援護を背に杉内快投

  • HiRO
    2007年05月09日 03:40 visibility90

GWの9連戦を7勝2敗と大きく勝ち越したHawksを迎え撃つは、7勝1敗とそれ以上に高い勝率を挙げたFighters。

Fighters先発はスウィーニー......って誰?
1勝4敗。どうやらチェンジアップが武器か?

その立ち上がり。スタメン復帰後初ヒットとなる多村の先制4号ソロ!そのチェンジアップを狙い撃ち。

さらには、2回。外角への変化球に苦しむブキャナンが7号2ラン。外を狙った変化球が少しでも甘く入ると持ってくねぇ。

Hawks先発杉内は、序盤、制球に苦しみ球数が多い。が、徐々に投球のキレが増す。右打者の外から内に入るスライダー、そして緩いカーブ。そして何よりも......今日はストレートで空振りが獲れている。これは最近なかったこと。
それらのコンビネーションを武器に、4回以降は安定感抜群のピッチング。

その杉内を効果的に援護するHawks打線。
5回、2ベースの森本を還す好調大村のタイムリー!

この5回でスウィーニーは降板。

6回、替わった金沢から小久保の11号ソロ!

さらには、森本のタイムリーに大村の犠牲フライで、この回3点!

7点の打線の援護を背に、杉内は悠々のピッチング。
稲葉、セギノール、金子のクリーンアップをノーヒットに抑え、2000本安打にあと3本と迫る田中幸雄も完封。

Fightersは6安打を放ちつつ無得点、Hawksは10安打7得点。3HRを絡め効率よく得点。

4/18、Eagles戦でルーキー田中将大に投げ負けた杉内を評して、王監督曰く。
「今の杉内は単なるいい投手で終わるか、大投手になるかの分岐点にいる。」
一流を知る王貞治ならではの叱咤激励。意識の高い杉内がこれで発奮しないはずがない。
散発6安打、1四球、10奪三振、151球の完封劇。沢村賞を受賞した2005年のピッチングを彷彿とさせる今季一番のピッチング。このピッチングを続けてくれれば、今後の杉内にも充分に期待が持てる。

昨年秋、苦い想いをした北の大地で、先ずはリベンジ。が、秋に笑うための第一歩にすぎない。

「ゴールデンウイークはもう終わり、と自分に言い聞かせ、試合に臨んだ」小久保のバットも目覚めとるし、この日の3HRでチーム本塁打41本。昨季は136試合で82本だったから、早くも昨季の半分に到達。
考えてみりゃ、この3HRを放ったのは昨季いなかった選手ばかり。
いいチームが出来つつある。

さ、ひとまず、交流戦まで突っ走ろうや!

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