冷たい腕で抱きついて、怖くはないと泣いた

  • spa
    2019年07月02日 10:44 visibility298

※名曲、追憶の挽歌、より抜粋

 

 

こんにちは。早くも宮崎フェニックスリーグが楽しみになってきた、spaです(苦笑)

 

 

さて、昨日の話ですが。

僕も世のお父さん達と同じ通勤ラッシュ族なんですが、昨日の出勤時にベビーカーに子供を乗せたお母さんがホームに並んでたんです。

 

 

(おっマジか。この中にそれで乗ってくるのか)

 

 

まぁ正直、僕もそう思いましたよ。ただそれは、ベビーカーが邪魔なんじゃなくて、大丈夫かな?という心配の方が大きかったんですが。

 

 

そのお母さんもそこは周知の様で、心なしかバツの悪そうな顔をしている・・・

 

 

で、電車到着。

 

 

我も我もと乗り込む乗客は7割がサラリーマン、2割強が学生、その他がその他って感じで、思い思いに乗ってくる訳ですが、何とかそのベビーカーのお母さんも乗り込む事に成功。しかしながら確かに、かなりのスペースをそのベビーカーは取っていて、周りにいた、特にサラリーマンのおっさん共はそのお母さんに露骨に嫌な顔をしたり、チッと舌打ちしている奴も多い。その都度、そのお母さんは申し訳なさそうに小声で、すみません、と言っていました・・・

 

 

おいオヤジ、あんたどんだけ偉いんだよ?

 

 

まぁ、そう思う訳です、僕は。どうせ混むんだし、それがベビーカーかおっさんかの違いだけでしょ(苦笑)

それに、同じ料金払って電車乗ってんのに、どっちが優先もクソもない。働く人しかラッシュ時に電車乗っちゃいけない規則なんて無いだろって話だ。そのお母さんだって、きっとこの時間には乗りたくなかったはずだが、何らかの事情があって仕方なくこのラッシュ時にベビーカーで来た訳でしょ?

どうして周りで協力してやろうって発想にならないのか、露骨に嫌な顔をする奴の顔を見る方がこっちとしてはよっぽど不快で滑稽だ。

 

 

そんな事を考えていたら次の駅に到着。ここは降りる客も多いが、その後にそれ以上の客が乗ってくる駅だ。そのベビーカーのお母さんにはきっと良くない状況がまた起こる・・・

 

 

すると、一度客が降りた後、僕の近くにスペースが出来た。今だ!と思った。

 

 

「ここ、スペース空きましたよ」

 

 

お母さん

「あ。すみません、助かります」

 

 

そういって窓際に出来たスペースにベビーカーを押してお母さんが来て、僕がそれをガードするように前に立ちました。その後、なだれ込んでくるオヤジの波に、うぉっ!となるんですが(苦笑)

 

 

「どこで降りますか?」

 

 

お母さん

「あ。〇〇です」

 

 

「あ、そこなら降りる人たくさんいるから、心配しないで降りれますよ」

 

 

お母さん

「はい、本当にありがとうございます」

 

 

で、無事にベビーカーのお母さんは目的地で降りれました。ベビーカーの赤ちゃんも頑張って泣かなかったですね(笑)

降り際に何度も、ありがとうございましたと言われ、僕も何だか嬉しい気持ちにもなりましたが、と同時にホッとする気分にもなりました。何でこんな事でホッとしないといけないんですかね?

 

 

何か誰かも同じ様な事を言ってたかも知れないけど、同じ電車代払ってんだからどんな客が乗ってきたって平等でしょ。ベビーカーだのスーツケースだのの人が乗って来るのが嫌なら、お前が電車に乗るな!って話ですね。

 

 

あ、話変えますよ(笑)

 

 

うちの次男、やはりピッチャー志向で、次男の弱小野球部の顧問にもピッチャーやりたいと直訴したそうで、練習時もバッピを積極的にやっているそうです。ですが次男は本当にノーコンで、ま、ノーコンは仕方ないにしても、そのノーコンを本人が全然気にしてないのが僕的にはアウトで、お前がコントロール悪いの自覚して、それを直そうと思わない限り、俺はお前のピッチャーの練習には付き合わないと宣言しました。中学くらいになるともう野球も遊びじゃない。ピッチャーが連発して出す四死球は試合を壊し、周りの士気にも影響する。ストライクゾーンに投げて打たれる方がよっぽど試合になるし、今のままお前がピッチャーやってもチームにとって迷惑なだけだと、そんな話をしたら、ようやく少しは堪えた様子で。じゃあコントロールつける練習するから教えてと僕に言って来ました。

 

 

「とにかく、普通のキャッチボールの時から、1球1球、必ず踏み出す足を相手に向けて真っ直ぐ出す事を意識しながら投げろ」

 

 

「投げる時に肘を下げない」

 

 

「ボールを離すリリースポイントをしっかり決めて、どこで離すとゾーンに行くかを自分で覚えて、必ずそこで投げる」

 

 

本当はもっと言いたいんですけど、これ以上言うと奴の頭がパンクするんで(苦笑)

今はこの3つだけを重点的に1日50球を目安に次男の投げ込みに付き合っています。もちろん球はまだばらつきますが日に日に少しづつコントロールは良くなって来ました。もともと球自体は速い方だし、どこで覚えたのか、カーブやスライダーも結構簡単に投げてくるんで←こういう所はムダに器用(苦笑)

決して選手層が厚くない次男野球部だけに、このまま行けばもしかしたら試合で投げさせて貰う事もあるかも知れませんね。

 

 

ですが

 

 

次男

「でもさ、俺がピッチャーやれるのは2年までだって。3年になったらキャッチャーって言われた。この代で俺しかキャッチャー出来ないからって、顧問が」

 

 

「あ、そう。いいじゃん、キャッチャーも面白いだろ?」

 

 

次男

「だから前にも言ったじゃん。疲れるんだよ、キャッチャー。知ってる?」

 

 

「だから前にも言っただろ。疲れるのが嫌なら野球部辞めて茶道部に入れって」

 

 

次男

「だから前にも言ったじゃん。お茶嫌いなんだよ」

 

 

みたいな会話に続くんですが(笑)

 

 

そういえば、僕が行ってた中学の野球部って地元ではかなり強くて。近くにもう1つ強い学校があって、そこにはどうしても勝てなくて都大会までは届かなかったんですが、地域のローカルな大会はほとんどモノにしてました。僕はそこで主にファーストをやってたんですが、ショートに羽場って奴がいたんです。その羽場、試合中にショートゴロが来ると一塁に送球する時にわざとカーブを投げてくる様な奴で、僕がそれを取ると悔しそうな顔をするんです(笑)

 

 

羽場

「あれ、さっきのさ。曲がり悪かった?」

 

 

「お前さ、ホントに試合中はやめろよな」

 

 

羽場

「ファーストはどんな球も取らなきゃいけないだろ。だから何投げるか分からない方がお前も集中出来るだろ?」

 

 

「アホか。いいから黙って普通のストレート投げろ」←当たり前だけど(笑)

 

 

そうは言っても、結局、その後も羽場は7割方、ショートゴロ時にはファーストにカーブを投げて来ました。それも大きなカーブと、今でいうスプリット気味の小さなやつとを投げ分けて(苦笑)

 

 

一種の天才肌の奴でしたね。次男には、中学野球は遊びじゃないとか言っておきながら説得力ないですが(苦笑)

 

 

次男のカーブを受けていても、まだ羽場ほどの変化はしない。しかも羽場は異常にコントロールも良かった。だから試合中にもあんな芸当が出来た訳ですが(苦笑)

 

 

いつか次男が、あ、これ羽場のカーブだと思わせてくれる様な球を投げてくれる事を期待して・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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