守備の意識〜概要編

守備につくとき、皆さんはどんな意識で守っているでしょうか?



守備については、技術書では「打球が飛んできた後の動き(=フォーメーション)」
については書かれていることが多いです。



確かにそれも重要なのですが、意外に「打球が飛んでくる前にすること」
についてはあまり書かれてないんですよね…。



そこで「打球が飛んでくる前にすること」について、
何回かに分けて書いていこうと思います。


さて、僕は守備についたときに、打球が飛んでくる前に行うことを
以下の3つのフェーズに分けて考えています。



 1.守備位置の決定
 2.周りの選手への指示
 3.打球処理のイメージ



グラウンドに立つときは、ルール上、必ずフェアゾーンのどこかに
守らなければなりません。



これは、裏を返せば「フェアゾーンであればどこでも守れる」ということなので、
打球の飛ぶ確率の高いところに守っておいた方が有利です。



そこで、打球方向を決定する要素をもとにして、守備位置を決定します。



守備位置を決めた後は、周りの選手に指示をします。

自分の考えを周りに伝え、周りの選手と意識をすり合せることで
組織的に守れるようにします。



最後に打球の処理方法をイメージします。



あらゆる打球パターンを考えて、どういう風に捕球して、
どういう風に返球するかをなるべく詳細にイメージし、
打球に備えます。


今回は、タイトルにもあるように「概要」ということで、
まずは大まかに守備に付く際に「打球が飛んでくる前にすること」
を3つのフェーズに分けて紹介しました。



次回以降では、今回紹介した各フェーズの詳細を書いていこうと思います。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。