村田vsブラント2

  • spa
    2019年07月17日 09:57 visibility253

いやぁ、少し前の話になりますが・・・

 

 

村田やりましたね!

 

 

もちろん村田にも勝機はあるとは思っていた。ですが、こんな圧倒して序盤にKOしちゃうとまでは思わなかった。良くて五分五分、普通に考えて四分六分で不利かなと思っていたので。

 

 

というのもまず、9ヶ月前の前戦が接戦ではなく、ほぼ一方的な内容の完敗だったこと。村田にとって、動くブラントは相性が良くないと思ってましたし、加えて今回までの間に試合を挟んでいない村田に対し、ブラントは初防衛戦を完璧なKOでクリアしていて自信を深めていること。年齢的な部分も含め、今回は村田にとっていい材料を探すのが難しく、前回よりいいのは地元日本でやれることくらいかなと、それでもブラントの勢いの方が上かなと思っていました。

 

 

で、本番。開始当初からブラントが積極的に手数を出してくる。もともとブラントはミドル級の中ではパワーがある方ではないが、こうして多彩なパンチを当てて徐々に相手を消耗させる選手だ、実際にKO率も高い。

対する村田も、いつも通りガードを上げながら前に出てブラントにプレッシャーをかけていく。ここまでは前回と同じ、ほぼ想像通りの展開でした。

 

 

しかし前回と少し違ったのは・・・

 

 

前回はブラントの横の動きに村田がついていけず左右に回り込みながら打たれてしまったが、今回は前回ほどブラントが横に動かない。ブラントが一発一発腰を入れたパンチを正面から次々と放っていたので、おそらくブラントとしては今回は前回以上にはっきりとした勝ち方をしてやろうと力んでいたのでしょう。ブラント自身にとっても今が売り出し時、ここで村田を完全に葬って、さらなるビッグマッチを呼び込みたかったんだと思います。元金メダリストの村田は本場アメリカでも知名度ありますし、その村田に2連勝すればブラント自身の商品価値も一気に跳ね上がりますしね。

 

 

ただ、どっしり打ち合いたい村田としては、ブラントが正面から好戦的に出てきてくれたことは逆に好都合だったはずです。

 

 

村田側から見ると、ブラントが左右に動かない分、前回はあまり打てなかったボディーブローを今回は打てたのが良かった。うまくボディーを入れて効かせることが出来ましたし、前回は上体が起きてしまって上半身だけのパンチになってしまってたのが、今回は重心をどっしり落として踏み込んだパンチを打ててたのも大きかった。しっかり練習を積んで来たのが分かりましたし、そこにブラントの自信が過信になり、ブラント対策を充分に練った村田陣営の策がハマリ、1Rから村田がペース取れたのが大きな勝因かなと。

ただ、2R、村田がダウンとってからのラッシュでレフリーがなかなかストップしないので、もしあれが3Rまでいってたら、もしかしたら村田も危なかったかも知れないですよ。ああやってラッシュしてる時は打ってる方はほぼ無呼吸で打つので、インターバル挟まれると、そこで急にへばるんですよ(苦笑)

 

 

きちんと2Rで止めてくれて良かったですね、まぁ、ストップが遅いくらいの展開でしたけど。

 

 

何はともあれ、これでまた村田がミドル級最前線に舞い戻って来ました。世界ミドル級の2トップ、カネロ・アルバレスとゴロフキンの次期対戦相手に村田なんてニュースもあるみたいだし、となると、さらに面白くなりますね。

 

 

あ、人知れず、亀田和毅が負けてたみたいですね。

 

 

「井上はいい選手。俺とやったらおもしろい」とかビッグマウスをまた叩いてましたけど、井上が無反応だったのが・・・(苦笑)

 

 

亀田はすぐに再起宣言したみたいですけど、ま、この程度の相手に負けるんだったら井上とか言わないで、まず岩佐とか和氣慎吾とやってから大口叩いて欲しいですね。特に和氣とやったら亀田も危ないんじゃないかと僕は思いますが・・・

 

 

ま、そんな感じで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わる

 

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