消えた「近鉄」(東大阪市花園ラグビー場)
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Mr.black
2016年01月07日 13:19 visibility1759
昨年末に訪れた花園ラグビー場。
少しだけ以前と変わったところがありました。
名称から「近鉄」の文字が消えたのです。
2019年のラグビーW杯開催に向けてラグビー場の所有権が近鉄から東大阪市に移転したからですね。
W杯開催の為にはスタジアムを大改修する必要があり、その費用を近鉄が出すことは難しいのでこういう措置が取られたわけです。
以前から分かっていたこととはいえ、実際に「近鉄」の文字が消えると何とも寂しい気持ちになりました。
↓ 下は以前の様子。
スコアボード上の表記も「東大阪市花園ラグビー場」と変わっています。
そしてこのスコアボードもゆくゆくは映像を映し出せるように大型のビジョンに替えられるようです。なのでこの姿もいずれ見られなくなるということですね。
↓ 下は以前のスコアボード。表示に「近鉄」があります。
スコアボードの下側。昔ここはゴルフの打ちっ放しとして利用されていたそうです。ラグビーだけでは収益が出なかったのでオフの有効利用策だったのですね。
収容数を増やす為、おそらくこの周辺には観客席が新しく作られることでしょう。
第二グランドのスコアボード。上はビフォー。下はアフター。
第二はどうするのでしょうか?第一のスタンドを大きく拡張したらこちら側に食い込んでくるかもしれません。その場合は第二グランドは消える可能性もありますが・・・・。
こちらはバックスタンド後方の練習用グランド。(敷地全体では東側になります。)
ここもバックスタンドが拡張されたらどうなっていくでしょうか?
ただ、この練習用グランドと第二グランドの両方を潰してしまうと試合前の調整が出来る場所が第三グランドだけになるので、最低でもどちらか一方は残すと思っています。
そして高校ラグビーの日程消化を考えると第二グランドは何とかして残すと予測しています。
これは第一のバックスタンド。
あと3年少々でこれらの景色はかなり変わっていると思います。W杯開催の時、はたしてどんな姿になっているのでしょう?楽しみな反面一抹の寂しさも感じます。
例えが合っているかどうかはともかく、個人的にはアナログがデジタルになっていく感覚に近いです。
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