都市対抗二次予選 東海地区大会(トヨター東邦ガス)
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Mr.black
2014年06月03日 10:07 visibility1211
昨日は例によって日帰り弾丸遠征に出かけました。
訪問先は愛知県岡崎市。
岡崎市民球場での社会人野球都市対抗の東海地区二次予選大会観戦が目的でした。
↑ これはチケット。
JABA(日本野球連盟)の会員は割引がありますが、私は一般人なので1,000円です。
二次予選参加16チームの中から東京ドームに行けるのは僅か7チーム。その7枠入りを目指してしのぎを削る大会なのです。
この日の第一試合は第3代表ゾーンの準決勝、「トヨター東邦ガス戦」。
既に西濃運輸が第1代表を決めており、これからが各チームの胸突き八丁といったところです。
1塁側の白ユニがトヨタ。
3塁側の赤ユニが東邦ガス。
どちらも赤なので華やかな印象ですね。
ちなみに以前書きましたように相棒のデジカメが壊れてしまったので妻の簡易型を使用。そのため選手が小さく臨場感がやや足りないのが残念。
試合は両チームが再三チャンスを掴みながら攻めきれず。応援団から見ればジリジリする展開だったことでしょう。
先制したのはトヨタ。2回表に長打を挟んで2点取得。
しかしこれ以降の攻撃で再三併殺でチャンスを潰しリードを広げることが出来ず、徐々に嫌な展開になっていきます。
嫌な雰囲気はやはり流れを変えていきますね。
7回裏に東邦ガスは2点取って追いつき、続く8回にもタイムリーが出て2点勝ち越し。これで勝負が決しました。
分岐点だったのは7回裏のトヨタの守備。東邦無死1塁での送りバントをキャッチャーが2塁へ投げてオールセーフにしてしまいました。僅差なので「1点もやりたくない」という気持ちだったのでしょう。しかしこういう展開ではランナーを溜めることの方が傷口を広げがちです。無理せず確実に1塁でワンアウトを取っておくべきだったと思います。
「たられば」ですがね。
結局4-2で東邦ガスの逆転勝ち。これで第3代表の決勝に勝ち上がりました。東京ドームまであと1勝。もうひと踏ん張りです。
数は少なかったものの精一杯の応援を続けた東邦ガス。勝利の味はひとしおだったでしょう。
一方、大応援団の声援に応えられなかったトヨタ。
以前大阪ドームの日本選手権で観戦した時も思ったのですが、トヨタはチャンスでの攻撃の淡白さ、詰めの甘さが感じられます。
足を絡めるとか、捨て身で奇策を用いるとか、打球を叩き付けてランナーの進塁を図るとか、とにかく「泥臭く1点をもぎ取りに行く姿勢」がこのチームには感じられないです。
守備では再三ファインプレーがあったので守備で見せるガッツを攻撃でも見せてほしいというのが個人的な見解です。
第二試合は「永和商事ウィングーヤマハ戦」。
これはヤマハのブース。大企業側は賑やかですね。
それに比べて永和商事は女性社員二人が机も何もない状態で立っているだけのひっそりとしたものでした。
余談ですが永和商事は以前プロアマ交流戦で中日二軍と試合しているのを観戦したことがあり、その縁もあって個人的には永和を応援しました。
結果は予想外に永和が3-2でヤマハを破りました。
これで第3代表の決勝は「東邦ガスー永和商事ウィング戦」になります。
どちらが東京ドーム行きの切符を掴むのでしょうか?
(さすがヤマハ。吹奏楽団を持っているんですね。業種を考えれば当然なのでしょうが。)
ところで私はこの第二試合は観戦せず、そそくさと球場を去りました。
日帰り弾丸遠征であれこれ見ようと思うとどうしてもそうなってしまうのです。
どこに向かったかは次回以降で。
<追記>
この日敗れたトヨタとヤマハは第4代表ゾーンに回り、その1回戦で直接対決。
結果はトヨタの勝ちでした。
トヨタは第4代表目指して次戦を戦い、ヤマハは第5代表を目指すことになります。
これからは段々一敗が重くなっていきます。
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