大学野球~ぶらり阪和戦
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仲本
2015年05月23日 11:55 visibility482
ひきつづき、大学野球観戦ネタです。
(阪大・楠本投手。皆勤校・神戸高校出身の4年生)
9回裏の阪大の攻撃は6番から始まりましたがあっさり三者凡退。和大は5回に同点に追いつかれた後は継投に入り、この時は3人目の宮本投手が投げていました。和大は後ろにもなかなかよさそうな投手がいるなあと思いました。ヒットはここまで和大・阪大なかよく6本ずつ。延長戦に入ります。
近畿学生野球は延長10回からタイブレーク制を導入しており、10回の攻撃は打順選択制の一死満塁からスタートとなるとの場内アナウンスがありました。両チーム、1番からの攻撃となります。
10回表の和大の攻撃。二遊間は各塁間を結ぶ線より1,2歩後ろに下がったところで守っています。先頭打者は1B-1から内角を狙った球が死球になりました。押し出しで労せずして1点を勝ち越します。続く打者はライトへのライナー、前進守備の頭を越して2者が生還。その後は内野ゴロ本塁封殺と牽制死でチェンジ。
10回裏の阪大。和大の内野手も中間守備。先頭打者が放った打球はレフト線へ。これが2点タイムリー二塁打になりました。一死2,3塁から2番打者は投手左へスクイズ。バックホームできず、これで再び同点です。なお、一塁はアウト、二塁走者は3塁へ。二死ながら一本出れば逆転サヨナラですが、早めに追い込むと最後は外の直球で空振り三振。
11回表、打順は10回の続きになります。和大はまずセンター前へゴロで抜けるタイムリーで2点を追加。続く打者は連続三振に打ち取られました。
11回の裏。阪大は先頭打者が一塁ゴロ、バックホームで本塁封殺。二死満塁。ここで代打を送り込みます。ファウルで粘って打って出た打球は三遊間へのハーフライナー。ワンバウンドでサードが押さえて二塁封殺で試合終了。最後の打球も当たりは悪くなかったのですが、バットが折れて、思ったより飛びませんでした。その前のファウルでバットを気にするそぶりをみせましたから、実は軽くひびが入っていたのかもしれません。
先頭打者に四死球を出すと、ただで1点やってなおも状況変わらずですから、かなり分が悪くなってしまうように思います。ワンヒット、2点ならOK、という割り切りが必要か。
阪大は結局11回まで先発投手が続投。この試合はエースと心中、という感じになりました。和大は終盤から継投に入っていたので投手交代で悩むことはありませんでした。タイブレークに入ったところで代えられる投手がいるかどうか、このあたりもポイントになってくるかもしれません。
和大 200 000 000 +32/7
阪大 000 110 000 +20/5
(10回よりタイブレーク。一死満塁から攻撃開始)
タイブレーク導入は何らかの形でわかるようにしてほしいと思います。仮に上のような形で書いてみましたが、サッカーのPKのように「2-2引き分け、タイブレーク5-3」というのは煩雑なので定着しそうにないですね。
(和歌山大のユニフォームはこんな感じ。筆記体でWakayama、下にラインが入っています。オレンジが入っているのは、やっぱり和歌山名産のアレでしょうか)
この日の前日は朝方の雨の影響で中止になったので、この試合は日曜日でしたが、1回戦でした。2回戦が昨日金曜日に行われ、調べてみるとこの試合も延長タイブレークにもつれ込んだようです。君らも好きだね。
阪大 001 000 001 +200 0 /4
和大 000 000 002 +200 1x/5
(両チーム全日程終了、この対戦で勝ち点をとった和大が4位、阪大が5位)
- 事務局に通報しました。
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