
平成27年5月30日(土) イースタンリーグ巨人対日本ハム(ジャイアンツ球場)
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舎人
2015年06月01日 00:23 visibility505
G+視聴
昨日に引き続いてG+の中継録画を見ながら記録を取り、ブツブツ書き込んで行きたいと思います。
昨日の試合は今シーズンでも一二を争うほど内容の薄い試合だった感じでした。5月19日の平塚の試合よりもつまらなかったかもしれない。やはり、ある程度はヒットが出ないと面白くないものです。球場で見ている場合は、それでも何とか楽しみがあるものですが、中継を見ているだけでは投手戦というのはあまり盛り上がらないものだとつくづく気付かされます。巨人打線、昨日は3安打だけでしたが、今日はその倍は打って欲しいものです。
巨人の先発は先日のヤクルト戦で顔面に打球を受け負傷離脱をした西村です。復帰登板がどうなるかが注目です。どうやら小林が捕手ということは広島広陵高校の先輩後輩バッテリーですね。西村が卒業した後に小林が入学して来ただろうから、2人が高校時代に一緒にプレーしたことはないようだけど、特別な縁のバッテリーに息の合った投球を期待したいと思います。
日本ハム
(8)岸里(3)松本(9)石川慎(D)ハーミッダ(7)佐藤賢(2)市川(5)高濱(4)森本(6)太田(P)乾
巨人
(9)金城(8)松本哲(6)辻(3)和田恋(5)坂口(D)堂上(2)小林(4)大累(7)高橋洸(P)西村
一回表
岸里:カウント2-2からショートゴロ(Sw、141キロB、127キロB、126キロF、真ん中外より144キロ)
松本:カウント2-1から合わせただけのライト前ヒット(143キロS、139キロB、128キロB、アウトロー変化球)
石川慎:カウント2-1からセンターフライ(143キロB、142キロB、128キロS、内角144キロ)
ハーミッダ:カウント1-2から空振り三振(143キロS、128キロSw、136キロB、134キロF、146キロF、低め130キロ)
松本残塁、一回表終了
西村はケガのブランクを感じさせない無難な立ち上がりです。松本に打ち取った当たりをヒットにされましたが、落ち着いて後続を経っていました。
一回裏
金城:カウント2-1からショートゴロ(B、B、S、外角変化球)
松本哲:カウント1-0からショート内野安打(B、内角ストレート)
辻:カウント1-1からファーストエラー出塁(F、B、外角変化球、松本のグラブを弾く)→ボールがライト線を転がる間に松本哲が生還、1対0
一死三塁
和田恋:初球ライト前タイムリーヒット(外角変化球)、2対0
一死一塁
坂口:フルカウントからレフトオーバー本塁打!(S、B、B、130キロB、129キロS、低め139キロ)、4対0
堂上:カウント1-1からファーストライナー(140キロB、130キロF、内角135キロ)
小林:カウント3-1から四球(132キロF、138キロB、139キロB、130キロB、外角127キロ)
大累:カウント2-2からショート内野安打(S、F、F、138キロB、低め136キロ、大累の足が勝る)
二死一二塁
高橋洸:カウント1-2からショートゴロ(133キロSw、133キロB、127キロSw、128キロF、136キロF、インハイ141キロ)
二者残塁、一回終了
初回から打者一巡の猛攻です。最近のイースタン巨人では珍しい展開。辻の当たりはエラーになりましたが、強襲ヒットでもいい鋭いゴロでした。和田恋のヒットは外角の変化球を押っつけた内容のあるもの。相変わらず勝負強い!坂口の本塁打は低めの見逃せばボールの変化球を上手く拾い上げた豪快なもの。ローボールヒッターの坂口の面目躍如といった感じです。
二回表
佐藤賢:カウント2-2から空振り三振(124キロS、125キロB、134キロSw、136キロB、低め136キロ)
市川:カウント2-2から投ゴロ(143キロB、128キロS、144キロS、130キロB、内角145キロ)
高濱:初球ファーストゴロ(真ん中144キロ)
三者凡退、二回表終了
西村はピッチャー返しの打球を受けて顔面を負傷したのですが、市川のピッチャー返しのゴロを怖がることなく弾き落としていました精神的な影響はないでしょう。
二回裏
金城:カウント1-2から左上腕部に死球(136キロB、138キロS、136キロS、138キロ)→代走川相
松本哲:初球セカンドゴロ(真ん中変化球)→ランナー入れ替わる
辻:初球ライト前ヒット(外角125キロ)
一死一二塁
和田恋:カウント1-1からライト前ポテンヒット(139キロF、125キロB、内角141キロ)
一死満塁
坂口:フルカウントから押し出し四球(144キロB、135キロB、133キロF、130キロSw、136キロB、高め143キロ)、0対5
堂上:カウント2-1からファーストゴロ(130キロS、143キロB、141キロB、低め128キロ)
→363と打球が連携される間に辻が生還、さらに日ハムの隙を突き和田も生還、7対0
二死一塁
小林:初球サードゴロ(外角136キロ)
堂上残塁、二回終了
今日の巨人打線は活発です。各打者が自分の間合いで勝負できている感じ。堂上の当たりで併殺を狙いに行った日ハムの隙を突いた和田のそつのない走塁も素晴らしかった!
三回表、セカンド川相、ライト松本哲、センター大累
森本:カウント3-1から四球(140キロB、123キロS、142キロB、126キロB、外角143キロ)
太田:カウント2-1からショートゴロ併殺打(142キロS、142キロB、143キロB、内角144キロ)
岸里:カウント1-1からファーストゴロ(127キロS、138キロB、内角129キロ)
三回表終了
ショート辻とセカンド川相の併殺完成を見ることができました。辻の動きも素晴らしかったですし、川相の動きも無駄が無く舞っているような華を感じます。
三回裏、投手斉藤勝
大累:カウント1-1からサードゴロ(136キロB、130キロS、外角135キロ)
高橋洸:初球センターフライ(低め119キロ)
川相:フルカウントから空振り三振(131キロB、137キロB、135キロF、133キロS、121キロF、137キロB、外角119キロ)
三者凡退、三回終了
解説の緒方さんによるとお父さんの川相コーチはゆったりとした打撃フォームだったのに対し、ジュニアはどちらかと言うと力感があるのだそうです。
四回表
松本:初球センター前ヒット(真ん中142キロ)
石川慎:初球レフト前ヒット(低め139キロ)
無死一二塁
ハーミッダ:カウント1-2からライトフライ(134キロF、136キロSw、137キロF、144キロB、低め139キロ)→松本はサードへ進塁
一死一三塁
佐藤賢:ストレートの四球(142キロB、137キロB、128キロB、内角129キロ)
一死満塁
市川:カウント1-2から空振り三振(129キロS、130キロB、129キロSw、インロー139キロ)
高濱:カウント3-1からセンター前タイムリーヒット(138キロB、127キロB、146キロB、147キロS、真ん中148キロ)、7対2
二死一二塁
森本:カウント2-2から見逃し三振(145キロF、128キロS、139キロB、130キロB、外角128キロ)
二者残塁、四回表終了
この回の西村はややボール先行で失点を許しました。少し点差が離れてしまったことによる気の緩みでしょう。
四回裏
松本哲:フルカウントから投ゴロ(132キロS、131キロF、115キロF、117キロB、138キロB、119キロB、内角133キロ)
辻:カウント1-2からライトフライ(135キロS、136キロS、120キロB、136キロF、121キロF、内角121キロ)
和田恋:カウント1-2から左上腕部に死球(120キロSw、121キロB、136キロF、137キロ)
坂口:フルカウントから四球(117キロB、120キロS、135キロS、139キロF、138キロF、123キロF、122キロB、135キロS、138キロB)
二死一二塁
堂上:カウント2-2から右中間タイムリー二塁打、(140キロB、136キロS、137キロB、118キロF、134キロF、外角119キロ)
二死二塁
松本:初球投ゴロ(真ん中133キロ)
堂上残塁、四回終了
金城に続いて和田も死球を受けました。試合が壊れているとはいえ、日ハム投手陣も雑になってはいけません。
五回表
太田:フルカウントからセカンドゴロ(121キロS、129キロB、123キロS、138キロB、142キロB、内角143キロ)
岸里:ストレートの四球(141キロB、124キロB、126キロB、高め143キロ)
松本の打席で岸里が二盗
一死二塁
松本:フルカウントからショート内野安打(124キロB、143キロB、141キロS、144キロB、F、低めフォーク)
一死一二塁
石川慎:カウント1-1からショートゴロ(127キロS、132キロB、内角143キロ)
二死一三塁
ハーミッダ:カウント2-2から空振り三振(129キロF、144キロS、141キロB、138キロB、内角128キロ)
二者残塁、五回表終了
西村は初回に比べて高めに浮く球が目立ち、少し疲れていた感じです。しかし、フォークのキレはかなり良く、まずまずの復帰登板だったのではないかと思います。おそらくこれで降板すると思われます。
五回裏、石川直
大累:カウント1-2から空振り三振(133キロS、105キロB、140キロF、127キロF、低め127キロ)
高橋洸:初球右中間二塁打(外角141キロ)
川相:フルカウントからライト前ヒット(103キロB、138キロB、117キロB、142キロS、141キロF、真ん中内よりストレート、ファーム公式戦初ヒット!)
一死一三塁
松本:カウント1-0からショートフライ(101キロB、高め変化球)
辻の打席で川相が二盗
二死二三塁
辻:フルカウントから四球(137キロSw、140キロS、144キロF、127キロB、144キロF、142キロB、110キロB、124キロF、低め変化球)
二死満塁
和田恋:カウント2-0からレフト前タイムリー二塁打(120キロB、B、アウトローストレート)、2対11
二死二塁
坂口:空振り三球三振(S、Sw、低め変化球)
和田残塁、五回終了
和田は外角低めの難しい球を体勢を崩されながらも見事にレフト前に転がしていました。昨日よりさらに調子が上向いてきた感じです。
それにしても昨日と打って変わって今日は試合の進行が遅いですね。四時間ゲームか?
六回表、投手江柄子
佐藤賢:ストレートの四球(141キロB、127キロB、125キロB、外角ストレート)→代走宇佐美
市川の打席で宇佐美が二盗
無死二塁
市川:カウント2-2からレフトフライ(127キロS、142キロB、140キロS、113キロB、真ん中ストレート)
高濱:フルカウントからサードフライ(120キロB、128キロB、127キロB、137キロS、128キロS、内角137キロ)
森本:カウント2-2から空振り三振(108キロB、130キロSw、F、120キロB、外角129キロ)
宇佐美残塁、六回表終了
江柄子は凄い投球はしないものの、いつも次第点の投球をしてくれる投手です。しかし、今日はいきなりストレートの四球であれあれと思いましたが、きっちりと後続を絶つあたり、やはりいつもの江柄子でした。
六回裏、レフト宇佐美、市川→佐藤正
堂上:カウント2-1からレフトフライ(120キロB、136キロB、137キロF、外角ストレート)
小林:カウント2-1から捕ファールフライ(105キロB、139キロF、141キロB、インハイ138キロ)
大累:カウント1-2から空振り三振(117キロS、122キロB、139キロF、内角122キロ)
三者凡退、六回終了
簡単に三者凡退です。 遅い試合展開に補正がかかったかのようです。
大累は井端のようなくさい球をファールで粘れる打撃を目指して欲しいですね。あまりにあっさりし過ぎている。当面の目標は寺内のポジションなのでしょうが、今のままではとても追い抜くことはできません。
七回表、投手宮國
太田:カウント1-0からセカンドゴロ(145キロB、真ん中内より145キロ)
岸里:フルカウントから空振り三振(146キロB、146キロS、131キロB、145キロF、146キロF、145キロB、アウトロー129キロ)
松本:カウント0-2からセカンドゴロ(147キロS、110キロF、132キロF、外角147キロ)
三者凡退、七回表終了
宮國が簡単に三者凡退です。球威が際立っていて付け入る隙を与えません!
七回裏、投手藤岡
高橋洸:カウント3-0からライトフライ(B、B、137キロB、内角138キロ)
川相:カウント2-1からショートゴロ(111キロB、137キロF、136キロB、低めストレート)
松本哲:カウント0-1からレフト前ヒット(139キロF、真ん中139キロ)
辻:カウント2-2からライト前ヒット(114キロB、137キロB、138キロS、138キロF、133キロF、F、内角133キロ)
二死一三塁
和田恋:カウント1-0からライトオーバー本塁打!(B、真ん中外より136キロ)、14対2
坂口:カウント0-1からライトフライ(S、内角137キロ)
七回終了
和田に豪快な一発が飛び出しました。真ん中やや外よりのストレートだったのですが、鋭く振り抜くとライトの頭上をはるかに超えて行きました。リストも強いですし、下半身の粘りもある。解説の緒方さんが長野がファームで調整中の時、和田の打撃を見て「これだけ広角に大きいのを打てるのは凄い!」と関心していたと話していました。これで今日6打点目です!
八回表、投手土田
石川慎:カウント1-2から空振り三振(130キロB、131キロSw、Sw、低め134キロ)
大嶋:カウント0-1からセカンド内野安打(Sw、外角ストレート)
代打荒張:カウント1-1からセカンドゴロ併殺打(142キロSw、133キロB、低め131キロ)
八回表終了
川相が堅実な守備を連発!彼のセカンド守備は良く足が動く守備なのだそうです。広島の菊池に通じるもののよう。
八回裏、投手矢貫
代打横川:カウント1-2からライト前ヒット(142キロF、143キロS、134キロB、136キロF、133キロF、F、真ん中内より141キロ)→代走田中貴
小林:カウント0-1からセンターフライ(122キロS、内角143キロ)
大累:カウント0-2からセカンドゴロ併殺打(138キロS、128キロF、内角134キロ)
八回終了
横川はどこか痛めているのかスタメンがずっとありませんが、数少ないチャンスにしっかりと健在なところを見せました。
今日の小林は打ちまくっている打線の中で1人蚊帳の外といった感じです。いかに自分の打撃がプロとしては物足りないか自覚する良い機会です。今までドラフト一位入団ということで特別扱いされ過ぎた。これは却って小林に良くなかったと思います。今の地点から出発し、まずは河野や鬼屋敷たちと競い合うべきです。その上で他の若手捕手に圧倒的な力を示し、誰からもとやかく言われることなく正捕手の道を目指して行って欲しいと思います。
九回表、投手野間口
佐藤正:カウント1-0からレフト前ヒット(142キロB、外角142キロ)
高濱:カウント0-2からライトフライ(127キロS、122キロS、123キロF、アウトハイ134キロ)
森本:カウント2-1からセンターフライ(123キロS、142キロB、122キロB、低め142キロ)
太田:カウント1-2からレフト前ヒット(S、S、B、真ん中128キロ)
二死一二塁
岸里:カウント2-0からセンター前ヒット(140キロB、120キロB、真ん中内よりストレート)
二死満塁
松本:カウント3-1から押し出し四球(126キロB、141キロB、139キロB、141キロS、アウトロー141キロ)、14対4
石川慎:フルカウントからまたも押し出し四球(S、143キロSw、141キロB、127キロB、144キロB、低め145キロ)、14対4
大嶋:カウント1-2からショートゴロ(125キロS、126キロB、142キロS、低め127キロ)
三者残塁、試合終了、14対4で巨人の勝利!
勝ち投手西村、負け投手乾
野間口は前回見たときはとてもプロでやっていけるレベルに戻っていない印象でしたが、今日は取りあえず球威に関しては戻ってきた気がします。後はコントロールを何とかしないといけません。ただ、この投手に必要なことはプロとしてこれからもやって行こうという強烈な意思だと思います。プロ入りしてから長いこと見てきましたが、どこか隙があるまま歳を喰ってしまった印象です。言うならばどこかが甘い。絶対にプロで身を立てるという決意があればそういった面は消えると思います。入団時に色々あったことが今でも影響しているのかもしれませんが、プロとしてやっていける時間はもう残り少なくなっている。なんとか目覚めて欲しい。
総括ですが、西村は何回か下で登板させれば一軍復帰が見えてくると思います。後はスタミナだけだと思いました。宮國も相変わらず素晴らしい投球です。なぜ一軍に上げないのか不思議なくらい。今は前半戦なのでなるべく多くの選手を試しておこうという判断があるのでしょう。だからメンドーサの昇格があった。もちろん、それだけ戦力に自信があるからできることだと思います。少なくとも投手に関してはそう思っている気がします。
打つ方は文句なしの試合でした。あまりにヒットが多過ぎてお腹いっぱいです!試合開始前は昨日の倍の6安打位打って欲しいと思っていましたが、今日は5倍近い14安打も放ってくれました。特に凄かったのは和田です。右方向への本塁打を見たのはこれで2本目ですが、前回のものがDeNAの多村のようにリストを使ってぐぃっと打球を上げてライトのポール際に打ち込んだものだったのに対し、この試合の本塁打は清原のように下半身全体を使ってライトスタンドまで運んだ感じの本塁打でした。勝負強いし良いバッターに成長していると思います。後は好不調のムラを無くして欲しいと思います。
金城の代わりに途中から入った川相が攻守にアピールをしました。堅実な守備は常に踵が地面から離れている感じで素晴らしい躍動感です。フォームの公式戦初ヒットとなったセンター前ヒットは渋いもので、往年の親父さんを思い出させるものでした。今は育成選手の中でも練習生に近い存在かもしれませんが、誰にも負けない武器を手に入れ、何とか生き残って行って欲しいと思います。
さて、続きの日曜日の試合の録画観戦を開始するとしましょう。途中で寝ちゃうかもしれないから更新は明日かな・・
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- 事務局に通報しました。
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