或る野球オタクの一考察(1)

ということで、『或る野球オタクの一考察』とリニューアルして一発目です。


今回のテーマは、「継続した練習・トレーニングをするには?」ということです。

なぜ、野手は肩をクールダウンしないでも大丈夫なのに、投手は肩をアイシングするなりクールダウンをしなければならないのでしょうか。
同じように「投げる」という動作をしているにもかかわらず、です。

ところで、筋肉というのは、100%の能力を発揮しないようです。
100%の能力を発揮してしまうと、筋肉自身が傷がつき、修復するのに時間がかかったり、
ひどいことになると、修復できないことにもなるそうです。
人間の体っておもしろいな、と思うのが、それをさせないように、リミッターをかけているそうです。生命の危機が襲った際にいわゆる「火事場の馬鹿力」というリミッターを外した状態になるようです。

そこで考えたのですが、腕を強く振れば振るほど、肩へのダメージが大きくなるのではないかと思うのです。

さらには、インナーマッスルのトレーニングで必要なことというのが、
「心拍数を一定にすること」
というのがあるのです。
インナーマッスルのトレーニングをしても、翌日以降に筋肉痛にならないのです。

このことから、投球動作の際に、心拍数を一定にするということを心がけ、
肩へのダメージを無くす方向にボールを投げるというフォームを確立すれば、
インナーマッスルを鍛えられ、故障のしにくい肩を作ることができるのではないかと考えられるのではないかと思います。

実戦登板でも、その「心拍数一定」と「腕を強く振らないで重力に任せてリリースする」ということを念頭にやっています。
しかし、そうなると、ストレートの球速はかなり落ちるでしょう。
しかし、体感速度を早くするために、緩急をうまく使えるようにしないと、
実戦登板でその理想的なフォームというのを使って投げることができません。

そこで、ストレートの球速が最も早くなるフォームをその条件の下で作り上げる必要があるのです。
そのフォームこそが、最もエネルギーを効率よくボールに伝えられて、球速の落ちない理想的なフォームではないかと思うのです。
いろいろと試しながらやっていこうと思います。

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