チケット狂乱

  • DIME
    2006年10月04日 04:36 visibility240

プレーオフチケットはいつもどおりプラチナチケットになっているそうで。

特に日本ハムあたりは凄いことになっていそうなのは想像に難くないところ。

 

でもそれって「にわか」が増えてるからこそのことであり、年に何十試合も詣でてくれるファンを優先してもいいんじゃないかぁって気もする。だからこそのFCだったりするんだろうけど、FC会員が全員試合にたくさんいっているわけでもない。

ってことで、日付の違う試合のチケットの半券10枚につき1席なんて席の販売方式があってもいいんじゃないかなぁと思うんだけどな、もちろん半券には全部名前が付いてるわけじゃないから、半券がオークションで売られたり友人からかき集められたりするんだろうけど、それでもそういう行動をするだけの積極性を考えればいいんじゃないかとおもう。 

そんなにたくさんの席を用意する必要はないにしてもその1年しっかり応援してくれた人にできるだけ還元したい、そういう姿勢を球団側が見せるのはそれだけでイメージアップにつながる。

 

何より申し込んで人の中にたくさん転売(オークション)目的の人がいるのは想像に難くないからなぁ。

オークションに関しては金券・チケット類は定価以下でしか販売してはならないとか規制すべきなんじゃないかと思います。

高い値段を出してでも買いたい人がいるのは競争原理と普通のことだけど、高い値段分のマージンが球団でなくて他に流れてしまうんじゃ球団にとって何のメリットもない。せっかく高い値段を出してでも書いたいって人がいるんならそこからちゃんとふんだくれるように考えなきゃもったいない。

そういう人のためにチケットを確保するのであれば球団側が最初っから「オークション席」を用意しておいて、高くなったぶんだけの利益をちゃんと球団にまわるようにすればいいのにな。個人的には良い席であれば定価の倍ぐらいだしてでも買うときは買うし。

もうちょっとなりふりかまわないというか、地道な営業もしてほしいなぁ。

 

営業といえば来年の楽天の年間シートのあの安さと種類の豊富さはよく考えられていると思う。

http://www.rakuteneagles.jp/ticket/season/index.php

前にもどっかで書いたけど、個人的には観客実数っていってもそのなかに無料入場者がはいってるんじゃ意味がないと思う。もちろんNFLのように放映権料とかで稼いでおいて、球場に来てもらうのはサービスのうちなんてのなら構わないのだろうけど。

でも少なくとも「チケット収入」を収益の柱の1つとして考えているプロスポーツならば(Jリーグにしろプロ野球にしろそうだと思うが)、大事なのは観客実数よりも有料観客数だ。もちろん来てもらうに越したことはないが来なかったとしてもちゃんとお金は払ってくれる客は実際にきてはくれているけど無料券という客よりも望ましい客である。

そういう意味で年間シートを豊富な値幅と種類で販売するのは非常に素晴らしい営業戦略だ。

10万円ぐらいのシートであれば、地元チームへの寄付を兼ねた応援のつもりで気軽に買える。会社への応援をこめて自社株買いをするようなかんじだ。そこで無理に全試合通う必要は全く無い。そういう感じで地元の人にどさ周りしていけば買ってくれる人も出てくるだろう。

もちろんせっかく買ってくれた人なのだから今度はどうにか球場に足を運んでくれるようにふたたび営業をかければいい、もちろん一番良い方法はチームが強くなることなのだが。

やっぱり楽天はすっごいお金にシビアだけど真面目に会社として営業に取り組んでいるのがわかる。正直親会社が微妙にやばい気がしないでもないけど、これからもこの調子で頑張って欲しいな。

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