人的補償お勧めリスト 広島や西武は巨人からこの選手を選ぶといい!

  • 舎人
    2013年12月15日 04:44 visibility10637

どうやら巨人は今度の水曜日(18日)までに大竹の人的補償のリストを広島に提出しなくてはいけないようです。今頃、原沢GMは色々な資料を用意して最終的なリストの作成に取りかかっていることでしょう。そのリストをV旅行から帰国した原監督に照会し、裁可を仰いで広島に提出する運びではないかと思います。前回の日記は私がある程度客観的な視点から評価を数値化してプロテクト案を作成したものでしたが、実際に作成したリストを眺めていても、かなり熱心な巨人ファンでもない限り、ほとんどの選手は名前を辛うじて知っている程度ではないかと思います。広島や西武の掲示板を覗いてみると、少しずれた感覚で話をしている気がしますし、広島や西武ファンにも、もちろん巨人ファンにも、実際に俎上に上がっているのはどんな選手なのか参考になるまとめたものがあった方がいい気がします。そこで、今回は前回の日記の補完の意味を込めたものです。プロテクト漏れして、広島や西武が補償に選べそうなのはどんな選手かということを数行で分かるような野球太郎風のレポを作成してみました。合わせて私の主観によるおススメ度を☆5つから☠までの6段階で評価。前回同様全くの自己満足ながら、ファームウォッチャーだからこそ作れたものだと思っています。


前回の日記でプロテクト有力で22点以上獲得していた13名の選手(坂本、山口、菅野、西村、内海、長野、杉内、宮國、澤村、阿部、今村、中井、村田)は外しました。


投手

久 保(34歳) 投手(右・右) おススメ度☆☆☆

 プロテクト漏れ濃厚だが実績を買って指名していいかもしれない。右ヒジのトミージョン手術から復帰を目指した今シーズンだったが、まだまだ本調子とは言えず離脱前の6割の状態。しかし、この手の手術は復帰後に球速が以前よりも増している例が数多くある。このままケガから復帰できない危険性はあるものの、もしかしたら本格復帰が来シーズン見込めるかもしれない。連投を避け、起用方法に気を付ければチームの中心として期待できる。

香 月(32歳) 投手(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら指名してもいいかもしれない。確かな実績とケガによる離脱がほとんどない安定性。巨人においてはあまり活躍ができなかったが、オリックス時代は中継ぎの柱として貴重な存在だった。投球スタイル的に最も長生きできるタイプ。後5年は渋く現役を張れると思われる。

越 智(31歳) 投手(右・右) おススメ度☆

 プロテクト漏れ確実だが指名しない方がいい。難病の黄色靱帯骨化症から復帰を目指した今シーズンだったが、球威は8割方戻って来ており、145キロ前後のストレートも投げられるようになっている。しかし、コントロールや変化球のキレはまだまだ不安定で、ようやくリハビリの第一段階を脱した状態。順調に復帰に向けて進んでいる気がするが、過去に例のない病気だっただけに果たして以前のように戻るのかが不明。

高木京(25歳) 投手(左・左) おススメ度☆☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたら指名した方がいい。見事に2年目のジンクスにはまってしまった今シーズンだったが、これは春先の先発テストの調整に戸惑ってしまった影響が多分にあったと思われる。145キロ以上のストレートに、落差の鋭いカーブ、制球力もまずますのものがあり、さらに球種を増やすことで大化けも期待できる。年齢的にも魅力。

福 田(31歳) 投手(右・右) おススメ度☆☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら実績を買って指名していいかもしれない。右肘関節の形成手術を11月に受けたばかり。いわゆるネズミというやつでほとんどの投手が問題なく復帰を果たしている。以前は一向に安定しない投手だったが、年々投手としてのまとまりが出て来て、昨シーズンは8勝を挙げる大活躍。しかし、今シーズンはヒジの違和感からか生彩を欠いてしまった。手術明けというのが気掛かりだが、問題なく復帰できれば先発にリリーフに大きな戦力になると思われる。

田    原(25歳) 投手(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト当落線上なのですぐに使える点では指名してもいいかもしれない。昨シーズン2勝の実績。クセのある球筋と低めを丹念に突く投球。今シーズンは使用球が変わったことで生彩を欠く。元々制球力はアバウトで球威もイマイチ。一軍で長期に渡って活躍するためには何段階かステップアップが必要。

松本竜(21歳) 投手(左・左) おススメ度☆☆☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたら指名するべき。投げる才能の塊。岡崎二軍監督や大森育成Dもその潜在能力を高く評価。将来球界を代表する先発左腕に成長する可能性あり。問題はケガ明け(肋骨)と野球に取り組む姿勢が消極的なこと。現在、台湾のウインターリーグで活躍中。ケガさえなければ来シーズンからローテーションの谷間を任せることができる。

青 木(33歳) 投手(左・左) おススメ度☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら実績を買って指名していいかもしれない。2011年の左ヒザの影響で2012年のシーズンを棒に振ってしまったが、巨人にトレードに出された今シーズン、見事カムバックし、チームの優勝に貢献した。そのほとんどが1イニング以下のものだったが、34試合34イニング1/3で5勝、防御率2.87は立派。ただし、この活躍は周りに強力なリリーフ陣がいたことによる相乗効果がもたらした可能性があり、他球団では起用方法を考えないと同じような活躍は難しいかもしれない。

一    岡(24歳) 投手(右・右) おススメ度☆☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら指名した方がいい。MAX150キロ、常時142キロ以上のストレートに、キレのいいフォークが武器で二軍のストッパーを務めた。二軍の成績から言ったらもっと一軍で結果が出てもいい感じだが、何か投手として欠落した部分があるのかもしれない。それが判明し克服すれば文句なし一軍戦力。

公    文(22歳) 投手(左・左) おススメ度☆☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたらお勧め。クロスステップからMAX148キロ、常時140キロ以上のストレートを投げ込む。ロッテ時代の河本のようなリリーフ左腕になる可能性あり。問題はまだまだ投手としてのまとまりに欠けることと左肩痛の経歴があること。

小 山(26歳) 投手(右・右) おススメ度☆☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたら指名した方がいい。昨年2勝も、今シーズンは未勝利。しかし、投手としてのスケールは素晴らしく、ちょっとしたキッカケでブレイクの可能性がある。140キロ台中盤のストレートにキレの良いスライダー、フォークが武器。大きく育てばヤンキース黒田になる可能性があると評価する声も。突然の乱調で、制御不能になる不安定さが問題。

星    野(29歳) 投手(左・左) おススメ度☠

 プロテクト漏れだろうが指名してはいけない。ケガの影響からか、まだ本来の投球にほど遠い投球内容。元々150キロ近いストレートを誇っていたが、ケガで以前よりもおよそ10キロも球速が落ちている。サウスポーであることは魅力だが、ケガから完全に復帰できるかの見極めが難しくリスクが高い。

江柄子(28歳)  投手(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト漏れだろうがすぐに使える点では指名してもいいかもしれない。二軍では先発で結果を残すが、一軍ではリリーフとしての起用。立ち上がりが悪く、本来の適性は先発タイプ。緩急が使える時は素晴らしい安定感。起用法を考えて持ち味を引き出せば、貴重な戦力になる可能性大。

笠 原(23歳) 投手(右・右) おススメ度☆☆☆☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたら必ず指名した方が良い。年々速くなっているストレートは今年150キロを超えるようになった。元々体に柔軟性があり、球持ちの良さ、球の伸びは優れたものがある。カーブ、スライダー、フォークのキレも良い。プロ入りしてからの成長曲線が素晴らしく、将来のエース、もしくは抑えの切り札候補。

須    永(29歳) 投手(左・左) おススメ度☆☆☆

 プロテクト漏れ確実だがお勧め。左ヒジのトミージョン手術から復帰した今シーズンだったが、手術前よりも球威が増し、変化球のキレも向上した。まだまだ長いイニングは厳しいのかもしれないが、ワンポイントや1イニング程度の中継ぎならすぐに使える。安定感は公文や高木京と同等以上。今シーズン後半、青木が落ちて来たら一軍に呼ばれる可能性を感じていた。

田    中(21歳) 投手(右・右) おススメ度☠

 プロテクト漏れ確実だが指名をしてはいけない。入団時より球速が落ち、今シーズンは投球フォームが何度も変わる迷走をしてしまった。将来性はあるかもしれないが、現時点では開花の兆しが見られず育成落ちの危険性も。

阿    南(30歳) 投手(左・左) おススメ度☆☆☆☆

 プロテクト漏れ濃厚だが漏れていたら超お勧め!オリックスの時代は特長の無い投手だったが、巨人に来てツーシームを覚えたことで急成長。上から投げたり、横から投げたり、変幻自在の投球スタイルと緩急。舐めるように低めを突く安定した制球力。エースになるタイプではないが、来シーズンからすぐに使えて貴重なコマとして戦力になること間違いなし。シーズン5勝も可。


捕手

實 松(33歳) 捕手(右・右) おススメ度☆☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら実績を買って指名した方が良い。元々、リードに定評があり、投手にとって信頼のおける存在。打撃に難があったが、時折起用されるスタメンマスクで意外性のあるバッティングを披露している。実績は加藤と大差ないが、守備型捕手として打撃型捕手の阿部と対になるので、巨人にとっては加藤よりも貴重な存在。

井 野(31歳) 捕手(右・右) おススメ度☆

 プロテクト漏れ確実だが指名しない方がいい。比較的捕手の層が厚かった楽天から移籍した今シーズンだったが、一二軍ともに存在感が薄いままだった。肩もあまり良いとは言えず、一軍でマスクをかぶると必ずと言っていいほど投手を炎上させるなどイメージが良くない。

加 藤(33歳) 捕手(右・右) おススメ度☆☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら実績を買って指名していいかもしれない。偉大な正捕手阿部の影に隠れているが、もしも他球団だったら正捕手に治まっていたかもしれない。安定感のある捕球にスローイング、意外性のあるバッティング、控え捕手としては十分な存在。

鬼屋敷(23歳)  捕手(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト当落線上だが漏れていたら将来性を買って指名していいかもしれない。素晴らしい身体能力とポテンシャル。しかし、捕球に難があり、強肩だがスローイングが雑で盗塁阻止につながっていない。完成型は河野以上かもしれないが、捕手として数年先までレベルアップが必要。打者としては不思議なセンスの持ち主。ほかのバッターが打あぐねている投手に、1人合っているなんてことがままある。

河 野(23歳) 捕手(右・左) おススメ度☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたら将来性を買って指名していいかもしれない。ファームの正捕手としてじっくり育てられた成果が徐々に現れつつある。ポテンシャルは鬼屋敷に一歩譲るとしても、捕手としてのまとまりは河野の方が一歩も二歩もリードしている。今シーズンは一軍で本塁打も記録。将来の正捕手候補筆頭。


内野手

寺 内(31歳) 内野(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら実績を買って指名していいかもしれない。元々は守備走塁のコマとして入団した選手だったのかもしれないが、年々結果を残し、今ではチームに欠かせない存在になりつつある。まるで叩き上げの高卒社員が大卒組を押しのけ幹部に昇進して行くのを見るよう。プレースタイルは渋とく、結局最後は寺内を使っている印象と存在感。

藤 村(25歳) 内野(右・左) おススメ度☆☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたら指名した方がいい。一昨年の盗塁王も昨年、今年と生彩を欠いてしまった。走り打ちが改善されない打撃に悩むあまり、守備においてもおぼつかない面が出てしまった。しかし、何よりの武器の走塁は健在な上、打撃においても今シーズン生涯初の本塁打を二軍で記録するなど、徐々に力強さが加わりつつある。失いかけた自信を取り戻せば再びレギュラー争いもできるはず。まだまだ25歳と伸び代もあり、いくらでも巻き返しが可能だ。

脇 谷(33歳) 内野(右・左) おススメ度☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら実績を買って指名していいかもしれない。今シーズンは序盤にお立ち台に上がるなど、チームのスタートダッシュに貢献したが、5月の頭にファームに落ちてからは首脳陣の信頼を勝ち取ることができず、ほとんど一軍に呼ばれることがないままにシーズンが終了してしまった。ケガの影響からなのかファームではセカンドの守備の動きも悪く感じた。ストレートに滅法強い打撃はまだまだ健在で魅力。

石 井(36歳) 内野(右・左) おススメ度☆

 プロテクト漏れ濃厚だが指名しない方がいい。昨シーズンは代打として大活躍し、脅威の代打打率.405を記録したが、今シーズンはその代打での打率も.174に急降下してしまった。攻め方を研究されてしまったのかもしれないし、年齢による衰えかもしれない。

大    累(24歳) 内野(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト漏れだろうから将来性を買っての指名ならありかもしれない。俊足と守備で即戦力を期待されたが、プロ一年目は全てに渡って力不足な面が出てしまった。しかし、シーズン後半以降は徹底した右打を心掛け、それに伴い打率も急上昇。自分の目指すべき方向性が定まった感がある。走塁と守備は元々能力のある選手なので、今後の努力次第では5年後、2番二遊間でレギュラーも。

坂    口(24歳) 内野(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト漏れだろうから将来性を買っての指名ならありかもしれない。人並み外れた長打力と、意外に優れた変化球への対応力。右のパワーヒッターが苦しむ外角低めのスライダーも上手く拾ってレフト前に軽打。大学時代はノンビリしてやや伸び悩んだ感があったが、プロ入り後、緊張感と周りからの刺激で才能が開花の兆し。打撃は一軍定着をアピールするまでもう一歩のところまで来ている感があるが、サードの守備は決して上手くなく、ファースとしか安心して任せられない。

立 岡(24歳) 内野(右・両) おススメ度☆☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたら指名した方が良い。持ち味は内外野どこでも守れる汎用性と俊足。そして打席の中で何としてでも出塁するんだという気合い。元々は右打で、昨シーズンのケガの影響から始めた左打だったため、引っ張る打撃ができないことが問題だった。ところがシーズン終盤には右方向へも力強い打撃を見られるようになっていた。今後は両打にも挑戦するそうで、この向上心は成功への何よりもの財産。

辻        (20歳)  内野(右・左) おススメ度☆

 プロテクト漏れだろうがよほど先を見据えた構想でもない限り指名しない方がいい。ミートセンスはあるものの、シーズン中はプロのスピードに付いて行けず、バットのヘッドが下がり、センターより左方向の打球が目立った。ショートの守備はまずますだが、足の速さは並。台湾でのウインターリーグで2打席連続本塁打と今後が楽しみであるが、まだまだ素材のままで一軍の戦力になるまで最低3年以上かかると予想される。


外野手

亀 井(32歳) 外野(右・左) おススメ度☆☆☆

 プロテクト濃厚だが漏れていたら指名していいかもしれない。準レギュラーとして普通に戦力として計算できる存在。

鈴 木(36歳) 外野(右・右) おススメ度☆

 プロテクト漏れ濃厚だが指名しない方がいい。走塁のスペシャリスト。原監督の野球には欠かせない存在だが、それ以上の活躍を期待することは難しい。

高橋由(39歳) 外野(右・左) おススメ度☆

 プロテクト当落線上だが指名しない方がいい。体調が万全なら四番を任せることのできる存在だが、毎年、何処かしら故障している。また、年齢的に起用方法を考えてあげないといけない縛りがある。

松本哲(30歳) 外野(左・左) おススメ度☆☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら指名していいかもしれない。センターの守備は巨人の歴代でも屈指の存在。パワーはないが、粘れる打撃も戦力として魅力。チームの打力が安定している時や、元々ほかのホジションで打力をカバーできるチーム状態ならば、スタメン起用に十分応えられる。

橋 本(24歳) 外野(右・左) おススメ度☆☆☆☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら将来性を買って指名した方が良い。ムラッ気のある打撃が玉に傷だが、十分過ぎるほどファームで実績を積んで来たことがようやく一軍でも結果が出るようになって来た。バットコントロールに優れ、時には長打も狙える打撃。二桁盗塁を狙える走塁。そして何より自慢の強肩と魅力たっぷりの若手注目株。巨人の25歳以下の若手で将来間違いなくレギュラーを張っている絵が浮かぶのは中井とこの橋本以外思い浮かばない。

横    川(30歳) 外野(右・左) おススメ度☠

 プロテクト漏れだろうが指名しない方がいい。過去の実績はまずまずあるが、巨人に移籍した今シーズンは全く良いところが発揮できず仕舞だった。外野手登録だが、ほとんどファースト専従での起用。しかし、明らかにファーストの守備は上手くない。年齢的にも契約か戦力外かの境目の選手だったと思われる。

矢 野(34歳) 外野(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト当落線上なので漏れていたら実績を買って指名していいかもしれない。物凄い集中力で今シーズン代打での打率は.358を誇るが、スタメンで起用すると打率が.255と並になってしまう淡白さが問題。強肩だがヒザのケガ以降外野での守備範囲は狭くなってしまった。

加治前(29歳)  外野(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト漏れだろうがすぐに使える点では指名してもいいかもしれない。昨シーズンは一軍でも出番がありそこそこ注目を集めたが、今シーズンはチームの厚い選手層によって今シーズンはほとんど出番なし。勝負強い打撃と優れた選球眼。レギュラーは難しくてもコマとしては一軍でも貴重な戦力になる可能性あり。

隠    善(30歳) 外野(左・左) おススメ度☆☆

 プロテクト漏れだろうがすぐに使える点では指名してもいいかもしれない。打撃センスがあり、ファームでは毎年のように結果を出し続けているが、なかなかチャンスをものにできず、一軍定着を果たせていない。強肩で守備も悪くない。自信が付けば左の矢野のようなクラッチヒッターになる可能性を感じる。

大    田(24歳) 外野(右・右) おススメ度☆☆

 プロテクト当落線上だが漏れていたら将来性を買っての指名ならありかもしれない。日本人離れしたパワーと二桁盗塁の俊足、投手としても140キロ中盤を叩きだす強肩と身体能力は超一流。問題は5年経っても荒いままの打撃と方向性をいまだに見つけられない主体性の無さ。一軍ですぐに使っても何らかの戦力になるかもしれないが、その潜在能力を完全に引き出すためには、まだまだ相当時間がかかる。



お勧め度☆☆☆☆☆(チームの柱になる可能性があり真っ先に選ぶべき)

笠原、橋本

お勧め度☆☆☆☆(中心選手になる可能性があり優先的に選ぶべき)

松本竜、阿南

お勧め度☆☆☆(戦力としてまずまずの期待ができるorすぐに使える)

久保、高木京、福田、一岡、公文、小山、須永、実松、加藤、藤村、立岡、亀井、松本哲

お勧め度☆☆(戦力になるかもしれないが大きな期待はできないor時間がかかる)

香月、青木、田原、江柄子、鬼屋敷、河野、寺内、脇谷、大累、坂口、矢野、加治前、隠善、大田

お勧め度☆(問題や課題があり選ばない方がいい)

越智、井野、石井、辻、鈴木、高橋由

お勧め度☠(プロとして正念場を迎えている間違っても選んではいけない)

星野、田中、横川



考え方として、これから伸びて来そうな選手と、ケガで一時的に離脱している選手が狙い目です。広島や西武の人的補償が発表されるまで、広島ファンや西武ファンはどんな選手を選ばれるのか楽しみに、巨人ファンはどんな選手を取られるのか震えながら待ちましょう。しかし、誰が移籍することになっても、その選手にとっては幸せなことなのです。メジャーに比べ人材に乏しい日本球界で、埋もれた選手の流動はもっと積極的に行われた方が良い。これも球界発展のためだから仕方ないと割り切りましょう。

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