4年ぶりの大阪ドーム(日本選手権:JR北海道ー東京ガス戦)
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Mr.black
2023年11月16日 12:24 visibility455
先日、大阪ドーム(京セラドーム大阪)で社会人野球日本選手権を観戦しました。
コロナの影響もあって大阪ドームに行くのは実に4年ぶり。かつては近鉄の本拠地であり、その他にもプロアマの様々な試合が行われる野球場なので、開場以来これほどブランクを空けたのは初めてです。
観戦したのはこの日の第一試合。カードは「JR北海道ー東京ガス戦」。これが1回戦最後の試合になります。
1塁側:JR北海道硬式野球クラブ(以下「JR北」)
名称に「硬式野球クラブ」とわざわざ付けてあるように、現在は企業チームではなくクラブチーム化しています。
国鉄がJRに分割民営化される時から「最も条件が悪いのが北海道」と言われており、実際「路線廃止」などのニュースに触れることが多いですね。おそらく他のJR各社と比べても厳しいであろう北海道野球部のドーム帰還。是非見ておきたかったので、休みと合致したのはラッキーでした。
白ユニに黒基調のシンプルデザイン。
マークは左胸に企業ロゴの「JR」、その下に小さく「JR北海道」。
3塁側:東京ガス
こちらは強豪で説明は不要でしょう。
3塁側なので青のカラーユニ着用。
胸マークは三段。
一番上に会社のマーク。その下に二段で「TOKYO GAS」「GROUP」。
試合はJR北の投手陣がピンチで踏ん張って前半を接戦に持ち込みます。6回終了時点でスコアは2-1。東京ガスが僅かに1点リードの展開に。
ただ、惜しむらくは大事な終盤でJR北の守備が乱れたこと。不要な失点が続いてリードが広がっていきます。
一方、打線は東京ガスの投手陣にほぼ完璧に抑え込まれてしまいました。
JR北の得点は3番・南木(なんもく)選手のHRによる1点のみ。結局ヒットはこの1本だけで、あわやパーフェクトかノーヒットノーランを食らいそうな展開でした。
最終スコアは8-1で東京ガスの勝利。2回戦進出です。
<追記>
東京ガスは2回戦で日本生命に3-5で敗れました。
JR北の社歌に「線路はのびる 列車は走る ロマンを求めて」という歌詞があります。
私は鉄ちゃんではありませんが、今の状況を見ていると切なくなる歌詞です。
小さな一個人で何も出来ません。ただ「社員の皆さん頑張ってください」と祈るだけです。そしてチームがまた全国の舞台に戻って来られることも合わせて祈念しております。
最後に運営について2点。
久しぶりに日本選手権に行ったら少し様相が変わっていました。
まず一つ目。上は試合開始時の写真。
以前はホームベース前に集合&挨拶でしたが、スタメンの紹介と同時に各選手がポジションに向かうというスタイルにいつの間にか変わっています。9月のクラブ選手権でもこの手法でした。その時は「クラブ選手権だけ?」と思っていましたが、これが普通のやり方になったのかもしれません。
そして試合終了後は整列&挨拶という従来通りの手法。コロナの時期のどこかでこういうスタイルに変わったのでしょうね。
二つ目はこの大会が「1試合ごとに完全入れ替え制」になったこと。(都市対抗も同様)
以前は1枚のチケットで最大3試合観ることが可能でしたが、今は「1日通し券」を買った人以外は都度チケットを買わないといけません。
料金は一般当日で1試合分1,500円、前売りで1,200円。つまり3試合観ようと思ったら3,600~4,500円必要になります。そして1日通し券はJABAの会員しか買えません。
これはコロナの時に取られた「長時間滞在を防止する為の感染症対策」でしたが、それが常態化してしまったわけです。なので1試合だけ観戦し、隣のイオンで昼食後そそくさと帰路につきました。涙。
でも久しぶりの大阪ドーム観戦は嬉しかったです。
この日は時々雨が降り風も冷たかったので、ドームのありがたさをしみじみ感じました。
結果的にこれが今期最後の野球観戦になりました。
「自分もまた戻って来ますからね~」とドームに挨拶。
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