大阪護國神社と住之江球場
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Mr.black
2017年08月02日 15:19 visibility1593
今回、軟式高校野球大阪大会を観戦したのは住之江球場。
その球場へ向かう道中には大阪護國神社があります。
大阪出身者及び大阪に何らかの縁故がある人で殉国された英霊をお祀りする神社です。
以前にも書きましたが、私の祖父は出征したものの無事生還しました。お蔭で今の自分があるわけで、その反面戦争でお亡くなりになった方々は大勢いらっしゃいます。
その英霊をお祀りしてあるこの神社を素通りは出来ません。住之江球場へ行く前にお参りしてきました。
試合会場だった住之江球場のグランドはこんな様子。
内野クレー、外野天然芝。両翼90m、センター110mと狭いです。
照明は6基ありますが、照度は弱いです。
スコアボードは磁気反転式。昼間は問題ありませんが、過去の体験ではナイター時の表示が見づらかったです。
この球場の欠点は外野スタンドが無く、外からグランドが丸見えなこと。
なので硬式の高校野球大阪大会のような有料試合では外野からタダ観している人が多いです。(軟式は無料ですが。)
スタンドはバックネット裏からベンチ上あたりまでが背もたれ無しの個別席。それ以外の1・3塁側は長イスです。
全体の収容数は資料によって多少差があります。概ね2,000~2,500人あたりです。硬式の大阪大会では1回戦から4回戦くらいまで使用される中堅クラスの野球場です。
その他、大学野球の近畿リーグ2部などでも使用されています。
また、かつては独立リーグ球団の「大阪ゴールドビリケーンズ」が本拠地にしていましたので、その観戦でここへはよく来ていました。高校野球観戦ともども個人的に思い出深い球場です。
地下鉄「住之江公園駅」から徒歩7~8分くらいの立地なので比較的アクセスは良く、なのでアマ野球での使用頻度は高いです。
余談ですが、住之江競艇場がすぐ近くなのでレース開催と重なったらギャンブラーをよく見かけますし、試合中に凄い轟音が聞こえます。(苦笑)
外野からはこんなアングルでグランドの様子が見えます。
守備位置の芝生は大きく剥がれており、その他も凸凹が目立ちます。使用頻度が高いのと手入れの費用があまり無いのでしょうね。これも欠点のひとつ。
戦時中は「敵国の競技」ということで白い目で見られることもあった野球。
英霊を祀る護國神社のすぐそばで普通に行われていることに平和を感じます。
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