高校選手権福岡大会1次予選(3)


7月27日、行橋高校会場の第3試合です。


第2試合の延長戦の余韻さめやらぬ中の第3試合は希望が丘高校と小倉工業の北九州勢同士の一戦です。


実は希望が丘高校のサッカー部を見るのははじめてでしたが、平成10年より学校にスポーツ系列を設立し、強化部の1つにサッカー部を指定、元Jリーガーの監督を招聘し、近年急激に力をつけているチームの1つとのこと。県大会にも出場を果たすなど、今後が楽しみなチームです。


実際に試合は序盤から希望が丘が試合を支配します。


写真のように希望が丘高校オフェンス陣がドリブルで中央突破を試みるシーンが試合当初より多く見られます。


 


 


 


 


 


 


 


 



かと思えば、その一方で希望が丘で光ったのが16番の選手。


小柄ではあるが、豊富な運動量で小倉工業のボールを持っている攻撃選手を追い回しプレスをかけ、ことごとくボールを奪取します。


以前見た試合では攻撃陣が爆発した小倉工業も今日はそういうわけにはいかないようで、なかなか決定的なチャンスをつかめません。


 



希望が丘はボールキープ力や戦術もチーム全体で統一されており、後半になると再三のように左サイド(小倉の右サイド)の突破を試みます。小倉工業の選手も食らいつきますが、ケースバイケースでパスと突破を繰り返す希望が丘の前になかなか主導権を握れませんでした。



試合は最初から最後まで希望が丘の突破に対し、小倉工業が並走するシーンが何度となく繰り返される試合になってしまいました。



小倉工業もキーパー中心に粘り強くゴール前を死守していましたが、ゴールを奪われ、結果は希望が丘の快勝でした。


しかし、この試合では素晴らしいパフォーマンスを見せた希望が丘でも次の2次予選代表決定戦では九国大附に1−5。


福岡県という1つの県でも壁は果てしなく高い…。


でも、これにめげず両チームともがんばってください。


 


 


※学校紹介


 希望が丘高校


 平成10年に九州の私学ではじめて総合学科を設置し、校名を現校名に変更。スポーツ・進学・総合ビジネス・トータルビューティーの4つの系列と別に自動車科を持つ。


 小倉工業高校


 明治32年設立の県立校。今年110周年を迎える。1年次は機械系・電気系・化学系の3つのコースを学び、2年以降電子機械科・電子科・工業化学科・電気科・機械科の5つの学科に別れる。


































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