
平成27年6月27日(金) イースタンリーグ巨人対ヤクルト(ジャイアンツ球場)
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舎人
2015年07月01日 13:48 visibility340
G+視聴
今月はG+で中継が多くて助かります。この週末のヤクルトとの三連戦をテレビの前で解説付きで楽しみましょう。
どうやら中井は一軍に昇格したようですね。結果を気にせず上で大暴れしてきて欲しいと思います。
それと、岡本が守備でスタメンに復帰しました。遅れを取り戻して欲しいと思います。
ヤクルト
(9)藤井(6)大引(7)松井(3)武内(8)川崎(5)原(4)川上(2)星野(P)石山
巨人
(8)松本哲(7)隠善(9)橋本(4)和田恋(6)辻(5)岡本(3)坂口(2)小林(D)横川(P)小山
一回表
藤井:初球捕ゴロエラー出塁(外角140キロ、セーフティバントのゴロの処理で小林のファースト送球が逸れる)
大引:空振り三球三振(F、106キロS、アウトハイ134キロ)
松井:カウント1-1からレフト前ヒット(130キロB、123キロSw、外角124キロ)
一死一二塁
武内:カウント2-0からライトフライ(109キロB、127キロB、外角136キロ)
川崎:カウント1-1からセカンドフライ(137キロB、127キロF、高め140キロ)
二者残塁、一回表終了
小山はエラー絡みでピンチを招きましたが、落ち着いて後続を絶っていました。球威はイマイチ。
一回裏
松本哲:初球セカンドゴロ(低め144キロ)
隠善:カウント0-1からサード内野内野安打(119キロS、内角141キロ)
橋本:フルカウントからファーストゴロ併殺打(141キロB、141キロB、140キロB、140キロS、140キロF、外角142キロ)
一回終了
隠善が叩きつけた高いバウンドのゴロの内野安打で出塁しました。しかし橋本がやや強引なバッテングで併殺打になってしまいました。橋本は内田コーチと踵体重になり易い打撃を見直しているのだそうです。
二回表
原:カウント1-2から空振り三振(107キロB、133キロSw、140キロF、低め98キロ)
川上:初球ショートゴロ(真ん中ストレート、辻広い守備範囲)
星野:カウント1-2からレフト前ヒット(128キロB、S、B、真ん中138キロ)
石山:フルカウントから四球(139キロB、131キロB、142キロB、141キロS、140キロS、高め138キロ)
二死一二塁
藤井の打席で暴投→石山がセカンドに進塁を伺いも一二塁間で挟殺死
藤井:カウント2-0から途中終了(130キロB、130キロB)
二回表終了
小山は制球が乱れっぱなしですね。DHを解除している投手石山に四球を与えるとは困りもの。
二回裏
和田恋:カウント2-2からライトフライ(124キロS、125キロB、142キロB、137キロSw、外角141キロ)
辻:カウント2-0からライト前ヒット(116キロB、141キロB、外角ストレート)
岡本:カウント1-2からショートフライ(131キロS、133キロS、133キロB、144キロF、内角143キロ)
坂口:初球センター前ヒット(真ん中内より141キロ)
二死一三塁
小林:カウント1-1からセンターフライ(129キロB、Sw、外角141キロ)
二者残塁、二回終了
辻と坂口にヒットが出ました。2人ともやや甘い球を見逃さずにヒットしたものです。
三回表
藤井:カウント1-2からレフト前ヒット(137キロSw、139キロF、139キロB、外角変化球)
大引:カウント1-1からエンドランがかかりセンター前ヒット(128キロF、139キロB、低め139キロ)
無死一三塁
松井:カウント0-1からレフト前先制ポテンタイムリーヒット(143キロS、内角142キロ)、0対1
二死一二塁
武内:カウント1-1からファーストファールフライ(105キロB、S、内角142キロ)
川崎:カウント0-1からサードゴロ併殺打(144キロF、内角128キロ)
三回表終了
小山は失点をしたことでようやく目が覚めたような投球を始めました。球の走りがいきなり良くなり始めた感じです。
三回裏
横川:カウント1-2からセカンドゴロ(142キロB、137キロF、129キロSw、低め131キロ)
松本哲:カウント1-2からセンター前ヒット(B、140キロS、129キロF、141キロF、低めのボール球132キロ)
隠善:カウント2-2からサードゴロ併殺打(130キロF、138キロF、132キロB、131キロF、143キロB、内角142キロ)
三回終了
松本哲のヒットは見逃せば完全にボール球を打った素晴らしい巧打のヒットでした。
四回表
原:初球サードゴロ(真ん中内より140キロ)
川上:カウント0-1からセンターフライ(S、外角104キロ)
星野:フルカウントからライトフライ(137キロB、129キロB、142キロS、B、137キロS、外角142キロ)
三者凡退、四回表終了
原のゴロは強烈でヒット性のものでしたが、岡本が上手く反応して巧捕しました。派手さは無くても堅実な守備です。
四回裏
橋本:カウント2-1からセカンドゴロ(126キロS、127キロB、131キロB、外角139キロ)
和田恋:カウント0-1からライトフライ(119キロS、内角ストレート)
辻:見逃し三球三振(140キロS、129キロF、インロー141キロ)
三者凡退、四回終了
橋本は打ちに行く時にただ右足を上げるのではなく、振り子のように振り出してから打ちに行っています。これも踵体重にならないための工夫なのでしょう。
五回表
石山:カウント0-1からショートゴロ(S、外角139キロ)
藤井:フルカウントから空振り三振(144キロF、143キロB、143キロF、142キロB、142キロB、真ん中141キロ)
大引:初球サードゴロ(真ん中外より142キロ)
三者凡退、五回表終了
小山はようやく本格的にエンジンがかかって来たような投球です。フルカウントになってもバタつかないのがいいですね。
五回裏
岡本:カウント2-0からレフト前ヒット(130キロB、141キロB、外角140キロ)
坂口:カウント0-2からレフト前ヒット(128キロF、139キロF、外角131キロ)
小林:カウント1-2からスリーバント失敗の三振(129キロB、133キロF、135キロF、130キロF)
横川:カウント2-1から投ゴロ併殺打(141キロS、133キロB、133キロB、アウトハイ142キロ)
五回終了
岡本がヒットです。打者有利のカウントに持って行って、そこからカウントを取りに行った甘い球を見逃さずにヒットにしました。
六回表
松井:カウント2-2から空振り三振(128キロB、B、138キロS、130キロF、アウトロー132キロ)
武内:カウント1-2からセカンドゴロ(140キロS、108キロS、140キロB、外角112キロ)
川崎:カウント1-2からショートゴロ(S、140キロF、B、外角112キロ)
三者凡退、六回表終了
小山付け入る隙の無い投球モードです。この投球を初回から始められるようになって欲しいものです。
六回裏
松本哲:カウント3-1からセンター前ヒット(127キロS、137キロB、130キロB、139キロB、外角137キロ)
隠善:カウント2-1からライト前ヒット(138キロB、136キロB、139キロS、真ん中140キロ)
無死一二塁
橋本:カウント1-1からサード犠打(138キロB、F、低め)
一死二三塁
和田恋:カウント2-2から同点ライト犠飛(128キロB、121キロB、127キロSw、141キロF、外角141キロ)、1対1
二死三塁
辻:カウント1-1からサードゴロ(B、131キロF、内角140キロ)
隠善残塁、六回終了
チャンスで和田が同点の犠飛です。きっちりと最低限の仕事を成し遂げました。チャンスの場面では本当に頼りになります。
七回表
原:カウント1-1からライトフライ(B、134キロS、内角136キロ)
川上:カウント1-2から空振り三振(134キロF、131キロSw、142キロB、低め129キロ)
星野:フルカウントから四球(141キロS、97キロS、135キロB、125キロB、106キロB、低め130キロ)
石山:カウント1-2からレフト前ヒット(S、126キロB、137キロF、外角126キロ)
二死一二塁
投手交代小山→公文
藤井:カウント2-1からショートゴロ(135キロB、138キロB、143キロSw、外角137キロ)
二者残塁、七回表終了
投手の石山が高めに浮いた球を打ってヒットで出塁。小山は好投をしていただけにもったいない降板です。
七回裏、投手徳山
岡本:カウント1-2から空振り三振(B、144キロSw、133キロF、外角137キロ)
坂口:カウント1-2から空振り三振(F、144キロSw、146キロB、外角134キ)
小林:フルカウントから四球(B、138キロB、S、F、B、低めストレート)
横川:カウント1-1からファーストゴロ(128キロB、140キロF、外角143キロ)
小林残塁、七回終了
八回表、投手笠原
大引:カウント2-1からライトフライ(137キロS、139キロB、138キロB、外角139キロ)
松井:カウント1-1からセンターフライ(113キロS、140キロB、外角142キロ、松本哲横っ飛びジャンプ好捕!)
武内:カウント1-2からファーストゴロ(142キロS、129キロSw、131キロB、外角114キロ)
三者凡退、八回表終了
笠原は丁寧なピッチングだったものの、球威はやや物足りない感じでした。
八回裏、投手金伏
松本哲:カウント3-1から四球(S、144キロB、145キロB、117キロB、外角115キロ)
隠善:カウント0-1から投犠打(F、外角143キロ)
一死二塁
橋本:カウント2-2からレフトオーバーフェンス直撃勝ち越しタイムリー二塁打(B、143キロB、140キロF、134キロF、低め142キロ)、2対1
一死二塁
和田恋:初球セカンドゴロ進塁打(外角140キロ)
二死三塁
辻:カウント0-1からやや詰まったセンター前タイムリーヒット(S、真ん中内より144キロ)、3対1
二死一塁
岡本:カウント1-2からサードゴロ(114キロB、145キロSw、142キロS、140キロF、低め142キロ)
辻残塁、八回終了
橋本と辻がタイムリーです。将来のレギュラー候補の2人がチャンスで結果を残してくれました。
九回表、投手土田
川崎:カウント1-2からセカンドライナー(128キロS、139キロB、131キロSw、130キロF、131キロF、外角127キロ)
原:カウント2-2からサードゴロ(129キロS、140キロB、141キロF、141キロB、低め142キロ)
川上:カウント2-2から見逃し三振(132キロB、130キロB、140キロS、141キロS、143キロF、外角142キロ)
三者凡退、試合終了、3対1で巨人の勝利!
勝ち投手笠原、セーブ土田、負け投手金伏
最後は土田が三者凡退で締めて試合終了です。巨人快勝でした。
総括ですが、先発の小山はあまり良くない立ち上がりから、徐々に自分の投球を思い出し、試合の中盤は付け入る隙の無い感じでした。最終的には投手にヒットを許し不本意な降板となりましたが、この中盤の投球を序盤からすることができれば、十分一軍復帰が見えてくると思います。抑えの土田も今日はスライダーのキレが素晴らしく、制球も定まっていました。前に見た時よりも状態が上がっているように感じました。2人とも他の球団なら間違いなく一軍で投げていると思いますね。
打線はロースコアながら一番の松本哲から七番の坂口まで、それぞれが自らのアピールをできた実りある試合だったと思います。松本哲は巧打と超人的な守備、隠善は力強い打撃、橋本は犠打と殊勲の勝ち越しタイムリー、和田恋は同点犠飛、辻はだめ押しのタイムリーと守備範囲&肩の強さ、岡本は失投を見逃さないヒットと成長を感じさせる堅実な守備、坂口は二本の巧打、列挙するのが楽しくなります。こういったアピールがこれからも続けば、きっと下からの突き上げでチームは変わる気がします。
岡本は1か月ぶりに守備に就いた訳ですが、足が良く動いていると解説の緒方さんも誉めていました。しかし、打撃についてインタビューでは、少し良くなるとケガをして来たプロ入り後の経緯があり、少し焦りと慎重さが入り混じったようなコメントをしていました。早く何の心配も無く課題に取り組めるようになって欲しいと思いますね。
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