俺から見たスーペルコパ準決勝バルセロナ対オサスナとコパ・デル・レイ32
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ゆーすけ
2024年01月12日 23:28 visibility161
スーペル・コパ準決勝とコパ・デル・レイの試合をまとめて思ったこと、感じたことを書きたいと思います。
まずはコパ・デル・レイ。
メディアではジョアン・フェリックスがやり玉に挙がっていましたが、チーム全体の守備が良くない。ネガティブトラジションでボールへの寄せる意識はあるものの奪いにいく意識が薄い。前半だったと思うがバルバストロの選手を4人で囲んで皆直前でストップ。バルバストロの選手は何とか近くの味方にパスを通しました。ガビの不在を嘆く理由がここにあると思います。ボールホルダーに体を当てボールを奪ったり、足を出してボールをカットしたりする意識がとても希薄です。
「俺は守備しているけど」
と、「偽プレス」状態。
(造語です、今作りました。プレスしているふりをして、実は役に立っていない。)
これでは、敵陣でボールを奪えないし、波状攻撃は仕掛けられません。
勝ちはしたものの試合内容は良くありませんでした。
続いて、スーペル・コパ準決勝。
バルバストロ戦に比べてフェラン・トーレス、ラフィーニャ、ギュンドアン、デ・ヨングセルジ・ロベルトらが頑張ってプレスをかけていましたが、悪目立ちをしたのがクンデとアラウホ。
開始直後、バルサが右サイドにクリアしたボールをギュンドアンが追いかけて敵にプレスをかけます。オサスナの選手は前方にいた選手にパス。ギュンドアンとしては味方が寄せているので囲めると思ったのでしょう。しかし、クンデが寄せておらず、ギュンドアンが慌てて寄せろと指示だしする場面が見られました。
アラウホは、バイタルエリアのブディミルを放して、ボールを入れられて慌てて寄せるも体を入れ替えられてシュートを打たれてしまいます。ペーニャが鋭く寄せてファインセーブをしてくれたおかげで事なきを得ました。
2つ例を上げましたが、2人は1試合を通じてこの調子。
自分たちがボールを持っている際も敵から離れた位置でボールを受けて、オサスナ攻撃陣がプレスに来られないようにしていました。これだとボールは失いませんが、相手を引き付けてから出すパスが一切ないので、クンデ、アラウホのところでパス回しがリセットされ、相手の陣形を整える時間を与えてしまいます。
バルサ所属のレギュラーCB(右SB)の二人ですが、その看板だけでは活躍できません。
今、クンデとアラウホに必要なのは失敗を恐れずに前進しながら守備をすること。元々ふっとボーラーとしての素質、技術はあるのだから意識改革だけだと思います。
一方、先制点のシーンは、オサスナの縦パスをクリステンセンがしっかりつぶして敵陣形が整う前にギュンドアンのスルーパスからレバンドフスキが決めています。
チームとして守備の意識改革(チームが前からプレスをかけ始めたら失敗を恐れずにボールを奪いきる。失点しても失敗しても気にしない)をすればいいと思います。
それができれば攻守にわたって好循環が生まれるはずです。
スーペル・コパの決勝クラシコまでに改善されていることを切に願いたいです。
おまけ
私事ですが、病気になってしまい更新が遅れてしまいました。
楽しみしていたかがいらっしゃいましたらお詫び申し上げます。
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