
守備の意識〜概要編
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もとみち
2010年02月28日 23:46 visibility107
守備につくとき、皆さんはどんな意識で守っているでしょうか?
守備については、技術書では「打球が飛んできた後の動き(=フォーメーション)」
については書かれていることが多いです。
確かにそれも重要なのですが、意外に「打球が飛んでくる前にすること」
についてはあまり書かれてないんですよね…。
そこで「打球が飛んでくる前にすること」について、
何回かに分けて書いていこうと思います。
さて、僕は守備についたときに、打球が飛んでくる前に行うことを
以下の3つのフェーズに分けて考えています。
1.守備位置の決定
2.周りの選手への指示
3.打球処理のイメージ
グラウンドに立つときは、ルール上、必ずフェアゾーンのどこかに
守らなければなりません。
これは、裏を返せば「フェアゾーンであればどこでも守れる」ということなので、
打球の飛ぶ確率の高いところに守っておいた方が有利です。
そこで、打球方向を決定する要素をもとにして、守備位置を決定します。
守備位置を決めた後は、周りの選手に指示をします。
自分の考えを周りに伝え、周りの選手と意識をすり合せることで
組織的に守れるようにします。
最後に打球の処理方法をイメージします。
あらゆる打球パターンを考えて、どういう風に捕球して、
どういう風に返球するかをなるべく詳細にイメージし、
打球に備えます。
今回は、タイトルにもあるように「概要」ということで、
まずは大まかに守備に付く際に「打球が飛んでくる前にすること」
を3つのフェーズに分けて紹介しました。
次回以降では、今回紹介した各フェーズの詳細を書いていこうと思います。
sell私的野球論
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