
【サッカー 甲府】 ♪青赤La甲府 J1へ行こう 青赤La甲府J1へ帰ろう
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太田町見付
2012年10月15日 22:50 visibility940
甲府らしいといえば、甲府らしいゲーム展開。そして甲府らしい昇格決定。
あいも変わらず、守備の虚を突かれ、まあ、佐々木らしいといえば佐々木らしいが、それは春先のV東京戦の時とも変わらず、いい形でめまぐるしく攻守ところを変えていたゲームでの得点を許してしまう。マークがずれただけでは語れない醜態。いつものよくある失点シーンなのだが、最近このようなシーンを見ていないことからフラストレーションをたまらせるサポさんも多かろう。
後半、井澤が今シーズンのモヤモヤを吹っ飛ばすような、シュートを見せて同点に。いつもなら受けたボールをどこかに振ってしまうようなこともあるが、今日は自身が決めた。
ゴール裏はエンドレスで♪ユメカナウ♪を歌い鼓舞する。そうここは夢叶う小瀬。
夢は叶わないことを予感させるのが、直後の失態。得点直後の失点はまさにお家芸。この道はいつかきた道。落ち着かないというかバタつくというかこのあたりも相変わらず。
そんなこんなで、攻守めまぐるしく変わるピッチ上。ゴール裏のチャントも1オクターブキーが上がる。
ダヴィが倒され得たPK。この際、PKだろうが構わない、得点さえできれば。
見ているサポーターの全員がイエローカード出したろかと思わずにいられない湘南GKの屈伸運動。結局のところこの屈伸運動も、PK追加点のお膳立て。湘南GKは道化役。
このまま、攻守ところをかえる接戦は続く、選手が走り回る。アデッショナルタイムは4分。その4分間のほとんどを湘南側で、それもゴール前でのプレー。これもまた甲府らしいといえばらしいもの。
ゲーム終了、終わって見れば2-2のドロー。やはり湘南には勝ちきれない。16000以上の緩衝帯を除けば満席のホーム。これだけの観客の前であるならば選手も勝ちたかったろうに。引き分けでの昇格。これが一番甲府らしい展開。贅沢は言うまい。
山梨県内のありったけの紙テープが、ゴール裏から薄暮の小瀬の宙を舞う。メインからはシャボン玉が飛ぶ。
山梨県内に在庫がないとのことであったため、静岡から20本ほど持参。
引き分けでも昇格は昇格。 選手もゴール裏もお祭り騒ぎ。
盛田のマイクパホーマンス、柏がおちゃらける、喋らない輝さんまでマイク片手に叫ぶ、
城福監督の胴上げ、海野会長まで胴上げ、ああ悲しいかな、輿水社長あの混乱で何かおとしたみたい(ケータイとの噂も。真実は定かならず)
ひとしきり、昇格イベントが終わり散乱した紙テープの片付け。ゴール裏総出の清掃奉仕。
ジュニアユースの子達もトラックに散乱した紙テープを拾い集める。
片付けたものを置いておくとチームが処分費を負担。有志がそれを持ち帰る。
それもまた甲府らしいもの。
自分たちもひとしきり片付けて、グッズ売り場に向かう。昇格記念Tシャツは残り3枚。クラブのI女史がグッズ売り場にいた事から残りを購入。
長い長い小瀬の一日はこれで終わり。
そう、昼間、フェイスペイントのお手伝い。まだ準備が整ってない中列を作るちびっ子たち。そして、そのフェイスペイントは甲府南高校の眉目秀麗な美術部員が活躍。彼女らの中にもフェイスペイントははじめての学生も。
子供たちも笑顔、描く女子高生も大変そうだったけど笑顔。画材がなくなり2時間あまりで終了したが、学生さんから「大変だったけど、楽しかったまたやりたい」との言葉。
JsGOALでは、ビッグフラッグも取り上げられる。ビックフラッグもこのゲームでは、初めて触れたって観客も。
らしい形で昇格したこのチーム。誰が3度もJ1になろうと想像したであろうか。
でもね、フェイスペイントで待ってた子たちはもちろん、あの女子高生だって物心ついた頃にはヴァンフォーレってサッカーチームは既にあった。自分の街にサッカーチームのある幸せを感じる3度めの昇格。
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