【サッカー 福島】 東北ダービー奥羽ダービーはしょっぱさいっぱい
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太田町見付
2013年05月28日 23:02 visibility311
東京駅八重洲口から日付が変わる頃発車する高速バス。この高速バスに乗るのは今年何度目のことやら。
払暁の福島駅頭、もう日も出て羽織るのもいらないくらい。今シーズン最初に使ったときはグランドコートが必須だったのに。
始発の飯坂電車に乗り飯坂温泉に。温泉で夜行高速バスの疲れを癒す。これも今シーズンの定番。
温泉街を散策していると、青にTDKのレプユニの方と遭遇。JFLに参入して初めて、スタジアム周辺以外で相手チームのレプユニを身にまとっているサポさんにお会いすることができた。聞けば車で4時間半ほどで到着したとのこと。飯坂温泉とユナのコラボの幟旗をみて「街が一体となって応援してるんですね」とお褒めの言葉。少しばかり事実誤認もあろうがありがたい限り。上のカテゴリーとはこうしてアウエイの方もやってくる。少しは経済に貢献できるもの。
福島駅からはレンタサイクル「ももりん号」を借り街を疾走。この日は日本ダービーがありバスは競馬場に向かうおじさん方でいっぱいになることが想定されたからチャリ。起伏もないから良い運動。
スタジアムには、わざわざ稲庭うどん佐藤養助商店のキッチンカーもやってきて、アウエイの味を堪能。おぼろ昆布と梅の取合せは初夏の味わい。
ホームゴール裏では、リーダーが塩を思い切っ撒いている。そのさまはまるで玉乃島か双大竜(県出身の力士です)
ホーム信夫で、開幕の横河武蔵野戦以降全く勝てなくなりそのお祓いの意味も込め撒き塩も盛大に。これで運気も急上昇とはならず、急上昇したのは気温のみ。
ゲームの入り方は及第点。積極的にプレスを仕掛けていく。純弥からのパスを康剛がヘディングで押し込み幸先よく先制点。
ただここから先があまり褒められたものではない。
直接FKが、内藤と相手が交錯している間にあれよあれよのゴールに。なぜか狐につままれた感のする失点。
こちらとしてはファールなりの笛も期待したがそうは問屋が……。
そして、これでバランスを崩したのか中央を簡単に破られ、なぜか反応しきれずまた失点。
嫌な形での失点だったが、それでも後半ウッチーが決め(同姓同名の元甲府の選手のことをこう呼んでいた)、ゲームを振り出しに。
このウッチーさすがに後半バテてきたのが見て取れる。
逆にブラウブリッツの運動量が全く落ちていない。前半セーブしてたのもあろう。
局面打開の塁のスピードも最初のうちは機能していたが徐々にバランスを崩す。
こうなれば、勝ち点1でもいいと思っていたアデッショナルタイムにまさかの失点。
前半からブラウブリッツは、左サイドからの攻撃パターンを駆使していた。そのケアが全くできていなかったうちの右SBの失態。失態というよりも最初からそこばかり突かれていた。
結局、またぞろホームでの敗戦。JFLの先輩秋田は優しくなかった。
されど、ゲーム前と後のエール交換はあたたかいもの。
東北ダービーをこれから盛り上げるのは私たちの使命。いまでこそ直通列車はなくなったが(新幹線こまち号は福島を通過する)改軌で分断されたとはいえ奥羽本線の始発は福島駅。昔は特急つばさ号や急行津軽、おがなどが両市を結んでいた。
帰りの福島駅前東邦銀行の支店あたりでレプユニを着た秋田のグループに遭遇。
これがこの地でも当たり前となることを願う。
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