覚悟する監督

  • smiles
    2014年04月09日 22:00 visibility60

4/9  ●3-4 vsT② 甲子園 ●長田 

殊 なし  敢 ブランコ・バルディリス  技 荒波


尚成に期待し難いことは、薄々感じていることであろう。

3勝くらいかな、上手くいって5勝かな、と戦前予想したくらいで、

技量がどの程度だか、僕にはわかりません。

今日は細かいコースの判定で苦しんでいましたが、

辛うじての5回1失点について、判断は難しい。

変化球主体のところを、ファールで粘る技術が上がっているんだか何だかで、

結局球数が増えて苦しんでいるのですが、

守りが長くなる分、野手への影響が無いとは言えなかろう。

これをバルディリスがマウンドへ足を運び、投手を鼓舞することで、

何とか保たせているのかなと思うと、

おそらくチーム作りに於いて、

人間性重視が高田GMの方針かもしれん、

ということを再確認したところはありました。


とはいえ、一度オープン戦で尚成と阪神は対戦している分、

読売戦を含めた研究が阪神打線になされているのと、

初対決の岩崎投手を捉えあぐねてしまうベイスターズ打線では、

どうもトータルで研究と工夫に弱さを感じてしまった。


長田については、7試合目の登板ということですが、

最初の4試合、雨天中止を挟んでも4連投というのがあるからで、

しかしストレートが荒れて、

かつ、試合終盤になると変化球が増える傾向の黒羽根が

足を使われて引っ掻き回されて、

余計な変化球でばたばたした4点目だったりしますかね。

黒羽根も頭がパンクしたことでしょう。

長田は登板過多「気味」だった、という言い訳はさせてあげましょう。


それでも最終回、黒羽根に代打を起用しないあたりに、

あ、この監督は覚悟を決めたかと。

結果はともあれ、黒羽根をある程度まで起用し続けるのだろうと。

それは、梶谷の3番もそうだが、

そうそう簡単に替えないのでしょう。

筒香は本日スタメン外れでしたが、左投手だからだろうなと。

右だったらまた使うでしょう。


その上で、1B2Sのカウントから代走白崎という、

相変わらずの遅れ気味選手交代があったり、

菊地は今日も1球で終わりで、

2試合登板で2球しか投げていないだろ?というおかしな状況があったり、

おもしろ展開は多いですな。

打てない前提でいた阪神の抑え投手から2点も取れるなんて

思ってもいなかったわけだし。


一応、敗因がはっきりしている、

毎度の黒羽根リードと、

野手陣が休み気味になる、守りが長いことでリズムが作りきれないところ、

こういうことを考えると、

情報をペラペラしゃべりながら勝つ、という難題に挑む中畑監督は、

玉砕のドラマを描いているんだか、

育成のドラマに酔ったままなのか・・・・・・。


意外とベンチで大人しい感じにしか思えず、

チームもリズムに乗りきれない点はとても気になります。


そろそろ本気で勝ちにかかりたいのですが、

三嶋は不安です。

前回ファームは生で見ましたが、3回1失点。

若い右打者に一塁側へのファールで粘られておりましたし、

どこまで改善してくれるか。


黒羽根次第ですが、

守りのリズムをうまく作らないと、

歳内投手はよくわからないのですが、

また打てないままガタガタ行きかねませんぜ。


その辺も覚悟のシーズン、

果たして今試合に出ている選手たちに、

どこまでの覚悟があるのか。


始まったばかり、と言えるのも、明日ぐらいまでにしていただきたいものだ。


そこを、開幕投手だった三嶋に賭けるというのも、何かのめぐりあわせか?



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