり、栃木にも少しずつ疲労が見え始め、動きが鈍くなってくる。


 


しかし、時間は刻一刻と終了への時を刻み続けていく。


 


でも、不思議と僕らに焦りはなかった。


 


『必ず決めてくれる・・・』この日スタジアムに足を運んだ


甲府サポの誰もがそう思っていたに違いない。


 


応援のボルテージは時間の経過と共に激しさを増していく。


 


ここまで来たんだ、絶対に勝つ!!


 


後半34分、遂にその時が訪れた。


甲府MF藤田健からの素晴らしいヒールパスから


甲府パウリーニョの見事な先制ゴールが栃木のゴールネットを揺らした!!


 


甲府先制!!


 


更に応援も選手の動きも激しさを増していき、迎えた後半39分。


 


相手DFのクリアミスか。


相手DFの頭をかすったボールがマラニョンの前に転がり、


マラニョンがこれを冷静に決め、2点目。


 


刻一刻と過ぎていく時間。


 


もう誰もが皆、勝利を確信している。


 


そして、長い長い笛がスタジアムに響きわたり、


遂に甲府悲願のJ1昇格決定の瞬間・・・


 


何故か驚くほど冷静な自分がいた。


 


本当に不思議であった。


 


もっと、もっと興奮するんだろうな、


そう思っていた。


 


不思議な感覚、何故だろうか?


いまだにわからない。


 


とにかく甲府はJ1復帰をこの日決めました[d150]


 


喜びに沸くスタジアムはやっぱりアウェイとはいえ、最高だったし、


ホームで昇格出来れば一番良かったんだろうけど、まだ優勝の可能性もあるし[d145]


 


早く決めることが出来て本当に良かった。


 


ここまで甲府に関わる人全てが本当に苦労してきたから・・・


 


本当に昇格決定は嬉しかったです。


自力で掴んだ本当に甲府の強さを見せつけた昇格。


 


4年前の昇格の時とはまた違った感動でした。


 


監督、スタッフ、選手、サポーター、ファン、そして全ての甲府に関わる人に、


自分も含めてありがとうと言いたい。


 


 


 


 



 


試合開始1時間ほど前の甲府ゴール裏。


 


宇都宮名物餃子を買い求める売店前の長蛇の列の人を除いても


この人数のサポーター。


 


本当に良いクラブに甲府は成長した。


この光景を観て誇らしいと感じた。


 



 


入場してすぐに寄せ書き。


サポーターみんなの願いが込められたメッセージ。


僕も書きこみました。


赤丸。


 



 


とっさにはいい言葉が思い浮かばない[d223]


なんとなく書いちゃいました。


 



 


♂ VFK12 J1へ行こう


 


風船を持って記念撮影。


このとき既に僕はJ1行きが今夜必ず決定すると確信していた。


 



 


最近、ハマっています。


 


日本全国のスタジアムの夕焼け。


この日のグリスタの夕焼けも本当にきれいだった。


 



 


選手入場。


 


遠くを観ると栃木も気合のビッグフラッグ。(やるなぁ~・・・)


青赤の風船が満員の甲府ゴール裏、そしてメインスタンドを彩る。


J1へ行こうの文字が揺れている。


 



 


この日、ホームグリスタ。


目の前での甲府の昇格は絶対に阻止したい栃木サポーター。


本当に気合が入っていた。


やっぱりここは栃木のホームスタジアムだ。


 



 


だが、俺たちも勝つ為にグリスタへ来た。


昇格を今夜決めるためにここへ来たんだ!


絶対に勝って昇格を決めて甲府へ帰る!![d153]


 



 


絶対に勝って甲府をJ1へ・・・


想いは必ず選手に届く。


愛している、そして信じている甲府。


 



 


青赤のバンディエーラも揺れる。


栃木には応援でも負けられない。


 



 


アツき願い、想いを込めて「ヴァンフォーレ」コール!!


さあ、行こう夢のステージへ!!


甲府の夢をのせてキックオフ!!


 



 


さあ、死ぬ気で行くぞ!!


命がけで戦え!!俺たちがついている!!


絶対に勝つ、勝つ、勝つ、勝つ!!


絶対に行く!行く!行く!J1へ行くんだ!!


 



 


栃木のディフェンスも堅い。


なかなか思うようにさせてもらえない甲府。


後半、20分経過。


しかし、このまま30分も経過。


さすがに僕自身、焦りが見えてくる。


 


全力で跳びはねていた為、靴ひもがほどけた。


すると結んでいる数秒の間に、大歓声。


 


何事か!!


 



 


靴ひも結び直している間にパウリーニョの先制ゴールが決まる!!


 


何だかわからないうちに決まってしまった[d223]


というより、肝心なところを見逃した[d223]


 


後悔するも、一緒に周りのサポーターと喜びのハイタッチ!!


 


そして後半39分、今度は途中出場、マラニョンのゴール!!


 



 


これで0-2。


時計は残り3分。


ほぼ勝利を確信[d228]


 


 


そして、ついに待ちに待ったこの瞬間が・・・


 


後編に続きます・・・・・・


 








































































































































































































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