BCリーグ球団のユニフォーム その1

  • Mr.black
    2020年12月03日 09:20 visibility4291

今期の野球は本日夜の都市対抗決勝戦(ホンダーNTT東日本戦)で終了します。

オフ期間の寂しさを紛らわせる為にちょっとしたまとめブログを。

 

今回は独立リーグの一つ「BCリーグ」のユニフォームデザインについて。

現時点でBCリーグには12球団が加盟しており、私はその内の10球団を実際に見ました。

なので一度これまでに見たユニフォームのデザインを球団別にまとめようかと思います。

 

 

<福島レッドホープス>

 

 

福島のチームカラーは赤。

当初はホームユニ:白、ビジターユニ:赤、と明確に分けていたようですが、この撮影時はホームゲームにも関わらず赤ユニです。詳細は不明ですが、もしかしたら途中で赤ユニ1種類に絞ったのかもしれません。

 

 

マークは二段で「FUKUSHIMA」「HOPES」。

ただ、この時のユニは胸マークが非常に見づらかったのが難点。周りの広告ばかりが目立って、胸マークはほとんど識別出来ませんでした。

(球団及びスポンサー的には広告が目立つ方が良かったのかもしれませんがね。)

 

 

球団名は当初「福島ホープス」でしたが、経営母体が変わった2019年より「福島レッドホープス」に変更されました。そこでユニがモデルチェンジ。個人的にはこの新しいデザインの方がいいと思っています。

 

胸マークは二段で「RED」「HOPES」。以前より格段に見やすくなりました。

更に下には小さく「須賀川市」の文字が。球団本社は郡山市にあるらしいのですが、ホームゲーム開催の多くが須賀川市の牡丹台球場になっているからでしょう。(牡丹台での試合数が増えたのは2018年以降)

帽子の「H」マークは日ハムのビジター帽に似ていますね。

 

ヤクルト、そしてMLBで活躍した岩村明憲氏が現在は監督兼球団社長にもなっているレッドホープス。経営の苦労は並々ならぬものと推測出来ます。

福島遠征は関西からはなかなか大変で、特に牡丹台球場で観戦するには最低1泊2日でないと厳しいです。

でも、もし叶うことならばいつか訪れたいと思っています。

 

 

<栃木ゴールデンブレーブス>

 

 

栃木のチームカラーは金色。サブカラーは黒・赤・緑ですが、赤はほとんど目立ちません。

ユニはゴールドのグラデーション。左右非対称のデザインです。日ハムが採用して以降、左右非対称ユニを時々見かけるようになってきました。

胸マークは三段。「GOLDEN」「BRAVES」「TOCHIGI」。

 

もう1種類、白ユニ・肩口緑・胸マークが「TOCHIGI」というデザインがあるようなのですが、今のところ私はこのメインユニしか見たことがありません。

  

 

観戦当時には吉田えり投手が在籍していました。

このチームは後年に村田修一・飯原誉士・西岡剛・川崎宗則各選手を入団させるなど、ネームバリューのある元NPB選手獲得に力を入れている様子。

それに対して揶揄する声もありますが、北関東の独立リーグ球団が集客する為にはそれも一つの手段だと思っています。「何が正解で何が間違っているか?」この裁定は人それぞれでいいのではないでしょうか?

 

ホーム球場は小山球場です。BCリーグのHPトップ写真の球場がその小山球場。

なお、BCリーグでは基本的にホーム球場の明確な固定はありません。なのでメインは小山ですが、県内各地の球場で試合が行われています。(小山球場は私は未踏破。上の写真は全て栃木市営球場です。)

 

 

<群馬ダイヤモンドペガサス>

 

 

このチームは異色で、これまでユニのデザインはほとんど変わっていません。

上は2012年に撮影したもの。

白ユニで黒基調、サブカラー青(水色?)のシックなデザインです。

 

 

↑ 2017年撮影時。

 

 

こちらは直近の2020年撮影。広告部分を除けば変わっていませんね。

強いて言えば胸マークの色が途中から若干明るめになったような気もしますが、「変化なし」と言ってもいいくらいです。

 

 

 

これは「あだち充氏の絵が影響しているのでは?」と思っています。

球団創設時に同氏が描いた上の絵ですが、バスのラッピング・ポスター・チケットなど、ありとあらゆるところに使用されています。

 

ユニのデザインを変更すると、これらの絵も全て差し替えないといけなくなりますからね。

もしかしたら当初から「変更しないこと」が条件だったかもしれません。(あくまでも推測です。)

 

でもデザインを頻繁に変えるチームと、ほとんど変えないチームがリーグに混在している方が面白いと考えています。群馬の試合は過去何度か観ていますが、変わっていないことで一種の安心感みたいなものが湧いてくるのです。(笑)

 

 

<埼玉武蔵ヒートベアーズ>

 

 

このチームは福島と同じく当初ホームとビジターでユニを明確に分けていました。

上がホームユニ。白ユニで濃紺基調。赤がサブカラー。

胸マークは二段で「musashi」「BEARS」。

独立リーグの中では群馬と並んで比較的シックでシンプルなデザインでした。

 

 

こちらがビジターユニ。デザインは同じでグレー地に変わっているだけです。(青っぽいグレー)

 

ただ、現在はガラッと変わって青と赤のド派手なユニになっています。

あいにくそのユニは実際には見ていないので手持ちの写真がありませんが、イメージとしてはキューバやプエルトリコなどのユニを連想するデザインです。

正直あまりにも派手で、なおかつ少年野球チームのユニっぽくも見えるので個人的には苦手なデザインです。(汗)

 

チーム名はかつては「武蔵ヒートベアーズ」でしたが、2019年より「埼玉武蔵ヒートベアーズ」になっています。西武が現在「埼玉西武ライオンズ」にしているのと同じで、「埼玉県のチーム」と強調したかったのだと思われます。

余談ですが、武蔵の国がどこまでの範囲だったかを簡単に調べたところ、埼玉・東京・神奈川(一部)に及ぶ広範囲な国でした。そういうこともあってチーム名に「埼玉」を加えたのでしょうね。

 

ホーム球場は熊谷市の「さくら球場」です。チーム名の「ヒート」は夏の高温が有名な熊谷市が本拠地であることに由来しているわけですが、私はまだ行ったことがありません。

真夏に熊谷で観戦したいと思う気持ちと、熱中症を恐れる気持ちが半々です。まあ、仕事に差し障っては困るので、行くとしたら気候が穏やかな時期を選ぶでしょうがね。(苦笑)

 

今年は田澤投手が在籍して話題になったヒートベアーズ。同じ県内に西武が存在する為、集客に苦労していることでしょう。私は今のところベアーズのホームゲームは「非公式戦」しか観戦していないので、いつか公式戦に行きたいものです。

と、こうやって書くと行きたいところだらけですが、個人で出来ることに限界はあるのでどこまで実現するやら・・・。

 

今回はここでストップ。続きは次回に書きます。

chat コメント 4

  • 茨城県にも昨年「茨城プラネッツ?」とかいうチームができたようです。
    しかしながら県民にはまだ浸透してません。
    私も残念ながら一回も試合は観に行ってません。

    社会人野球と比較してやはり独立リーグのほうが野球の施術」レベルは高いんでしょうね?

    また社会人野球では茨城日産がJABAに野球部の創設を申請したようです。
    結構アマチュア野球界も動きが早いようです。

    • どこのチームも同じようなものですが、県内での認知度・関心度にはバラつきがあります。

      四国IL、BCLのレベルはおおよそNPBの3軍・社会人の企業チームとやった場合では「勝ったり負けたり」と思っていただければ。
      そしてリーグ戦では時々グダグダ試合に当たってしまうことは正直あります。
      なので「高いレベル・高度な試合展開」を主たる目的として行くと「な~んだ・・」となるかもしれません。

      観戦の肝は「そのチームを見守り支える気持ち」と、「チーム内に突出した選手を見つける発掘の楽しみ」になりますね。

      過去に「おっ!」と思った選手がその後ドラフトにかかった時には嬉しかったです。

  • 私はBCリーグはまだ観戦経験がありませんのであまり語る資格はないのですが、私の場合は高校野球で活躍した選手がその後大学で、社会人で活躍して、ひいてはプロ野球でも活躍する、そのような過程を遡ることが好きです。

    一例ですが畔上はHONDA鈴鹿で頑張ってます。福島もHONDAで頑張ってます。

    しかしBCリーグとなると知識がなくそのような選手がいる事すらわかりません。
    またどのようなチームがあり、どのような選手がいるのか?協会の組織とかどうなっているかとか?スポンサーは?とかわからない事が多すぎて?(わかろうとしないだけなのもしれませんが) 汗!

    • 独立リーグに在籍している選手の傾向は以下が多いです。

      1.高校や大学時代に目立った実績が無く、進路が見当たらなかった選手。
      2.大学に進んだものの、何らかの事情で中退した選手。(この中には時々甲子園に出ていた選手がいます。)
      3.一時は野球を諦めたものの、もう一度やり直したいと思った選手。
      4.元NPB選手。
      5.社会人で出番が無く、プレーする場を求めて飛び出した選手。

      まあ、たまたまご自宅から近い球場で試合がある時に「暇だからちょっと一回観てみるか」くらいのお試し観戦でも、と思います。