野球場の名称看板
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Mr.black
2011年11月25日 11:07 visibility2103
野球場に観戦に行く時、スタジアムのどの部分が見えたらワクワクするか?これは人によって異なることでしょうね。
照明塔、球場外壁、チケット売り場、入り口、そしてグランド・・・・・。
私の場合はナイター設備があるスタジアムでは「照明塔が見えたら」ですが、アマ球場では照明が無いこともあります。
ナイター設備の有る・無いをひっくるめて考えると「球場外壁のスタジアムの名称が見えたら」ですね。
この名称の文字看板、スタジアムによってパターンがいくつかあります。
1.一文字一文字独立した看板(「銘鈑」と言った方がいいかもしれませんが。) ↓
(写真は富山の「魚津桃山野球場」。略称で「桃山野球場」とだけ表示してあります。)
2.一枚ものの看板
「1」の場合は文字の一つ一つがネオンになっていることがあります。このネオンで一番好きだったのは昔の甲子園です。「阪」「神」「甲」「子」「園」「球」「場」と一つ一つが四角い白看板の中に赤文字で表示してあり、夜になるとネオンが灯ってナイター時には美しく見えました。
今は「2」の一枚看板に変わっていますが、以前の方が凄く良かったので残念です。個人的には一枚ものの看板よりも一文字看板の方が好きです。
(現在の一枚もの看板の甲子園。以前の方が良かったので残念。)
ただし一文字看板の場合、スタジアムの名称が変わった時には少々悲しいこともあります。外した古い文字の跡が残るのです。GS神戸の場合、何度も名称が変わっているので以前の文字の跡が断片的ながら読み取れて何となくさびしいです。
(「スカイマーク」の上にうっすらと「グリーンスタジアム」の痕跡が残っています。)
西京極の場合は現在の「わかさスタジアム京都」の文字が下側にあり、スタジアム最上部にあった昔の文字の跡が若干残っています。特にこういう違う場所に看板を掲げる場合は昔の文字跡が隠せませんので丸見えになるのです。塗装で消しても文字の下側の雨だれの跡が残るケースもあります。
(現在のわかさスタジアムの看板。球場のかなり低い位置につけられています。)
( ↑ 西京極球場の外壁最上部。写真では見えませんが、かつてこの部分には西、京、極、野、球、場、と一文字看板があり、うっすらと跡が残っています。)
看板(銘鈑)で珍しいケースは下記のようなものがあります。
3.文字が縦書き。
通常は横書きですが、ごくまれに縦書きがあります。私が見たのは富山県営球場と徳島のアグリあなんスタジアムの2箇所です。
ただしアグリあなんは場外の看板のみが縦書きで敷地内の看板は横書きです。
(珍しい縦書き。富山県営。)
(アグリあなんの場外の看板。球場の外壁は横書き。)
4.名称がちゃんと書いていないケース
ただ単に「野球場」とだけ書いてあるスタジアムがあります。大阪の万博球場や、岡山県営球場などがそうです。これは残念ですね。球場名の表示は略称であってもいいので書いてほしいです。
(「野球場」とだけ書かれた万博球場。)
そして時には全くなんの表示も無いケースもあります。
アマ球場で総合公園・運動公園などの中に造られたスタジアムにその傾向があります。これはさらに残念です。
名無しの権兵衛みたいになってしまいます。
(球場名看板の無い三木山球場。)
最後に
5.ネーミングライツの名称と旧名称が一緒に表示されるケース、があります。
先日訪れた奈良の橿原球場がそれに当たります。「佐藤薬品スタジアム」の下に「県立橿原球場」と表示してあります。これは嬉しいです。「ネーミングライツの前はこういう名称だった」ということがはっきり分かりますからね。
(上にネーミングライツ。下の黒い四角に旧名称が書かれた橿原球場。)
私は基本的に野球場と土地とを関係づけて考察するので球場名に地名がある方が嬉しいです。
以上何だかグダグダと無駄話をしてしまい、すみませんでした。(汗)
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