
アントラーズしかできない勝ち方!
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七ツマル
2009年03月23日 01:09 visibility58
興梠のロスタイム弾で劇的勝利!
土壇場でのゴールで、勝ち点3をもぎ取れて、大興奮!!!
って感じに本来はなるんだろうけど、、、
この試合は、どっちかって言うとホッとした感じ。
正直、もっとすんなり勝ち切れた試合だったからね。
ここのところ不安定さが目立ち、広島の勢いに押されないか心配した立ち上がり。
失敗の反省が活かされたのか、集中してアグレッシブなパフォーマンスを魅せる鹿島。
一方の広島は、積極的に前に出てくるそぶりもなく、引き気味で来て、ちょっと拍子抜け。
前半は完全にボールを試合する鹿島と、引いてスペースを消す広島という構図。
鹿島ペースで進む中、幸先良く前半15分に先制!
FKのこぼれ球を大迫がシュートするも、DFにブロックされ、ボールは本山の前に。
本山は、ゴール右の伊野波に流し、伊野波がそのまま本山に戻す。
本山がシュートを撃ち、DFに当たりながらも、ゴール!!
もっとシンプルに撃っても良かったのかなとも思ったけど、結果的にうまくDFを振り回して、ゴールできたし、OK♪
1点リードした後は、まったりペース。
広島が前からプレスを掛けてくるわけでもないので、後方で回す時間が多い。
もう少し、縦パス入れて、チャンスを狙っても良いかなとも思うけど。
リードしているし、リスクを追ってチャレンジする必要がない展開か。
目立ったチャンスもピンチもほとんど無く、前半終了。
後半。
立ち上がりに鹿島が仕掛ける。
右サイドを突破した大迫のクロスに詰めた本山がヘッド。
GKが懸命にかき出すも、ラインを割ったかに見えたが、ノーゴール。
このゴールが認められていれば、もっと楽な展開になっただろうに。。。
これが、ケチのつき始め、扇谷主審のジャッジに翻弄される鹿島。
同じプレーに見えても、鹿島と広島とでは裁き方が違うように見える。
笛でプレーが分断され、素早いリスタートも許されず、イライラが募る展開。
ゴール裏からの視点でひいき目に観ているにしろ、酷いジャッジだと感じた。
試合後の会見で、オリヴェイラ監督がジャッジに激怒したため、欠席になったのも当然か。
ジャッジに負けず、しっかり追加点を取れれば良かったのだが、そううまくいかず。
不安定なパス回しをみせる広島DF陣のミスを突き、ゴールに迫るも、なかなか決めきれない。
強風にボールが流されて、パスがつながらないシーンが見られてくる。
時間の経過とともに足が止まりだし、スペースが空きだすと、カウンターの脅威にさらされることに。
すると、後半15分、オフサイドギリギリを抜け出した寿人を篤人が倒したことで、PKを獲られてしまう。
それを、ストヤノフにきっちり決められ、同点に。
そうなると、そこからは、鹿島の怒涛の攻撃。
幾度となく広島ゴールに迫っていくが、あと一歩決めきれない。
決まったかと思った、マルキーニョスのゴールもオフサイド。
それでもあきらめずに、ゴールに向かっていった結果が実ったのがロスタイム。
小笠原のCKを、岩政がヘッドで合わせ、そのこぼれ球を興梠が豪快なボレーでたたき込む!
まさに起死回生の一発!!!
そのまま、残り時間も広島の反撃を許さずに勝利☆
点差をつけて勝つこともできたんじゃないかっていう試合。
それでも、一時リズムを崩しながらも、しっかり勝ち切ったのは大きい!
過度に審判に喰ってかかることもせず、勝利を目指してプレーし続けた選手たちに敬意を表したい☆
『こういう勝ち方はアントラーズしかできない。』と伊野波のコメント。
ほかのチームも経験している選手から、こういうコメントが出るのが嬉しいね♪
こういう試合も勝利をあきらめずに戦いぬいて、しっかり勝ち点3を獲ることは、王者になるために大切なこと!
まさに、鹿島が鹿島であるからこその勝利!!!
これからも、相手チームはもとより、王者として審判からも変にマークされちゃう試合もあるだろう。
そんなときでも、勝利のために自分たちのやるべきことを、きっちりやり遂げてほしい!
鹿島は、それができるチームなんだから!
これで、3月5連戦を勝利で終われた☆
レギュラー争いの刺激が良い結果を生んでいるね☆
過密日程再開の4月にも、良い流れで挑めそう☆
2敗はいらなかったけど、最終的に良い結果を生むための、必要な痛みということで(^_^;)
NO PAIN NO GAIN 獲るぞ アジアと三連覇(by 岩政大翔)
この新年の決意を忘れずに、どんなに苦しくとも、一つ一つ勝利を重ねて、タイトルへ突き進んでいくぞ!!!
【PICK UP PLAYERS】
☆本山雅志☆
DFのブロックをものともしないシュートで先制弾☆
後半開始直後のヘディングシュートも決まったかと思われたが、無情にもノーゴールの判定。
前半は、引いてきた広島相手に安全なパス回しに終始。後半も安定したパフォーマンスは見せていたが、もう少しチャンスを作るようなチャレンジをするプレーも欲しかった。
☆興梠慎三☆
CKのこぼれ球に反応し、豪快なボレーで土壇場のロスタイム勝ち越し弾☆ACL上海戦でベンチ外で味わった屈辱をゴールという結果で晴らした!そのCKを奪い獲ったスピードを活かしてサイドを突くプレーも良かった。
一度奪われたポジションは、結果を残して奪い返すのみ!そういった意味では、ロスタイム前にももっと仕事したかったところ。今後結果を出し続けて、復活を果たしてほしい。
☆大迫勇也☆
ゴールは奪えなかったが、J初先発としては、上々の出来か。広島DFを相手に、身体を張ったポストプレーをみせるとともに、強いボディバランスと巧みなボールコントロールを活かしたドリブル突破でチャンスを演出していた。後半立ち上がりのドリブル&クロスは見事だった。
反面、周囲との連携、ボールがないところでの動きはこれからか。
☆マルキーニョス☆
下がり過ぎ、ボール持ち過ぎの悪癖が。その突破力は認めるところだが、勝負するポイントはもっと前線であるべき。中盤でそれをやっても、怖くないし、ボール運ぶのに時間がかかるだけ。チームとしてのリズムの問題もあるが、自分が仕事するポジションをもっと考えてほしい。
☆小笠原満男☆
中盤で丁寧なボール回しをして、チームのリズムを落ち着かせていた。セットプレーでも正確なキックで、ロスタイム弾を演出。また、守備での身体の強さは相変わらず。(それが裏目に出て、イエローカードを受けてしまったが。。。)
ただ、運動量、ダッシュの数は少ない。怪我明けでいきなりの連戦でもあったので、仕方ないか。2週間空く次の試合までに、コンディションがどれだけ上がるのか期待。
☆岩政大樹☆
安定感のある守備で、広島の攻撃をはじき返していた。1トップの寿人にボールが入っても落ち着いた守備でブロック。セットプレーでは、高さ強さを魅せていた。
☆パクチュホ☆
ミキッチとの1対1に落ち着いた対応で強さをみせていた。走力、スタミナの強みをみせていたが、周囲との連携はまだまだ。鋭いアーリークロスを送るもFWが反応できず。連携を深めて、レギュラー獲りへ再チャレンジが必要。
☆内田篤人☆
PKの判定はアンラッキー。基本的に守備でも落ち着いた対応をみせていた。
スペースが空きだした後半は、積極的な攻撃参加を魅せた。代表戦を含め、一番試合をこなしているにもかかわらず、終盤のカウンターで最前線へと駆け上がるスタミナは驚異的!
試合後は、槙野とユニフォーム交換していた。
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- 事務局に通報しました。
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